オリヴェイラ

今回は浦和レッズの新監督に就任が決まったオズワルド・オリベイラ監督の特集です。

2007年から鹿島アントラーズをJリーグ初の3連覇に導いた名将がJリーグに帰ってきます!

そこで、鹿島アントラーズ時代のサッカーから新生浦和レッズの戦術と基本フォーメーションを考えていきたいと思いますので最後までご覧ください!

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オリヴェイラ監督の戦術とは?

オリヴェイラ監督の戦術は前線のフォワードから連動したプレッシングで高い位置でボールを奪いショートカウンターが鹿島アントラーズでは基本戦術でした。

元々フィジカルコーチ出身のオリヴェイラ監督はコンディショニング調整に優れています。

ミーティングでビデオを流したり怒ったり褒めたりとあらゆる手段で選手を鼓舞する事によって相手より走る、相手より戦う集団にチームを変えたうえでハイプレス戦術を行い、インテンシティで相手を圧倒するのが得意パターン。

オリヴェイラ監督が鹿島アントラーズで一時代を築いた時期は、Jリーグはオシム監督やFCバルセロナの影響でポゼッションサッカーがトレンドでボールを低い位置からつなぐチームが多い印象です。

また、ボールを持たせてプレッシングをかける方法が上手くハマっていたんですが、オリベイラ監督が去ってからの10年間でJリーグ全体もレベルアップしているのでオリベイラ監督もさらにレベルアップした戦術を見せてほしいですね。

鹿島アントラーズ時代にオリベイラ監督の下でプレーした興梠慎三選手の存在がチームの戦術浸透を早めてくれると思います。

システムや基本フォーメーションは?

オズワルド・オリベイラ監督の鹿島アントラーズ時代の基本フォーメーションとなるシステムはブラジル伝統の4-4-2です。

浦和レッズでも4-4-2でいくでしょう。
オリヴェイラ・フォーメーション

ただし、浦和レッズは2012年~2017年のミハイロ・ペトロヴィッチ監督時代と2004年~2006年のギド・ブッフバルト監督時代の二つの黄金期がどちらも3バックだったのでサイドバックの人選には苦労しそうです。

右サイドバックには橋岡大樹選手、左サイドバックには荻原拓也選手のルーキーコンビがポジションを奪う可能性もありますね。

また、4-4-2はJリーグでは浦和レッズで指揮をとってきたミハイロ・ペトロヴィッチ監督を筆頭に攻略が進んでいて2トップに対してボランチを落としたりして3枚でプレスを回避してから攻撃をスタートさせるやり方が浸透していますので、10年間のJリーグの戦術的な進化に対してどう対抗するのかは見どころです。

10年前にはハマっていた前線からのプレッシャーがハマらずに走らされてしまう試合が続くとポゼッションスタイルに慣れた選手から不満の声が上がる懸念もありますね。

4-4-2が再評価されたのは近年ではプレミアリーグではレスターシティ、スペインリーグではアトレティコマドリード、ブンデスリーガではRBライプツィヒですが、3チームともショートカウンターだけではなくロングカウンターを得意としてヴァーディ―選手、ジエゴ・コスタ選手、ヴェルナー選手といった背後のスペースで独走できる選手を保有しているのが特徴でした。

これは前線が2枚だとボールを失ったときにプレッシャーをかけてもどうしてもサイドに逃げられたときに押し込まれてしまうので自陣に引いてロングカウンターのオプションが必要になるからですね。

浦和レッズにこの役割が出来る選手がいないところは懸念材料といえそうです。

背後に独走できる選手がいない以上は戦術的に全体をコンパクトに押し上げて守備をするメカニズムがチームに必要ですが、オズワルド・オリベイラ監督が鹿島アントラーズの監督を退任してから、ブラジルリーグで目立った活躍がないのがかなり気がかり。

戦術的なトレンドに適合できていない可能性も考えられます。

10年前に凄かった監督が全く勝てなくなることはサッカー界ではよくあることですから心配なポイントですね。

また、チームの中心の柏木陽介選手のポジションが4-4-2だとどこになるのか使いどころが難しいです。

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日本代表監督候補に挙げられてきた理由って?

そんなオズワルド・オリヴェイラ監督ですが日本代表監督候補にも挙げられてきました。

その理由はというと、2007年、2008年、2009年、鹿島アントラーズをJリーグ史上初となる3連覇をもたらした実績が大きいですね。

また、結果を出していた時期が批判が多かった岡田武史監督体制の時期と被っていたため、オリヴェイラ監督に日本代表をやってもらいたいと感じるファンが多かったからだと推測されます。

ただし、日本代表のポゼッションスタイルのサッカーとはかなりスタイルが違うのと鹿島アントラーズから引き抜く必要性があったので実現性は乏しかったなのではないでしょうか。

最後に

いかがでしたか?

今回は浦和レッズの新監督に決まったオズワルド・オリベイラ監督の特集でした。

浦和レッズは2012年から世界的に見ても特殊で進歩的なポゼッションサッカーをミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で構築してきましたがオリベイラ監督はスタイルとしては真逆。

オリベイラ監督の招聘はミハイロ・ペトロヴィッチ監督が作った浦和レッズのサッカーは捨てるというメッセージでしょう。

選手もオリベイラ監督がやりたいサッカーに適している人材とはミスマッチが多いかなという印象。

チームの再建には時間がかかると思いますが、10年前にJリーグの天下を取った監督が帰って来たことで10年間のJリーグの進歩、変化を考えることが出来るという意味でもオリベイラ監督が浦和レッズをどう変えていくのか興味深く見ていきたいと思います。

これからもJリーグとオリベイラ浦和レッズから目が離せないですね。