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【動画あり】安西幸輝のプレースタイルを4つの視点から徹底解説!

安西幸輝

東京ヴェルディユースから東京ヴェルディトップチームに昇格して2018年鹿島アントラーズに移籍して2019年に日本代表に初選出された安西幸輝選手。

リオデジャネイロオリンピック世代の年少組でオリンピック世代の日本代表にはあまり縁がなかったですが、2018年のクラブワールドカップの3位決定戦のリーゼルプレート戦でのパフォーマンスで国際試合でも通用する能力を見せつけて注目を浴びました。

そんな安西幸輝選手のプレースタイルを4つの視点で徹底解説していきますので最後までご覧ください。

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安西幸輝のプレースタイル【ポジション】

まずはプレー集をご覧ください!

安西幸輝選手のポジションはサイドバックが本職で右サイドがどちらかと言えば得意ですが、左サイドでも遜色なくプレーできます。

また、左右のウイングバックでもプレーできますし東京ヴェルディ時代はボランチでもプレーしていました。

ユーティリティープレーヤーであり、複数のポジションでプレーできることは左右両足の基本技術の高さと戦術眼の高さを証明していますね。

森保一監督は左右のサイドができることと3バックにシステムを変更した際にウイングバックで起用できるところを評価していると予想できます。

安西幸輝のプレースタイル【身体能力】

身長は172㎝と小柄ですがスピードと運動量に優れます。

走行距離は90分で11キロ~12キロでスプリント回数は20回を超えることも少なくありません。

身長は小柄ですが空中戦や競り合いが弱いわけではないですね。

スピード、スタミナ、パワー、ジャンプ力といった身体能力は総合的にみて高いレベルにあると思います。

安西幸輝のプレースタイル【攻撃スキル】

鹿島アントラーズのチームメイトで元日本代表不動の右サイドバック内田篤人選手は安西幸輝選手が日本代表に初選出された際に

「攻撃は、長友さんや酒井宏樹よりも良いよ。それはもう、ハッキリ言えるわ!」

とコメントして攻撃面の能力を絶賛しています。

推進力が高いドリブルや左右両足でのキック精度、キック力、サイドチェンジされたボールのトラップ精度が素晴らしいですね。

とくに個人技重視の育成で知られる東京ヴェルディユース出身だからかドリブルでの仕掛けが積極的でスピードに乗った状態でも技術やプレー判断がぶれないところはディフェンダーとしての攻撃能力としては日本人選手の中ではトップクラスといえるでしょう。

攻撃では左サイドからカットインドリブルでシュートという得点パターンがありますね。

安西幸輝のプレースタイル【守備スキル】

スピード、俊敏性、スプリントを繰り返すスタミナを持ち合わせていて守備で相手を追いかけて走る能力は高いですね。

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東京ヴェルディ時代にスペイン人ロティーナ監督がゾーンディフェンスを教えて組織的な守備面でのポジショニングが良くなりました。

鹿島アントラーズに移籍してからは対人守備能力に磨きをかけていて守備の個人能力や判断力を高めています。

内田篤人選手に「背中でパスコースを切りながらプレッシャーをかける」とプレッシングのコツを教わったエピソードを明かしていますが、東京ヴェルディ時代は持ち前の運動量を攻撃に活かすための効率的な守備を学び、鹿島アントラーズに移籍してボールを奪うための守備がうまくなっている印象を受けます。

上記の通り内田篤人選手は「攻撃は長友、酒井より上」というコメントは守備はまだ足りないという意味でもあるので、守備面でさらに日本代表での経験を活かして向上していけば日本代表に定着できるでしょう。

気になるのが左サイドで守備しているときのスライディングに行く足が右足となっていて逆になることが多いことです。

必ずしも左が正しいわけでもないですが、相手に近い方の足でのタックルは相手に先を行かれたときに最後の手段としてボールを触りに行くときに行うものですが、安西幸輝選手の場合はパスコース、シュートコースに入ってブロックする際にも相手に背中を向けて右足でスライディングしているので、キックフェイントされるとあっさり置き去りにされるでしょう。

守備の対応を見ると右サイドの方が違和感が無いです。

複数のポジションで起用されることでこのような細かいところにほころびがあるところは課題といえるでしょう。

また、ドリブル対応時にスピードに自身があるので縦のコースを大胆に空けていて中を切ることが多いですが、安西幸輝選手よりスピードがある相手だとこの守備ではやられてしまいますね。

内田篤人選手は

「長友さんと宏樹(酒井)が(代表に)いないのはちょっと残念。アイツに足らないものを彼らは持っているから」

とコメントしているのもこのあたりに課題があると見ているのかなと思いますね。

鹿島アントラーズのサポーターの方も守備が課題と見ているようです。

最後に

いかがでしたか?

今回は鹿島アントラーズの安西幸輝選手のプレースタイルを解説しました。

超攻撃的サイドバックとして注目されていた安西幸輝選手が日本代表に選出されて代表基準のの守備を身につけることが出来れば、長友佑都選手、酒井宏樹選手の二人からポジションを奪うことも可能な逸材だと思いますので成長に注目したいですね。

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