こんにちは!
UEFAチャンピオンズリーグ19-20シーズンのグループリーグが開幕し、いよいよヨーロッパのシーズンも本格的に動き始めました。
19-20シーズンもスター選手の活躍と同時に若手選手の活躍にも期待したいですよね。
そこで、今回はブレークが期待されている若手選手の中からイーサン・アンパドゥを紹介したいと思います。
現在、RBライプツィヒに所属するアンパドゥは19歳のCBです。
彼のプロフィールや3つのプレースタイルから見る特徴や、これまでの成績もまとめていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
最終更新日:2019年9月18日
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イーサン・アンパドゥのプロフィール
- 本名:イーサン・クワメ・コルム・レイモンド・アンパドゥ(Ethan Kwame Colm Raymond Ampadu)
- 生年月日:2000年9月14日(19歳)
- 身長:182cm
- 国籍:ウェールズ/イングランド
- 所属チーム:RBライプツィヒ
- ポジション:CB
イングランドのデボン州エクセターで生まれたアンパドゥは、地元のチームであるエクセターシティでサッカーを学びました。
14歳ながらエクセターシティのU-18のチームでプレーしていたアンパドゥは、FWからDFまですべてのポジションをそつなくこなすオールランドプレーヤー。
そんなアンパドゥはガーナ、アイルランド、イングランド、ウェールズの代表の選択肢を持っており、
当時のエクセターシティの監督は選択できる4か国の中で最も強いイングランドサッカー協会へアンパドゥをイングランド代表へ入れるように推薦しました。
しかし、当時のイングランドサッカー協会はアンパドゥより優れた選手がいるという理由からアンパドゥの招集を見送ります。
そうこうしているうちにウェールズがアンパドゥを代表へ招集し、アンパドゥは晴れてウェールズ代表の選手として活躍していきました!
そして17歳の時にエクセターシティからイングランドの名門チェルシーへと移籍が決定!
移籍から約2か月後となる9月20日のカップ戦で移籍後初出場。クラブ史上初の2000年代生まれの選手として記録されました。
ですが、チェルシーではダヴィド・ルイスの存在などがあり、トップチームで活躍する機会は多くは得られていません。
そこで、クラブは19-20シーズンからチャンピオンズリーグにも出場するドイツのRBライプツィヒへレンタル移籍させることを決定したのです。
イーサン・アンパドゥのプレースタイル【展開力の高さ】
上の動画の4:30からのいくつかのシーンでは、最終ラインから攻撃の起点として長短様々なパスを配球しています。
この点だけでなく昨年、アヤックスでブレークしたマタイス・デ・リフトと似たプレースタイルをしており、攻守に存在感を発揮する、まさに現代的なCBと言えるでしょう。
ただ、デ・リフトと比べると若干パスの精度が落ちてしまう為、そういったポイントでデ・リフトほどの活躍が出来ずにいるのではないかと思います。
ですが、前述したようにパスのセンス自体はとても輝くものがあるので、もう少し精度が上がってくれば十分な活躍を見せてくれるでしょう。
イーサン・アンパドゥのプレースタイル【空中戦の強さ】
アンパドゥは身長182cmとCBとしては恵まれているとは言えない体格です。どちらかといえば小柄な方かもしれません。
先ほどの動画の0:30からの2つのシーンでは、連続して相手からのロングボールに対して相手FWとの競り合いに勝っています。
これは単純にジャンプ力といった身体能力的な強さだけでなく、瞬時に最短距離でボールの落下点へ移動できる読みの鋭さの賜物といえるでしょう。
イーサン・アンパドゥのプレースタイル【読みの鋭さ】
イーサン・アンパドゥ選手の特徴の1つと言えば「読みの鋭さ」。
先程の動画(3:50のシーン)が見事です!
- ボールの落下点への移動スピード
- 相手のシュートコースをしっかり切っている点
など、随所で読みの鋭さが見てとることができ、相手のパスを読み切って鮮やかにカットしていますよね。
シュートコースを切ったシーンでは、相手のシュートやクロスを体に当てて止めているシーンも多くみられます。
イーサン・アンパドゥの成績データ
アンパドゥがこれまで獲得したタイトルはチェルシー時代のFAカップとヨーロッパカップです。
ですが、この2つのタイトルはアンパドゥはほとんど出場しておらず、主力として獲得したタイトルではありません。
19-20シーズンから移籍したRBライプツィヒや4節終了時点でも、未だ出場機会に恵まれておらず難しいシーズンを過ごしています。
ウェールズ代表ではこれまで9試合に出場して1得点を記録しており、ウェールズ代表としてはある程度地位が築けているといえそうです。
まとめ
今回はアンパドゥのプレースタイルとして
- 展開力の高さ
- 空中戦の強さ
- 読みの鋭さ
の3点を挙げました。
まだまだ荒削りな点が多くみられますが、CBとしては輝くものをもっています。
個人的な印象としてはCBもいいけど、ボランチとして起用してみるのも面白いのではないかと感じました。
しっかりとコンスタントに試合に出場できるようになれば18-19シーズンのデ・リフトのような大活躍も夢ではありません。
チェルシーは今年、開幕直前のダヴィド・ルイスの放出などの影響もあり、スタートダッシュに失敗しています。
来年チェルシーに戻った時にダヴィド・ルイスの穴をしっかりと埋められるような活躍を期待したいですね。
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