2018年シーズン町田ゼルビアでJ2アシスト王に輝いた平戸太貴選手。
J2で3位に躍進した町田ゼルビアの司令塔として活躍して2019年シーズンは鹿島アントラーズでプレーすることが決定しています。
引退した鹿島アントラーズのレジェンド小笠原満男選手の後を継ぐ存在として期待されている次世代ゲームメイカーのポジションとプレースタイルを複数の視点から徹底解析していきます。
最後までご覧ください!
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平戸太貴のポジションはMFでボランチ?サイドハーフ?
平戸太貴選手のポジションはMFと公開されていますが、基本的にはボランチと攻撃型MFどちらも適用できるとのこと。
ただ、適性ポジションがいまいち掴みづらい選手です。
2018年シーズンは町田ゼルビアで右サイドハーフ、左サイドハーフ、ボランチでまんべんなくプレーしましたが、これといったポジションはまだ見つかっていないように見えます。
ドリブルが得意ではないためサイドハーフではラストパスを供給できる位置で余裕がある状態でボールを受けることが出来なければ武器であるキック精度を発揮することは出来ません。
ボランチであれば低い位置でより余裕をもってプレーできますが、守備において物足りなさが目立ちます。
ドリブル対応に弱さがあり、ボール奪取能力、球際での攻防ではボランチの位置でJ1でプレーするには難しいと感じることも多いですね。
日本のサッカーのスタイルはサイドハーフに中央にカットインドリブルするプレーが求められますし、機動力があるタイプを重宝することが多いので、守備を鍛えてボランチとして勝負するのが鹿島アントラーズでレギュラーポジションを掴むためには確率が高いと思います。
SNSでは平戸太貴選手のボランチとしての書き込みはちらほら発見しますし。
小笠原満男の引退で、鹿島のボランチの層が薄くなったような気もしたけど、平戸太貴はボランチもできるんだった。 名古新太郎も即戦力だしなあ。 とはいえ、永木亮太をセレッソに持っていかれたらツラいだろう。 永木流出は防げるのかな?
— イングリーン (@a_man_in_green) 2018年12月27日
ゲーム作るボランチは平戸太貴さんなんで、そこは譲れない。
— ひろ (@buru_AntLIFE) 2018年12月28日
ただし、サイドハーフにクロサーを配置することが多いドイツ、イングランドのリーグに移籍するとサイドハーフが適正かもしれません。
今後のポジションがどこで落ち着くのかが、楽しみですね。
平戸太貴のプレースタイル【キック】
平戸太貴選手のプレースタイルを紹介していきます!
プレー動画はこちら。
動画でもセットプレーのキックが多かったように平戸太貴選手最大の武器は何と言ってもキックです。
サッカーのデータを扱うfootballlabのplaystyle指標ではクロスチャンス力と決定力で高い数値を出していますね。
右利きで腰を回した遠心力を利用した蹴り方で元イングランド代表のデビッド・ベッカム選手を彷彿とさせるキックフォームを持っていて、強烈なカーブがかかったスピードボールが持ち味で精度も非常に高いですね。
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渋谷のJK100人に聞いた
「2018年ゼルビアで活躍した選手」ベスト3
3位 中島裕希
「まじぃ💓イケメンだから〜✨😘」2位 平戸太貴
「キック精度やばいぢゃん🤔」
「FK💪やばい😍💒」1位 深津康太
「リーダーシップでチームに貢献」
「年齢を重ねても怪我なし」
「漢の中の男」— 碧い鳥 (@cul8rhand) 2018年12月24日
平戸太貴のコーナーキックから合わせたのが町田浩樹。見える見える見える見えるぞーーー!!!!俺には見えるぞ太貴ーーー!!!!
— アキラ (@akiradigimon) 2018年12月9日
一歩のステップでタッチライン付近からペナルティーボックス中央に合わせる飛距離があるボールを蹴ることが出来るのは非凡で、ボールに体重を伝えるセンスが抜群なのでしょう。
また、キックモーションの初動からキックまでが早いので相手ディフェンダーのブロックを避けられるのも特徴です。
元日本代表・岡田武史監督も華奢な体格の中村俊輔選手、中村憲剛選手が日本代表でトップレベルのキック力を持っていたことから、筋肉や体格がキックの本質ではなく、技術、センスが重要と語っていたことがありますが、平戸太貴選手はキックの技術・センスを持った選手であるといえるでしょう。
コーナーキックでダイビングヘッドで味方が合わせたシーンでは1メートルほど手前に位置していた相手選手がジャンプしても頭の上で届かなかったボールが、味方選手の腰の位置で合っているので、相当カーブがかかって落差があるボールを蹴ることが出来ます。
セットプレーのキック精度は天野純選手、中村俊輔選手、福森晃斗選手と比較しても遜色ないのでJリーグで5本の指に入ると思いますね。
ラストパスの精度は飛びぬけていてJ2で17アシストを記録していますが、過去のJ2では2014年の遠藤保仁の14アシストが最高記録だったので、当時日本代表選手の最高記録を更新してます。
また、8得点を記録しているのでシュートにもそのキックの能力は存分に生かされていて、左足でのキックも苦にしないので、キックマスターという異名が似合う選手ですね。
身体能力
平戸太貴選手の身体能力は身長は小さくはないですが空中戦ではジャンプ力、パワー不足で競り負けることが多いです。
スピードに関しても俊敏性、トップスピードともに物足りない印象があります。
ボディバランスは良いものを持っていて体勢が悪くてもキック精度がぶれずに両足でしっかりとボールの中心を蹴ることが出来るのは素晴らしいです。
球際での弱さは、鹿島アントラーズは球際の勝負に妥協しないチームですし経験を積んでいくと改善していくことは間違いなさそうでなので、今後に期待ですね。
身体能力に関してはJ1の選手として考えた場合、決して高いとはいえないかなというところ。
平戸太貴のポジションとプレースタイルのまとめ
いかがでしたか?
今回は平戸太貴選手のポジションとプレースタイルについてまとめてみました。
町田ゼルビアで2年間の修行を経て満を持して鹿島アントラーズに復帰する平戸太貴選手。
柴崎岳選手がスペインリーグへ移籍してしまい、三竿健斗選手、レオシルバ選手、永木亮太選手といった守備で生きるタイプのボランチが多くパサータイプの攻撃的なボランチを待望していたであろう鹿島アントラーズにとっては平戸太貴選手がレギュラークラスに浮上するとチーム編成がかなり楽になるので、鹿島アントラーズの今後を占う選手といっても過言ではないでしょう。
というわけで平戸太貴選手の活躍から目が離せません!
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