今回はエジプト代表の英雄
モハメド・サラー選手
を取り上げていきます。
プレミアリーグで、その圧倒的なスピードで観客や相手の度肝を抜き、ゴールを量産で日本でも有名ですね。
今回は、そんなサラー選手のプレースタイルやポジションをチェック!
また、そしてこれまでの経歴を背番号と共に紹介したいと思います!
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モハメド・サラーのプレースタイルとポジション!
サラー選手は、エジプト代表として活躍しておりクラブは英国プレミアリーグの強豪であるリヴァプールFCでプレーしていますがそんなプレースタイルとポジションから見ていきましょう
ポジションは前線で特に3トップの右ウイングとしてのプレーが最も特徴を活かせているのかなと。
サラー選手のフィジカル面での特徴は
・世界トップレベルのスピード
・試合中に何度もスプリントをこなす豊富な運動量
サラー選手の最大の武器は、なんといっても世界トップクラスのスピード!
詳しくは後述しますが、世界中を見渡しても、サラー選手とスピードで対抗できるDFはほとんどいないのではないでしょうか?
そして、試合を通じて何本もスプリントを行うことのできるスタミナも併せ持っているので、相手DFはサラー選手のスピードに終始悩まされることになります。大変ですね…。
サラー選手のプレースタイルも当然、スピードを最大限に活かしたものとなります。
・裏への抜け出しからシュート
・右サイドからカットインして、左脚の正確なシュート
・サイドからドリブルで縦に突破
以上のパターンが武器となっています。
カウンターの場面など、相手が前がかりになっていると、裏へのパス一本でDFをあっという間に置き去りにし、完全フリーの状態からゴールを量産します。
相手が裏への抜け出しを恐れて守備ラインを下げると、今度は高速ドリブルが威力を発揮!
サイドでボールを受けると、カットインや縦への突破で決定機を量産します。
DFからすると、スピードだけでも脅威な上に選択肢が複数あるので、対応が非常に難しいでしょう。
最近のプレーを見ると、スピードに加えて技術も高水準であり、また突破だけでなくラストパスを出す視野の広さも見せるなど、プレーの引き出しがどんどん増えていますね!
また、守備の場面でもスピードを活かしたプレスが相手に脅威を与えています。
リヴァプールは「ゲーゲンプレッシング」と言われる前線からの強烈なプレスを取り入れていますが、この戦術とサラー選手の相性は抜群にあってますね!
DFは一瞬たりとも気が抜けないでしょう!
スピードが評判
サラー選手の代名詞とも言える圧倒的なスピード。
プレー動画を検索してみると、自陣ゴール前から13秒で相手ゴール前に突入してシュートを決める場面など、ありえない速さを体感できます。
また、サラー選手のスピードは現役選手にとっても驚かれるほど評判。
元スペイン・バルセロナの司令塔であるシャビ選手がサラー選手のスピードを「信じられない」と表現したり、また自分も快速アタッカーとして名を馳せているマネ選手ですら、同僚となったサラー選手のスピードを「異次元」だと語っています。
パスの出し手からも、同タイプの選手からも評価されるということは、それほど圧倒的なスピードなんでしょうね!
歴代の背番号
こちらではサラー選手の歴代背番号について取り上げていきます。
アラブ・コントラクターズ時代の背番号
サラー選手は18歳の頃、2010年シーズンにアラブ・コントラクターズでプロデビューしました。
背番号は「33」ということで、期待の若手といった扱いでしょうか。
デビューから早々にレギュラーの座を獲得して活躍を見せたことで、欧州クラブの注目を集めました!
バーゼル時代の背番号
2012-2013シーズンより、スイスのバーゼルに加入し、欧州クラブでのキャリアをスタート。
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バーゼル時代は背番号「22」を背負いました。
加入早々、FWや右サイドハーフとして出場機会を確保し、国内リーグ制覇や欧州カップ戦での躍進に貢献。
特にチェルシーから2年間で3ゴールを奪う活躍を見せ、その後の移籍に繋がっていきましたね。
チェルシー時代の背番号
実際に対戦してサラー選手の実力を痛感していたチェルシーが強い興味を持ち、2013-2014シーズン冬に移籍が実現しました。
入団当時の背番号は、チェルシーでアフリカ人選手としての先輩であるドログバ選手が過去に背負っていた「15」であったことからも、期待の高さが伺えますね!
しかし期待とは裏腹に、チェルシーに所属した2年間、サラー選手は目立った活躍を見せることができませんでした。
欧州トップクラブの戦術(特に守備)に順応できなかったのではないでしょうか?
ちなみに2年目、ドログバ選手のチェルシー復帰に伴い、サラー選手の背番号は「17」に変更されました。
フィオレンティーナ時代の背番号
出場機会を失っていたサラー選手は2015年1月、フィオレンティーナに期限付き移籍。
背番号は「74」と異常に大きい数字ですが、これは母国エジプトでのサッカーの試合で暴動が発生し、74名の犠牲者が出たことを偲んでのものと言われています。
サラー選手は加入して7試合で6ゴールを決めるなど、リーグ後半戦における救世主的な活躍を見せました。
しかし、シーズン終了後にフィオレンティーナ、レンタル元のチェルシーを巻き込んだ移籍問題が勃発することに…。
ローマ時代の背番号
移籍についてのいざこざの末、2015-2016シーズンより同じセリエAのローマにレンタル移籍が決まりました。
背番号は「11」ということで、サイドアタッカーとしての期待の高さが伺えますね。
ローマ加入早々にレギュラーの座を確保すると、最初のシーズンはチームトップの得点数を記録し、チームの最優秀選手に選ばれました。
買取オプションの行使によりローマへの完全移籍となった翌2016-2017シーズンも2桁ゴールを挙げる活躍。
国内リーグ戦だけでなく、欧州カップ戦でも存在感を見せて、評価を高めていきました。
セリエAでは、試合に出場しながら戦術理解度を高めることができたのではないでしょうか?
この頃から、縦への突破だけでなく、プレーの幅が広がってきて、より怖い選手になってきた印象です。
リヴァプールの背番号
セリエAで評価を高めたサラー選手は、今シーズンより英国プレミアリーグに活躍の場を移しました。
背番号はローマ時代と同様の「11」。
今シーズンは持ち前のスピードに加えて決定力が向上したことで、開幕当初からゴールを量産。
ワールドクラスのストライカーが揃う舞台で現在、得点ランクのトップを走っています!
サラー選手と同じく快速がウリのマネ選手のコンビに、ブラジル人テクニシャンのコウチーニョ選手、フィルミーノ選手が絡む攻撃陣は、プレミアリーグの中でも驚異的な破壊力を見せていました。
コウチーニョ選手はバルセロナに移籍してしまいましたが、後半戦もサラー選手を中心としたリヴァプール攻撃陣には注目です!
エジプト代表での背番号
サラー選手は2011年からエジプト代表に選出されています。
翌2012年のロンドン五輪では、背番号「11」を背負い、3ゴールを挙げる活躍でチームを牽引しました。
ちなみに、このサラー選手率いるエジプト代表をベスト8で下したのが、吉田選手や清武選手が率いる日本代表でした。
その後も欧州で順調に成長したサラー選手は、2014年頃から代表の10番を背負うようになりました。
強烈なドリブル突破と正確性の増したシュートから「エジプトのメッシ」とも称されてチームの攻撃を牽引。
エジプトを7大会ぶりのワールドカップ本大会に導きましたのでロシア大会でも、活躍が期待されています!
最後に
以上、エジプトの英雄、サラー選手についてまとめてみました。
近年の背番号「11」が示すとおり、驚異的なスピードを活かしたサイドアタッカーのイメージが強いですが、今シーズンを見ると、中に絞ってのプレーなど前線のどこからでも決定的な仕事をこなしている印象です。
今後、エジプト代表で背負う10番が似合う、攻めの中心選手としてスケールアップするのことができるか、楽しみですね!
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