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Jリーグの外国人枠撤廃(5人出場可能)によるメリット・デメリット

Jリーグ・外国人枠撤廃

今回はJリーグの外国人枠撤廃についてまとめていきます。

これまで外国人枠3人+アジア人枠1人で構成されていたJリーグが外国人枠を拡大するようです。

外国人枠は登録無制限で実質制限は撤廃。

試合には5人が出場できるように変更するとのこと。

今回はJリーグの外国人枠拡大に伴うメリットとデメリットについてまとめてみましたので最後までご覧ください。

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Jリーグ・外国人枠撤廃のメリット

それでは、外国人枠撤廃によるメリットを紹介していきます。

外国人選手増加によるリーグのレベル向上

外国人選手が増加することによりJリーグのレベル向上が期待されます。

イニエスタ選手をはじめとしてレベルが高く、日本にいないタレントを連れてくることが出来れば日常的に国内でワールドカップに近いレベルや対戦相手の特徴に慣れることが出来るでしょう。

Jリーグのレベルが低いとは思いませんし、ヨーロッパで元Jリーガ―が活躍していますが、日本代表に選出されるJリーガ―は国際経験が不足していると感じますので、外国人選手が増えることで日本人選手以外の対戦相手への対応能力が上がることが期待できます。

海外放映権収入の増加

Jリーグでプレーする外国人選手が増えることで海外からJリーグを見たいファンが増え、海外からのJリーグの需要が増えることが期待できます。

中田英寿選手がセリエAで活躍したときに多くの日本人が中継を見たように自国の選手の活躍する姿を見たいというのは自然なことです。

例えばタイ代表のスター選手であるチャナティップ選手、ティーラトン選手、ティーラシン選手がJリーグでプレーするようになりタイでJリーグはプレミアリーグに次ぐ視聴者を誇っています。

きっかけになったのは提携国の出身選手で主に東南アジアの国出身の選手を外国人枠から外したことです。

それまで東南アジア出身の選手に興味は示していたものの獲得に踏み切れなかった要因として外国人枠の問題がありましたが、部分的に撤廃したことで東南アジア出身の代表レベルの選手を思い切って獲得する事例が増えたことが成功の理由の一つとして挙げられます。

そこで、提携国以外の国にも門戸を広げることでさらにJリーグの海外視聴需要を増やすことができるでしょう。

また、2019年でスカパーとの海外放映権契約が切れることから大型契約を締結することも視野に入っているのかもしれませんね。

海外での露出が増えると広告価値が高まるので広告料収入の増加につながり、各クラブの予算規模を大きくすることも可能になるでしょう。

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世界的ビッグクラブの誕生?

外国人枠の撤廃に伴い、ワールドクラスの選手を5人出場させることが可能になるとチームの強さとしてヨーロッパの強豪と対等に張り合えるクラブが誕生することも可能。

2016年クラブワールドカップ決勝で11人全員が日本人選手で臨んだ鹿島アントラーズが決勝まで勝ち進みレアルマドリードと互角の試合を演じたのは記憶に新しいです。

そこにワールドクラスの外国人選手を加えることで、強さという意味でヨーロッパの強豪に引けを取らないクラブがJリーグから出てくることもあり得ない話ではないでしょう。

Jリーグ・外国人枠撤廃のデメリット

それでは、Jリーグの外国人枠撤廃のデメリットを紹介していきます。

日本人選手の出場機会の減少

外国人選手が増えることで日本人選手の出場機会が少なくなるのは必然といえます。

J2、J3を含めてチーム数が増えていることから試合に出場できる日本人選手の数は変わらないとの見方もありますが、Jリーグは代表選手の育成という使命を負っているので選手が伸びない環境にならないか?という懸念があります。

また、外国人選手ばかりでファンは応援する気持ちが失せないかという心配もありますね。

格差拡大への懸念

外国人選手枠撤廃により、「優れた外国人選手を獲得できる豊富な資金力を持つチーム」と「日本人選手しか獲得できない予算規模の小さいチーム」の間で格差拡大が懸念されます。

チーム間の実力差が少ないことで、どこが勝ってもおかしくないスリリングな魅力があるJリーグの良さが失われてしまう可能性がある一方で競争が激化されてJリーグが全体的に成長できるという見方もあるので意見が分かれています。

資金力のあるチームがより強くなることで上に行く可能性が無くなってしまうのであれば、さみしいですね。

ACLとのレギュレーションに違いが生まれる

Jリーグの上位チームがアジアナンバーワンを決めるアジアチャンピョンズリーグに出場するために現在Jリーグは外国人枠はアジアチャンピョンズリーグと同じに合わせています。

しかし、Jリーグの外国人枠が撤廃されるとJリーグでは出場できてもアジアチャンピョンズリーグでは出場できない外国人選手が出てきてしまいますね。

チームのベストメンバーでアジアチャンピョンズリーグに臨むことが出来なくなることで試合に勝てなくなってしまうのでは?という懸念があります。

最後に

いかがでしたか?

今回はJリーグの外国人枠撤廃に伴う変化についてまとめてみました。

個人的には日本人選手は枠によって守ってあげないと外国人選手にポジションを奪われてしまうという段階をすでに卒業していると感じます。

日本人選手と外国人選手を同じ土俵で競争させることで日本人選手の育成にもつながるでしょうから外国人枠撤廃には賛成です。

チームの半数が外国人選手になることで選択できる戦術も幅が出てくるでしょう。

Jリーグとは対照的に日本サッカー協会は外国人枠撤廃には消極的な姿勢を示していて、結局枠は変わらずというという可能性も残されていますので今後の動向に注目です!

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