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トニ・クロースのプレースタイル!パス精度や凄さについて検証

トニ・クロース

今回はドイツ代表のトニ・クロース選手のプレースタイルを検証!

精密機械のようなパス精度を持つトニ・クロース選手はレアルマドリードとドイツ代表の心臓で「ミスター100%」という異名を持ちます。

そんなトニ・クロース選手のプレースタイルや凄さのポイントを紹介していきますので最後までご覧ください!

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トニ・クロースのプレースタイル【キック精度】

それでは、トニ・クロース選手のプレースタイルを紹介していきます!

まずはプレー動画をご覧ください!


トニ・クロース選手のプレースタイルの中で最大の特徴はパスです。

2015/16シーズンのバレンシア戦ではチームトップクラスのパス本数を出すクロース選手のパス成功率は100%を記録しています。

なかなかお目にかかれない数字ですので「ミスター100%」といわれたりします。

その後もボランチというパス本数が多いポジションであるにも関わらずパス成功率90%超えを連発していますね。

なぜこのようなパス成功率をたたき出すことが出来るのかというと、キックの種類が豊富なことです。

カーブをかけて相手に切られていてふさがっているパスルート迂回させたりショートパスもロングパスも精度が高くミスがありません。

また、パスコースが空いていなければドリブルで時間と変化を作りパスコースが空くまで「待つ」ことが出来ることも素晴らしいスキルですね。

そしてキックが上手いだけでも一流のパサーにはなれません。

ボールを受ける位置や体の向きも完璧で無駄がないですね。

状況判断の良さ、戦術理解度、視野の広さ、空間認知能力のすべてを兼ね備えているからこそトニ・クロース選手はミスターパーフェクトなんです!

トニ・クロースのプレースタイル【ミドルシュート】

トニ・クロース選手はミドルシュートにも特徴があります。

インステップキック、インサイドキック、アウトサイドキックでミドルシュートを打つことが出来てストレート、外から巻いてくる軌道、キーパーから逃げていく軌道を使い分けることが出来ます。

とくにインサイドキックで強いボールを蹴ることは難しいんですが、内転筋がおそらく強いことと足を回しこむ遠心力をボールに伝えるセンスが高いのでインサイドキックでも強いシュートを打つことが出来るのも特徴的ですね。。

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トニ・クロースのプレースタイル【メンタリティ】

冷静沈着な性格で知られるトニ・クロース選手。

凄みを感じるところは、例えば裏に絶妙のタイミングで走っている見方の選手がいる場合、パスが通ればビッグチャンスで通すことが出来る技術もトニ・クロース選手にはあります。

しかし、あえて出さない。

何で出さなかったのかは後になって分かります。

もし、スペースに走りこんだ選手が空けた守備の穴をカウンターアタックに備えて狙っている相手選手が見えていたからです。

だから、ゴールキーパーがキャッチできない高めのシュートを狙いカウンターアタックからの失点のリスクを排除するんです。

ホームスタジアムの8万人のため息を無視しても勝つための最善手を取ることが出来るトニ・クロース選手はミスターパーフェクトと呼ばれることもあります。

また、ロシアワールドカップで第1試合をメキシコに負けて第2試合のスウェーデン戦でも引き分けで迎えたロスタイム。

ドイツ代表のグループステージ敗退濃厚となっていたロスタイムで得たフリーキックの場面。

今度は、味方にパスを送らずにリスクをとってシュートしています。

そのときの動画です。

また、トニ・クロース選手は、味方選手に預けてキックの場所をずらしシュート角度を作ったと同時にその時間を利用してキーパーの動きを見ています。

ニアに189㎝マリオ・ゴメス選手が動き出して、その動きにつられてニアに動いたキーパーの一歩を見逃さずファーサイドに蹴りこんでいますね。

ちなみにドイツ代表は過去ワールドカップ17大会出場の歴史の中でグループステージで敗退したことはありません。

トニ・クロース選手のサッカーキャリアにおいて最もプレッシャーがかかる場面だったでしょうが、この時も勝つための最善策を選択しているわけですね。

なかなか自分でシュートを打つという決断は下せません。

というわけでトニ・クロース選手はどんな状況でもチームが勝つためにリスク回避もリスクを取ることも厭わずに最善の手を淡々と打ち続けるメンタリティの持ち主といえるでしょう!

最後に

いかがでしたか?

今回はレアルマドリード所属のドイツ代表トニ・クロース選手のプレースタイルについてまとめてみました。

現役最高ともいわれるパサーであるトニ・クロース選手。

メッシ選手、クリスティアーノ・ロナウド選手のような知名度はありませんが過小評価されている選手だと思うので、トニ・クロース選手のようないぶし銀の選手がバロンドールを受賞するのも見てみたいですね。

というわけでとにかくシンプルで正確に簡単に難しいプレーをするトニ・クロース選手に注目してみてください!

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