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宮本恒靖監督(ガンバ大阪)の戦術はどうなる?選手起用も気になる

宮本恒靖

今回はJリーグ2018低迷に苦しむガンバ大阪のクルピ監督が解任

後任としてガンバ大阪の新監督に就任したツネ様こと、宮本恒靖監督の特集です。

宮本恒靖新監督の下、ガンバ大阪の戦術はどうなっていくのか、また、選手起用についても考察していきますので最後までご覧ください!

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宮本恒靖の戦術を予想!

そんな宮本恒靖監督はガンバ大阪U23を指揮していましたが、まだトップチームの監督経験はありません。

チーム再建にどんな戦術で挑むのかが注目されますね。

宮本恒靖新監督は、現役時代からのプレーや引退してからの仕事、言動を見る限り、おそらく戦術的に特定のイデオロギーがあるタイプではないと思います。

ガンバ大阪U23でもトップチームに人材を輩出することを目的にシステムやサッカーの志向を柔軟に合わせていました。

クルピ監督は自由を選手に与えていたので、クルピ監督時代のシステムやサッカーをベースにしつつも細かいところを整理して選手に任せるところと、チームの約束事を整理していくという手法でチームを作っていくでしょう。

ラインコントロールやチャレンジ&カバーといった守備の原則を徹底していくと思いますね。

また、前々監督の長谷川健太さんが用いていたゾーンディフェンスを整備すると予想します。

そして、良い守備から攻撃に繋げていくという方向性でチームを作っていくでしょう。

シーズン途中からの就任であることを考えると、これが一番現実的な選択肢だからです。

システムは4-4の2ラインを作ってゾーンディフェンスがやりやすい4-4-2か4-4-1-1となるでしょう。

宮本恒靖監督就任で選手起用は変更される?

宮本恒靖新監督の就任で起用される選手も変わっていくでしょうけど、一番のポイントとなるのは遠藤保仁選手

2018年で38歳となり運動量、スプリント能力は低下しており、守備面で中盤のフィルターとなれていない遠藤保仁選手の使い方は宮本体制で一番の見どころですね。

現役時代からチームメイトだった二人ですから、気を遣わずにスタメンを外しやすいのかなと思いますし、良く知っているからこそ最適な起用方法を見つけ出してくることを期待しましょう。

あとは、8月中旬から9月頭にかけてアジア大会で離脱するエースストライカーの韓国代表ファン・ウィジョ選手と怪我から復活してきたアデミウソン選手の起用方法ですね。

どちらもJリーグ屈指の得点能力があるだけにどちらかをサブに回すのか、共存を選ぶのかも見どころです。

また、U-23チームを見てきた宮本恒靖監督は若手選手の抜擢も期待されていますね。

個人的には、高江麗央選手、井出遥也選手、中村敬斗選手、初瀬亮選手の4人に注目しています。

クルピ監督の戦術はガンバに機能しなかった理由

クルピ監督は基本的に選手に自由を与えて任せるタイプの監督でセレッソ大阪では香川真司選手、乾貴士選手、清武弘嗣選手、山口蛍選手など若手育成に長けていることで知られる名将です。

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ガンバ大阪で機能しなかった理由は

  • ・高速化、戦術家が進む近代サッカーの流れに逆行していること
  • ・自主性を与えたことで長谷川健太監督時代に3冠を達成したベテラン選手が中心となり、若手選手の抜擢がうまくいかなかったこと

が理由として挙げられます。

セレッソ大阪時代はベテラン選手もいなくなりJ2に落ちたチームを若手中心に切り替えましたが、ガンバ大阪ではベテラン選手がまだ中心だったことがクルピ監督が機能しなかった理由でしょう。

J2に落ちてもいいから世代交代を推し進めていくのか、ベテラン依存でも上の順位を狙うのかという目標設定があいまいだったのはフロントの責任でもあるのではないでしょうか。

ガンバ大阪の狙い

宮本恒靖監督に交代させたガンバ大阪にはチームの元レジェンドに火中の栗を拾わせる形での監督就任に否定的な声もあります。

ただ、宮本恒靖監督はガンバ大阪のU23監督をしつつクルピ監督時代からコーチとして入閣していたので次期監督としてのレールはすでに敷かれていたと思いますし、トップチームの監督を預けるうえで良いポジションに据えていたといえます。

ジダン監督もグアルディオラ監督もBチームの監督として経験を積んでトップチームの監督となっていますし、個人的には悪くないと思います。

残り17試合で現在16位ですが、ガンバ大阪の戦力を持ってすれば残留は難しいミッションではないです。

とくに攻撃陣はタレントは居ますから守備を整えれば残留は出来るだろうと思いますし、元ディフェンダーの宮本恒靖監督に任せるのも理にかなっています。

残留を決めると翌シーズンから宮本恒靖監督の下で世代交代を押し進めていこうというのがガンバ大阪の狙いでしょう。

また、ホームの吹田スタジアムは選手と観客の距離が近くサポーターが冷めていると選手に伝染するので、イケメンで選手時代から人気も高かった宮本恒靖監督に代えて、チーム内だけではなくサポーターの雰囲気も変える力があると思います。

実際、J2に落ちていたジュビロ磐田を雰囲気から全盛期に戻した名波浩監督の例もあるので、チームのレジェンドを監督にする効果は人心掌握に優れた監督であれば大きいです。

次期日本代表監督の期待もある方なのでお手並み拝見という感じでしょうか。

最後に

いかがでしたか?

今回はガンバ大阪の宮本恒靖新監督の戦術や選手起用について考察してみました。

基本的に解任してから10試合はチームの獲得する勝ち点は上がり、以降は下がっていくという統計データがあります。

「解任ブースト」と呼ばれるものなんですがJリーグでもその傾向はあります。

一時的には雰囲気は向上しますが、持続するかは新監督の腕次第というのがシーズン途中の監督交代ですから、残り17試合のうち最後の7試合で宮本恒靖監督の真価が問われるでしょう。

心配なのはセンターバック出身の監督の成功例は世界的に見ても少ないことです。

日本でも基本的に上手くいっているといえる監督はいないですね。

一番の成功例を探してももアビスパ福岡の井原正巳監督ぐらいでしょうか。

例外はイングランド代表をロシアワールドカップで率いたサウスゲイト監督。

センターバックにも攻撃参加が求められるようになった世代で、身体能力に頼らず頭脳派として勝負してきたという点でサウスゲイト監督と宮本恒靖監督は共通しているので次期日本代表監督の声があがるくらいの活躍を期待しています!

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