こんにちは!
今回はレアルマドリードからセビージャへレンタル移籍中。22歳でスペイン代表に待望論が上がっているレギロン選手について特集。
レアルマドリード不動の左サイドバック・マルセロ選手の後継者になれるかどうかを、プレースタイルから考えてみました。
また、これまでの成績情報もまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!
最終更新日2019年9月26日
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レギロン(セビージャ)の基本情報
- 選手名:レギロン
- 所属クラブ:セビージャ(保有元レアルマドリード)
- 背番号:23
- ポジション:左サイドバック
- 身長:180㎝
- 体重:67㎏
- 利き足:左
8歳でレアル・マドリードの下部組織に加入 2018-19シーズンからトップチームに昇格 。
2018-19シーズンは、マルセロ選手、テオ・エルナンデス選手の怪我の穴を埋めて5試合に出場して評価を高めました。
2019~2020シーズンはこの5試合で名声を高めてセビージャへの期限付き移籍。現在、レギュラーポジションを掴んで大活躍中です!
スペイン代表歴はありませんが、今後いつ選ばれてもおかしくない活躍をしています。
プレースタイル・身体能力(左サイドバックに必要な特性を持っている)
180㎝とサイドバックとして十分な高さを持っていて、左サイドバックで武器になる左利き。
スピード、スタミナにも優れているので、左サイドバックとして必要とされる身体的な能力を持っています。
課題を挙げるとすれば俊敏性ですね。
サイドでのドリブル対応で弱さがあるので、ステップワークやポジショニングで改善させたいところ。
プレースタイル・左足のキック精度
左利きでロングキックの精度が高く、アーリークロスを得意としています。
1分51秒からのシーン。
この低い位置からラストパスを出すことが出来るのは大きな武器。
相手がアーリークロスを警戒して前に出てくると、裏のスペースが空いてきます。特に逆サイドの大外ファーサイドが狙い目ですが、このシーンではスペースに入ってくる選手がいません。
レアルマドリードは右サイドからのクロスボールでクリスティアーノ・ロナウド選手をターゲットに得点を決めてきたチームなので、配置的な相性の悪さが否めません。
5分24秒からのシーンでは正確なサイドチェンジを通していますね。この正確な左足のキックは、チームとして使えば武器になります。
プレースタイル・インナーラップ
1分9秒からのシーンでは左サイドハーフがサイドに張っていて、センターバックのスライドが間に合っていないので、ハーフスペースと呼ばれる大外と中央の間のレーンに飛び込んでいますね。
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同一レーン上に選手が並ばない「5レーン理論」と呼ばれる近年のトレンドとなっている攻撃戦術をしっかり、踏まえてプレーできています。
22歳と若く、名門レアルマドリードの下部組織出身なので、戦術眼は鍛えられているという印象。
戦術的バランス感覚に優れ、前列の状況により、サイドを上下するバランサーですね。
プレースタイル・レアルマドリードの左サイドバックにふさわしいのか
レギロン選手の保有元レアルマドリードで、左サイドバックとしてレギュラーポジションを取るためにはハードルが高いですね。
というのもレアルマドリードというチームが左サイドバックに求める能力が特殊だからです。
レアルマドリードで活躍した左サイドバックといえば、ロベルトカルロス選手、マルセロ選手。ふたりともブラジル人でウインガーのようなドリブル突破が武器。
攻撃ではウインガー、守備ではサイドバックと一人二役をこなすことができる世界最高峰の逸材です。
ロベルト・カルロス選手の場合は、一列前のジダン選手が中央で司令塔となるので、サイドでの仕掛け役を担いました。
マルセロ選手とクリスティアーノ・ロナウド選手の関係も同じ。
クリスティアーノ・ロナウド選手がゴール前でストライカーとして振る舞う分、サイドからの仕掛けはサイドバックの役割となるのです。
レギロン選手は、ドリブル突破が得意なタイプではなく、ロベルト・カルロス選手やマルセロ選手のような超攻撃的サイドバックではありません。
レギロン選手は8歳からレアルマドリードの下部組織で育っていますが、
- サブとしてチームに貢献するか
- 他のチームでレギュラーとして活躍するか
をいずれ選択せざるを得ないでしょう。
レギロン(セビージャ)の成績情報
トランスファーマーケットドットコムによると、レギロン選手の市場価値は2200万ユーロで25億円程度となっています。
プロ通算122試合出場11得点8アシスト。
32回のイエローカードは、かなり多いですね。
リーガエスパニョーラでの出場試合数はまだ20試合足らずで経験値は少ないですが、25億円の値段が付いているのは22歳で将来性を評価されているからでしょう!
最後に
今回は、レアルマドリードからセビージャにレンタル移籍しているレギロン選手について紹介しました。
- 左足のクロスボール
- バランサータイプ
という特徴を挙げました。
スピード、スタミナがありますし、戦術的なバランスが取れるので、個人打開能力の高いドリブラータイプの左ウイングと組むと相性が良いですね。
例えば、噂になっているネイマール選手をレアルマドリードが獲得するなら、相性抜群です。
というわけでレギロン選手は、今後の移籍市場でも注目の的になることは間違いないかと!
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