今回はガンバ大阪に加入が決定した元スペイン代表のスサエタ選手の特集です。
アスレチックビルバオで長年活躍してきて、スペインリーグが好きな日本人にファンが多い選手で、 イニエスタ選手ほどの話題はありませんが、かなりの実力者が jリーグにやってきました。
スサエタ選手のプレースタイルやこれまでの成績情報についてまとめてみましたのでぜひ最後までご覧ください。
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スサエタ(ガンバ大阪)のプロフィール
マルケル スサエタ選手 ガンバ大阪へ完全移籍のお知らせ https://t.co/lycxcJnJVh #ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA pic.twitter.com/NzAZrRCP17
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) September 9, 2019
- 選手名:スサエタ
- 所属クラブ:ガンバ大阪
- 背番号:14
- ポジション:右ウイング、左ウイング、右サイドハーフ、左サイドハーフ、右ウイングバック、左ウイングバック、インサイドハーフ
- 身長:179cm
- 体重:68kg
- 利き足:右
ポジションはサイドアタッカーなので右サイドハーフが最も得意ですが、左でも問題なくプレイできます。
サイドハーフだけではなくてウイングウイングバックでもプレイできると思いますしインサイドハーフでもプレイできるでしょう。
ガンバ大阪での背番号はアスレティック・ビルバオ時代から馴染みのある14に決定しています。
プレースタイル・身体能力は平均的
身長は179㎝とやや小柄で体格も細め。スピードも平均的で身体能力は高くありません。
それでもサイドを上下動できる運動量と戦術眼があり、的確な場所に攻守にポジショニング出来て、チーム貢献度は高いです。
俊敏性があって相手を抜ききらずに、俊敏性でボール一個分でも前に出るとそこからセンタリングを上げることが出来ます。
プレースタイル・キック精度の高さはワールドクラス
スサエタ選手のプレースタイルは一言で言えば「クロサー」とまとめることが出来ます。サイドから正確なボールを絶妙のタイミングで供給するアシストキング。
ドリブルでサイドを突破しながらも柔らかいセンタリングを上げることが出来ることが特筆すべき能力で縦方向に走りながら真横にボールを蹴ることが出来るんですね。
この動画の2分5秒あたりからのプレーからも分かるように「抜ききらずに上げる」プレーは低くて強いボールはわりと簡単ですが、スサエタ選手の場合はふわりとしたボールの質に特徴があります。
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サイドを縦に突破させられると中央のディフェンダーは、ゾーンディフェンスの定石なのでニアサイドに寄りますね。
そこにふわりとディフェンダーの頭の上をボールが超えていくとファーサイドで簡単にゴールを陥れることができるわけです。
またスサエタ選手は左右両足でクロスボールを供給できるサイドのスペシャリスト。先程の動画の30秒からのシーンでも左足で正確なクロスボールを供給しています。
データサイトwhoscored.comもスサエタ選手のvery,strongの項目にセットプレーのキックとクロスの二つを入れています。
プレースタイル・ボールを見ずとも正確なドリブルテクニック
ドリブルの姿勢が良くてボールを体幹直下に置き、テクニックに自身があるのでボールをあまり見ないままのドリブルが特徴。
▼ボールを見ないで相手を見ているのでこんなプレーも見せてくれます。
また、正確なクロスボールもボールに視線を落とさずに、味方選手の動きを最後まで見て蹴っているので、ピタリと合うわけですね。
ダブルタッチを多用するフェイントは派手さは無いですが、左右両足でキック精度が高いので有効です。
スサエタ(ガンバ大阪)の成績情報
トランスファーマーケットドットコムによるとスサエタ選手の市場価値は600万ユーロで約7億円。ガンバ大阪は契約切れのタイミングで移籍金0で獲得したのでお買い得でしたね。
2019年、クラブ史上5人目となるクラブ通算500試合出場を達成。しかし、シーズン終了後にクラブからの退団を発表。
在籍した14年間で507試合56得点87アシストを記録したアスレティック・ビルバオのレジェンドです。
ビルバオはバスク純血主義であり、ビルバオ出身の選手はスペインリーグの他のチームには移籍しにくいようですね。
下部組織からのクラブレジェンドであるスサエタ選手ならなおさら移籍先は限られていたかと。そこでガンバ大阪がうまく獲得した格好です。
半年契約で契約延長のオプション付きと発表されているので、半年で実力を証明してJリーグで長くプレーして欲しいですね。
スペイン代表キャップは1ですが、イニエスタ選手、ダビドシルバ選手など中盤にタレントぞろいだった世代なので、少ないだけです。実力的には間違いなくワールドクラスの選手!
最後に
今回はガンバ大阪に電撃加入したスサエタ選手について紹介しました。
イニエスタ選手ほど話題性はないですがまだ31歳で、全くプレイも衰えていないのでリーガエスパニョーラでも今シーズン素晴らしいプレーを見せていました。 jリーグでもワンランク上のプレーを見せてくれるのではないでしょうか。
キック精度の高さと安定したボールコントロールで観客を沸かせてくれることでしょう。
日本人選手はスサエタ選手が得意な中距離パスが全体的に苦手。狙ったところにボールを受けることができる重要性を日本のサッカー少年に教えてくれると嬉しいですね。
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