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清家貴子のプレースタイルを3つの観点から動画付きで徹底解説!

こんにちは!

今回は、カナダ代表との親善試合に向けたなでしこジャパンに初招集された浦和レッズレディースの23歳・清家貴子選手について紹介します。

現在なでしこリーグで首位の浦和レッズレディース。好調の要因には彼女のポジションコンバート(ポジションの転向)があったのです!

スピードとラインブレイクに長所があるムービングストライカーが、突如として右サイドバックにコンバート。

さらにコンバートから半年でなでしこジャパンに選出されて、いま最も勢いのあるなでしこリーガーといっていいでしょう。

これまでの成績情報やプレースタイルをまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!

最終更新日2019年9月25日

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清家貴子(浦和レッズレディース)の基本情報

  • 選手名:清家貴子
  • 所属クラブ:
  • 背番号:11
  • ポジション:フォワード、右サイドハーフ、右ウイングバック、右サイドバック
  • 身長:166㎝
  • 体重:60㎏
  • 利き足:右

2009年に浦和レッズレディースユースから浦和レッズレディース一筋。U18日本代表から世代別代表のエースストライカー的存在でした。

2015年U-19女子アジア選手権ウズベキスタン戦ではハットトリックを達成し、2015年にはなでしこリーグで新人賞を受賞しています。

この成績を見ての通り絶好調でしたが、2016年U20ワールドカップには怪我で招集されず。

ちなみに、この世代の日本代表の監督は現在なでしこジャパンを指揮する高倉麻子さんです。

若手時代に見ている選手は、性格的な部分も良く知っているので招集しやすいですね。

その後は浦和レッズレディースでも日本代表の菅澤優衣香選手、安藤梢選手といったフォワード陣からレギュラーポジションを奪えずに、スーパーサブ的な役割でした。

ポジションはフォワードでしたが、現在は右サイドバックで起用されています。

浦和レッズレディースの現在の戦術はセンターバックとゴールキーパー、ボランチでひし形を作ってビルドアップ部隊を形成。

このチームのビルドアップ時の右サイドバックは

  • サイドの幅を取ること
  • チャンスがあると裏のスペースを狙うこと

が役割なので、ビルドアップにほとんど関与していません。

なでしこジャパンでは、サイドバックはあまり高い位置を取らないので右サイドハーフが適任かなと思います。

なでしこジャパンの登録ポジションはディフェンダーなので右サイドバックで考えられているのなら、ビルドアップ能力は課題ですね。

プレースタイル・身体能力・スピードと運動量

清家貴子選手は直線的な速さやスペースを見つける嗅覚に優れ、ムービングストライカーとしてプレーしてきました。

2015年からベレーザでリーグ3連覇を達成した森栄次監督によって、右サイドバックにコンバートされています。

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サイドバックで持ち味のスピードと突破力が活きたのがこの17分30秒からのシーン。

【公式】第13節フルマッチ:日テレ vs 浦和 2019プレナスなでしこリーグ1部 2019/9/22 味の素フィールド西が丘

ゴールキーパーからのロングフィード一発で裏に抜けだしてクロスボールを供給しています。

動き出しのタイミングとスピード、ロングスプリントの距離。

そして、トップスピードでボールを扱う技術に優れているんですね。

プレースタイル・フィジカルコンタクトの強さ・パワーと高さ

166㎝で60㎏と体格が良く、ディフェンダーとして十分な高さと体重がありますね。

今シーズンの活躍ぶりは、もともと持っていた身体能力が覚醒したという印象です。

筑波大学体育化学博士号を取得している元日本代表安藤梢選手が浦和レッズレディースのチームメイト。食生活や個人トレーニングによって、アスリート能力が上がったのかなと思います。

先程の1時間58分22秒からのシーンでは、なでしこジャパンの遠藤純選手とスピード勝負で完勝してスライディングタックルを決めています。

しかも試合はロスタイム。遠藤純選手は後半途中から出てきた選手ですが清家選手はフル出場しました。

このシーンだけみても、なでしこジャパンではスピードがあるといわれている遠藤純選手よりスピードとパワーで1枚上だと分かるでしょう!

プレースタイル・ドリブル突破とクロスの質

55分40秒からのシーンでは、スピードで縦にドリブルしてトップスピードで抜ききらずにクロスボールを蹴っていますね。

簡単にやっていますが、スピードとスピードに乗りながら真横に蹴る身体能力があってできるプレー。

  • 左足から右足に持ち替えている:体一つ分相手より前に行くことが可能
  • サイドの方向へドリブル:ゴールへの最短距離をまず守らなければいけないディフェンダーとしては、届かない

サイドバック歴1年足らずとは思えないほど、合理的なセンタリングの蹴り方。

さらに清家選手にはスピードがあるので、ディフェンダーは完全に置いていかれてしまっています。クロスまでの型ができていて、キックの質も高いのが特徴。

清家貴子(浦和レッズレディース)の成績情報

今シーズンここまで22試合全試合スタメン出場。昨シーズンは、シーズン24試合出場でスタメン出場はわずか5試合です。

2016年は怪我の影響で途中出場がわずかに2試合で、2017年は19試合出場ですべてが途中出場。

ルーキーイヤーの2015年は20試合に出場9得点を決めています。

このことからも清家選手は2015年新人女王を獲得したシーズン以来の以来のブレイク中ですね!

最後に

今回は浦和レッズレディースの清家貴子選手について紹介しました。

  • スピード、パワー、高さと三拍子そろっていて
  • クロスボールの質が高い

という特徴を紹介しました。

怪我をして出遅れていましたが、身体能力を考えるとなでしこジャパンに入って当然の選手。

あとは高倉麻子監督がどこのポジションで起用するかに注目したいです。右サイドハーフでも面白いと思いますね!

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