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なでしこジャパン2019の注目選手を7選【女子W杯の主役達】

なでしこジャパン2019の注目選手

なでしこジャパン2019の注目選手!

ということで今回は2019年フランスワールドカップに挑むなでしこジャパンの注目選手を7人紹介していきます!

高倉麻子監督が就任してから、がらりと顔ぶれが変わったことで選手の顔と名前が一致しない方も多いと思うので、なでしこジャパンのチームの主役になりそうな選手達をまとめていきます。

最後までご覧ください。

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なでしこジャパン2019の注目選手を7選

直前のヨーロッパ遠征にこれまで中心選手と見られていた川澄奈穂美選手、岩渕真奈選手、田中美南選手、宇津木瑠美選手、阪口夢穂選手が外れていて、まったくメンバーもレギュラーも読めないなでしこジャパンですが、おそらくフランスワールドカップに挑むチームで主力クラスで活躍するであろう選手を7人紹介していきます。

熊谷紗希

なでしこジャパンキャプテンで28歳のセンターバック。

女子サッカークラブ世界一のリヨンでレギュラーポジションを掴んでいるワールドクラスのディフェンダー。
海外で培われた対人守備能力の高さはなでしこジャパンでは別格の存在感を放っています。

2011年ドイツワールドカップ優勝当時は若干20歳でしたが、いまや数少なくなったワールドカップ優勝経験者であり、若いディフェンスラインを引っ張っていく統率力が求められます。

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長谷川唯

2014年U17ワールドカップでシルバーボール(準MVP)に輝いた長谷川唯選手は22歳となり、なでしこジャパンの攻撃の核を担いつつあります。

左サイドから中央にポジション移動してボールを受けることで相手の守備ブロックの中に進入する役割を担います。
広い視野と判断の速さ、テクニックを持ち合わせたパサーです。

高倉麻子監督が就任してからのなでしこジャパンの得点の多くは長谷川唯選手が絡んでいますね。

スピード、フィジカルを前面に出すタイプが多い世界を見渡しても女子サッカー界にあまりいないタイプで、日本サッカーらしさを凝縮させた選手といえると思います。

長谷川唯選手を活かすことができるかがなでしこジャパンのテーマの一つだと個人的には感じています。

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清水梨紗

日テレベレーザ所属の22歳の右サイドバック・清水梨紗選手は無尽蔵のスタミナとスピードを持ち、オーバーラップが持ち味の攻撃的サイドバック。

アジアカップでは守備面で成長をみせて、右サイドバックのレギュラーポジションを勝ち取っています。
ビルドアップ時にサイドバックが高い位置を取る戦術なので、清水梨紗選手が高い位置でプレーできているときは戦術的に機能しているといえるでしょう。

攻撃時のドリブル、クロスボールにさらに磨きがかかるとワールドクラスの右サイドバックに成長できるでしょう。

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横山久美

アジアカップ決勝でオーストラリアに対して決勝点を決めたストライカー。

ドリブル、シュートがストロングポイントで思い切りの良いプレーでフィニッシュ局面での仕事を担います。

両足で強烈なシュートを放つことが出来るのでスーパーゴールが多いですが、オフザボールでの動き出しの質を上げてワンタッチゴールを増やしたいですね。

また、ポストプレー、前線からの守備においてチームに貢献をさらに求められていますが、エースストライカーとして期待されている証拠ですね。

育成年代からドリブル、シュートは凄かった未完の大器が25歳となりプレースタイルが固まってきていて総合的に選手として最も良い時期に差し掛かってきているといえるでしょう。

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鮫島彩

ドイツワールドカップ優勝メンバーの鮫島彩選手は31歳となりベテラン組としてチームに安定感をもたらします。
攻撃的左サイドバックから経験を重ねてセンターバックもこなす守備職人に変貌。

全盛期のスピードには陰りが見えますが、守備能力が経験とともに上がっています。

現状、左サイドバックでも左センターバックでも実力ナンバーワンでしょう。
鮫島彩選手をどちらに起用するのか?は注目です。

高倉麻子監督としては二人いて欲しいというのが本音でしょう。

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中島依美

INAC神戸の中盤を仕切っている28歳のユーティリティープレーヤー。

左右両足で高精度のキックを持っていて、基本技術が高く、運動量も豊富で守備でも貢献できるため中盤ならどこでもプレーできます。

なでしこジャパンでは右サイドハーフでの起用が濃厚です。
キック精度の高さという部分で宮間あや選手の不在を補うことが期待されます。

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山下杏也加

日テレベレーザ所属の23歳のゴールキーパーはレギュラーポジションを手中に収めつつあります。

高倉麻子監督が就任して若手ゴールキーパーが横一線だった状態からアジアカップでビッグセーブを連発して信頼を勝ち取っています。

左利きでビルドアップ能力が高く、カウンターアタックの起点にもなることが出来る現代的なスタイルですね。

気が強く、反射神経が良いので相手との距離を詰めてシュートストップする勝負師の一面もあります。

ハイボール処理に若干の不安がありますが、大舞台でも臆さないメンタリティーを持っているので経験と自信が大会中に蓄積されるとアジアカップの時のように大会中に一皮むけるかもしれません。

なでしこジャパンの世代交代で思うこと

なでしこジャパンがここ数年行ってきた世代交代について思うことは「まだまだ実力があるベテラン、中堅世代を疎かにして若手を起用しすぎではないか?」という部分です。

2019年のフランスワールドカップに挑むなでしこジャパンのメンバーは23歳から24歳の平均年齢となると予想されます。

2011年ドイツW杯優勝当時は平均年齢が25.6歳。

2015年カナダW杯準優勝の時の平均年齢は27.7歳でしたから、相当に若いメンバーとなっています。

若ければよいというものでもなく、男子のロシアワールドカップでは日本代表の平均年齢は28.6歳でおっさんジャパンと揶揄されましたが、ベスト16進出という結果を出しています。

ロシアワールドカップで日本代表の平均年齢は32チーム中8番目の高さで、全体の平均年齢は27~28歳だったことを考えると、3年前に高倉麻子監督が就任した時点でなでしこジャパンが至上命題とされた「世代交代」ですが、ドイツワールドカップ優勝メンバーの黄金世代が長く代表にいただけで、実は平均年齢としては、そこまで高くはなかったわけです。

2014年にU17ワールドカップを制した世代が22歳、21歳。

2018年にU20ワールドカップを制した世代が20歳、19歳ですからこの若い世代に高倉麻子監督が期待するのも当然ですが、「ここまで急激な世代交代が必要だったのか」という疑問もあります。

とにかく強化の段階で若手を試すのは必要ですが、本番のワールドカップに臨むメンバーが若手中心と決まっているのであれば、年齢ではなく勝てる可能性の高い選手を中心に実力で決めて欲しいかなと思いました。

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最後に

いかがでしたか?

今回はなでしこジャパン2019の注目選手ということで女子サッカーワールドカップ2019で注目される選手をまとめてみました。

直前の強化試合では後方からビルドアップを試みるもミスから自滅する試合が続いていますが、高倉麻子監督はアジアカップの時のようにビルドアップをある程度諦めてロングボールを活用するリアリストとしての側面もあるので本番では理想と現実のバランスを取ってくれると思います。

2011年以来の優勝を期待しましょう!

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