今回はサッカーフランス代表の歴代ベストイレブンを考えてみました。
シャンパンサッカーと呼ばれ芸術的なサッカーを好むとされるフランス代表のベストフォーメーションも紹介していきます!
最後までご覧ください!
スポンサーリンク
フランス代表歴代ベストイレブン・GK
それでは、フランス代表のベストゴールキーパーを紹介していきます!
バルテズ
フランス代表87試合出場。
身長は低いですが、敏捷性に優れ反応スピードが速いのでシュートストップに優れたスキンヘッドと飛び出しが得意な派手なゴールキーパーです。
98年フランスワールドカップ優勝に貢献してレフ・ヤシン賞を獲得!
2000年にはEURO優勝に貢献してフランス代表史上最強といわれるチームの守護神として君臨!
日本代表で例えると川口能活選手ですね。
現役引退後はレーサーとして第2の人生を歩んでいます。
フランス代表歴代ベストイレブン・DF
それでは、フランス代表のベストディフェンダーを紹介していきます!
テュラム
フランス代表142試合出場。2得点
フランスの歴代最多出場記録を持つ右サイドバックとセンターバックをこなす守備のユーティリティープレーヤー。
身体能力が高くスピード、空中戦の強さがあり、イタリア・セリエAで培われた守備の戦術理解度の高さも魅力。
98年ワールドカップでは準決勝クロアチア戦で2ゴールの活躍で優勝。
00年EURO優勝
06年ドイツワールドカップ準優勝。
哲人という愛称で親しまれ、ピッチ外での言動、パーソナリティーも高く評価されています。
現役引退後は人種差別問題などに関わる政治活動家として活躍しています。
デサイー
フランス代表116試合出場。3得点
ガーナ人の両親を持ちザ・ロック の異名を持つフィジカルモンスター系センターバック。
1998年のフランスW杯、2000年のEURO2000で優勝。
EURO2000後、ディディエ・デシャンからキャプテンを引き継ぎ2002年日韓W杯、EURO2004に出場しています。
高い身体能力だけではなく足元の技術も優れていました。
年齢を重ねてからは頭脳的なプレーでさらに評価を高めていった印象です。
セリエAで活躍していたことから守備の戦術理解度の高さを生かしてフランス代表の守備の要としてディフェンスラインを統率しました。
トレゾール
フランス代表65試合出場。4得点
守備の要としてFIFAワールドカップに1978年大会、1982年大会の2大会に出場して、キャプテンを務めました。
82年大会は攻撃はプラティニ。守備はトレゾールを中心にチームを構成してベスト4。
身体能力が高く対人守備で無類の強さを発揮しました。
頭脳派としての一面も持ち、高い状況判断能力でディフェンスラインを統率しました。
ちなみにフランス代表初の黒人選手で、トレゾール引退後、フランス代表はデサイー、テュラムと黒人系センターバックが守備の中心を担っていったことからも功績は大きいですね。
リザラズ
フランス代表97試合出場。2得点
小柄な左サイドバック。
左利きでスピード、テクニックがありドリブル突破からチャンスを演出する攻撃的なサイドバックです。
積極的なオーバーラップで特にジダン選手にパスコースを提供し、フランス代表の攻撃に横幅をもたらしていた存在。
1998年ワールドカップ優勝。2000年欧州選手権優勝メンバー。
現役引退後はスケルトン、柔道、マリンスポーツに挑戦して持ち前の身体能力の高さを生かしています。
フランス代表歴代ベストイレブン・MF
それでは、フランス代表のミッドフィールダーを紹介していきます!
マケレレ
フランス代表70試合出場。0得点
2002年日韓ワールドカップ、2006年ドイツW杯に出場。
2006年ドイツW杯では準優勝に貢献しています。
中盤の底で守備ブロックの突破を許さずディフェンスラインの手前でボール奪取することを得意とします。
この役割は「マケレレロール」と名付けられるほどヨーロッパの戦術史に大きな影響を与えました。
中盤底のポジションはバランサータイプが多いですが、マケレレ選手はボールに食いつきボール奪取しにいくという意味で新境地を開拓しました。
スポンサーリンク
デシャン
フランス代表103試合出場。4得点
98年ワールドカップ優勝にキャプテンとして貢献しました。
174㎝とボランチとしては小柄ですが、マラソンマンと呼ばれるほどの豊富な運動量を持ち、中盤のバランサーと精神的支柱としてチームを旋回させました。
現役時代はピッチ上の指揮官でしたが引退後はフランス代表監督に就任しています。
プラティニ
フランス代表72試合出場。41得点
「将軍」の愛称で親しまれた司令塔で1982 FIFAワールドカップ、1986 FIFAワールドカップに出場。
視野が広く、状況判断能力に優れワンタッチ、ツータッチでシンプルに攻撃を展開していきます。
キック精度が高くフリーキックで得点を量産しました。
天才系の選手では珍しくリーダーシップがありキャプテンも務めました。
現役引退後はフランス代表監督、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)会長を務めてました。
ジダン
フランス代表108試合出場。31得点。
バロンドール受賞者。
1998年フランスワールドカップ優勝、2006年ドイツワールドカップ準優勝メンバー。
トップ下の位置からドリブルキープ力でタメを作り、スルーパスを通します。
代名詞となったマルセイユルーレットと呼ばれたフェイントも駆使しながらスルスルとすり抜けるようなドリブルは芸術的。
1998年フランスワールドカップでは決勝戦でブラジルと対戦して2得点で優勝。
2006年ドイツワールドカップでは決勝戦でイタリアと対戦して1得点しますが、延長戦でイタリア代表マテラッツィの挑発にのってしまい頭突きをして一発退場して準優勝に終わりました。
これが、現役最後の試合となっています。
現役引退後は指導者としてレアルマドリードの監督を務めました。
フランス代表歴代ベストイレブン・FW
それでは、フランス代表のフォワードを紹介していきます!
エムバペ
現役最高といわれるスピードを持ちます。
スピードを活かしたドリブルとテクニカルなシュート技術を持つことからティエリ・アンリ2世と呼ばれていましたが、アンリを超えたとの評価もあります。
18歳と95日で代表デビューを果たし、2018ロシア FIFAワールドカップで史上最年少得点記録19歳183日を樹立。
若手の頃から高い戦術眼とスピードの緩急の使い方が上手く老獪なプレーも身に着けています。
フランス代表史上最高のストライカーとなりフォンテーヌ選手が持つワールドカップ13得点の記録を抜くことは時間の問題かも。
CHECKエムバペのプレースタイルを動画から解説!100メートル走のスピードは?
フォンテーヌ
フランス代表21試合出場。30得点。
ワールドカップ通算13得点はクローゼ、ロナウドに次ぐ3位ですが、1大会13得点の記録はいまだに打ち破られていません。
1958年、第6回ワールドカップ・スウェーデン大会では6試合全試合得点を決めて2度のハットトリックを記録して13得点を決めています。
チームを3位に導く活躍をみせています。
その後は怪我が相次ぎ、28歳で早期引退でワールドカップ出場はありませんでした。
小柄ですが俊敏性とマークを外す動き、得点嗅覚を持ち抜群の得点力を誇りました。
フランス代表歴代ベストフォーメーション
フランス代表のベストフォーメーションは98年自国開催でワールドカップ初優勝に輝いたエメ・ジャケ率いるチームが用いていた4-4-2(中盤ダイヤモンド型)にしてみました。
バランスの取れるアンカー、創造性あふれるトップ下を持つチームに合っています。
4バックは左からリザラズ、トレゾール、デサイー、テュラム。
左に攻撃的なリザラズ、右に守備的なテュラムでバランスをとります。
アンカーにマケレレ。
インサイドハーフにプラティニ、デシャン
トップ下にジダンです。
マケレレとデシャン、ジダンとプラティニは位置を変えても問題ないので流動的にプレーするのも良いですね。
ツートップはエムバペ、フォンテーヌです。
俊敏性のフォンテーヌとロングスプリントが速いエムバペを組み合わせてディフェンス切り裂く攻撃力となるんでしょうね。
最後に
いかがでしたか?
今回はサッカーフランス代表の歴代のベストメンバー、ベストフォーメーション特集でした。
やはり、唯一世界一に輝いた98年ワールドカップ優勝メンバーが中心になりますね。
今後、ワールドカップ優勝できるかどうかはエムバペ次第といえるでしょうね。
というわけでフランス代表に注目です!
スポンサーリンク
コメント