中井卓大・久保建英

レアルマドリードの下部組織でプレーする中井卓大選手

バルセロナの下部組織出身の久保建英選手

今後の日本代表を背負う違いをプレースタイルから比較していきます。

二人のどちらが上手いのか?果たして日本代表で共存可能か?といったあらゆる面で比較して解説していきますので最後までご覧ください。

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中井卓大と久保建英の違い【ドリブル】

中井卓大選手のドリブル
身長が180㎝でまだ伸びているそうなので、足の長さがあり、両足でボールを扱うことが出来るためにボールキープ能力が非常に高いです。

相手から遠い方の足の外側でボールをコントロールして、届かない位置にボールを置くので体の大きな海外選手相手にもボールコントロールが安定していてロストが少ないですね。

ピッチ中央でボールを受ける際に両周りでターンできますし、ダブルタッチといわれるボールを左右で持ち替えるフェイントを多用します。

この動画の6分10秒以降からのドリブルを見る限り、アウトサイドで横にフェイントするかインサイドでボールを左右に持ち換えるダブルタッチかでドリブルで抜くシーンは横へのフェイントがどとんどですね。

8分からのドリブルも足の裏でのボールタッチのセンスが非凡でキープ力に優れていることが解るでしょう。

久保建英選手のドリブル
身長は173㎝で身長の伸びはもう止まったようです。

左利きでボールタッチは左足に偏っていて体格的に小さいので、ボールロストは少なくありません。

ただし、体が小さい分、メッシ選手のように俊敏性に優れていて相手を抜くドリブルができます。
相手を挑発するようにボールを晒してから緩急を使って抜いていくのが特徴ですね。

この動画の8分からのドリブルが象徴的ですが、緩急を使って相手の前に入り込むドリブルのあと、二人目を抜くダブルタッチもフェイントが小さいのが分かると思います。

相手は守備時ボールと自陣ゴールを結んだ直線上に基本的には立つので、ドリブルで抜く際にはなるべくギリギリ横(もしくは股)を抜くのがゴールへの距離も最短距離で突破が出来ます。

当然ギリギリを狙えばボールロストのリスクも高いですが、抜けた時にはビッグチャンスになります。

また、動画の1分26秒にあるうように右サイドに一度流れるフェイントを入れてから左足アウトサイドでカットインドリブルをしているので切り返しの角度が大きいので、左足でボールを持った時は身体の軸に対して前ではなく真横でボールを持つため半身で相手選手をブロックできるのも特徴ですね。

そのためボールタッチは左足に偏ります。

こういったドリブルがうまいのが久保建英選手ですね。

というわけで二人のドリブルを比較すると中井卓大選手はボールを置く位置はほぼ体に対して真ん中。

両足が使えてボールキープに優れていて失わないドリブルをするのに対して、久保建英選手はボールを置く位置は身体の左側が多く、左足がボールタッチの中心で相手を抜きにかかかるリスクの高い仕掛けを選択する局面が多いですね。

低い位置ではボールキープが安定している中井卓大選手が上。
高い位置ではロストもありますが、抜く能力に優れた久保建英選手が上。

といえるでしょう!

どっちもドリブルは日本人選手の中でトップクラスに上手いです。

少し気になるのは中井卓大選手はドリブルで積極的に仕掛けるシーンが少なくなってきたことです。

前を向ける場面でもバックパスを選択したり、1対1でも横パスを選択する消極的なプレーが多くなってきたのは、状況判断が磨かれたととらえるか、ミスを恐れ始めたととらえるのか難しいところですね。

とにかくまだ若いですから少年時代のように失敗を怖がらずにプレーして欲しいですね。

中井卓大と久保建英の違い【スピード】

中井卓大選手のスピード

中井卓大選手はレアルマドリードの同世代の下部組織の選手と同等程度に身長も高くてスピードもありますね。

久保建英選手のスピード

小柄なので俊敏性が高いですが、トップスピードはJリーグの選手の中でもあまりないといえます。

というわけで瞬間的なスピードでは久保建英選手が上ですが、総合的にスピードがあるのは中井卓大選手といえるでしょう。
ただし、どちらもスピードに関しては特別な能力は持ち合わせていないですね。

日本代表に入ると普通クラスのスピードだと思います。

中井卓大と久保建英の違い【シュート力】

中井卓大選手のシュート
シュート力が高くてミドルシュートが得意です。左足でもそこそこ威力のあるボールを蹴ることが出来ますね。

右にドリブルで流れながらファーサイドに強いボールが打てるのは強みで、久保建英選手の同時期と比較してもキック力に優れていてシュートレンジが長いです。

久保建英選手のシュート
ペナルティーエリア内から得点が多く、ループシュートなど意外性のあるゴールキーパーとの駆け引きに勝つシュートセンスに優れます。

ゴール前での判断力、落ち着きにおいて久保建英選手が上回っていますが、遠い位置からのシュート力では中井卓大選手が上といったところですね。

また、直接フリーキックでは久保建英選手が上で壁の上から落とすカーブボールを操る能力に優れます。

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中井卓大と久保建英の違い【パス】

中井卓大選手のパス
横パスが多く、大きなサイドチェンジも得意ですが、スルーパスを出すシーンは少ないです。
攻撃の組み立て無難にこなすパスが多く、両足を器用に使えて基本に忠実ですね。

久保建英選手のパス
ボールを持ちすぎてパスを出すタイミングを失うこともありますが、意外性のあるスルーパスを出すことも出来て、ドリブルをしながらのパスが上手くてペナルティーエリア内へのパス成功率がJ1リーグ6節終了時点で1位となっています。

ボールを持ちすぎる傾向が強いのもより得点に直結するパスコースが空くまで「待つ」ことができる代償でもあります。
ここが通れば決定機というパスコースを見つける能力に関しては久保建英選手は傑出しています。

パスに関しては圧倒的に久保建英選手が上だと思います。

日本代表で共存したら互いのポジションは?

久保建英選手はトップ下、中井卓大選手もトップ下が適性ポジションかなと思いますが、久保建英選手と中井卓大選手が日本代表で共存するには、より低いポジションでも適性がある中井卓大選手が守備面での能力を高めてボランチでプレーする必要があるかなと思います。

久保建英選手と中井卓大選手は2歳違いで二人ともパリ・オリンピック世代です。

日本代表でも順調に育って行くとともにプレーする日が来るでしょう。

ただし、イタリア代表のトッティ選手とデルピエロ選手、ユーゴスラビア代表のストイコビッチ選手とサヴィチェビッチ選手などスター選手がいっしょにプレーしても機能しないこともしばしばです。

二人ともサイドではなくピッチ中央でプレーすることを得意としていて、スペースではなく、足元にパスを欲しがるので横の関係で起用するならおそらく上手くいきません。(本田圭佑選手と香川真司選手も同様の問題に直面しましたね。)

そこで、二人が共存するには縦関係にする必要があります。

ともにフォワードタイプではないので、体のサイズがある中井卓大選手が低い位置で守備的な役割も担う必要があるのかなと。

横関係では3-4-2-1システムでツーシャドーを組ませるか、「4-3-3」「5-3-2」システムのインサイドハーフで起用すると活きる可能性がありますが、日本代表ではあまり採用されないシステムですから、難しいですね。

ただし、久保建英選手はゴール前で得点に直結するパス、ドリブル、シュートに異才がありチーム内で特別な役割を与えられるタイプなのに対して、中井卓大選手は安定的に上手くて欠点がない選手に成長してきていて、天才ドリブラーだった二人ですがプレースタイル、プレーエリアは異なってきているので、共存はそれほど難しくないのかなと思います。

最後に

いかがでしたか?

今回は日本サッカー界の将来を背負うと期待されている久保建英選手と中井卓大選手の比較をしてみました。

この二人の存在が同世代の意識も引き上げていると思うので、このままパリ世代を引っ張っていってほしいですね。

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