東京オリンピックでも注目のタレントのプレースタイルを紹介していきますので、最後までご覧ください!
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ヴァルトシュミットの基本情報
まずは、ヴァルトシュミット選手のプレースタイルをご覧ください!
身長は181㎝で左利きです。
体重は75kgと身長に対しては軽く、俊敏性が高く小回りが利き、スピードがあります。
メインポジションはフォワード。
センターフォワードというよりは、セカンドトップタイプですね。
右サイドハーフでもプレーできますが、守備が苦手という弱点があるのでミッドフィールダーよりもフォワードで起用されています。
1トップのチームなら右シャドーorウイングで起用されるでしょう。
ヴァルトシュミットのプレースタイル【キック】
左利きで骨盤を大きく回転させ遠心力を使った蹴り方が特徴的で、足の振りが速く、キックは非常に強烈です。
また、左右のどちらに蹴るのかインパクトの瞬間まで分からないです。
左に蹴る時には、くるぶし付近でボールを押し出すように蹴るのに対して、右に蹴る時にはかかと付近でボールをこすり上げるように蹴り分けます。
どちらのの蹴り方でも体の向き、軸足の向きが変わらないので、ゴールキーパーからはシュートコースが読めないのですね。
この左足のキックが得点を決めることが出来る最大の要因となっています。
さらに、対戦相手はヴァルトシュミット選手と対峙するときに左足のシュートコースを切りますが、それを逆手にとって右足に持ち替えてシュートを決める判断力も持ち合わせていて
左利きにありがちな「右足は使えない」という選手ではないですね。
また、PK、FKのキッカーも若くして任せられていて、キック精度とともにメンタル面もチームから信頼されていることが分かります。
ヴァルトシュミットのプレースタイル【カットインドリブル】
左利きで右サイドからのカットインドリブルを得意としています。
ボールを置く位置が左足のアウトサイドで身体に近いため、右側から守備をしてくるディフェンダーをブロックしながらドリブルが出来ます。
また、ピッチを右から左に横断するようなドリブルをしながら、体を回転させてシュートを枠に持って行くことが出来るので、ドリブルが角度をつけてゴールに向かう必要が無く、ボールロストのリスクが小さいです。
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逆に左サイドではゴールから遠ざかるボールの持ち方になるので、ドリブルは全く活かされません。
左利きのボールの持ち方は日本代表の堂安律選手と似ている特徴ですね。
ヴァルトシュミット選手が決してドリブルがうまいタイプではないですが、右サイドからのカットインドリブルは左利きであることと、遠心力を利用するキックフォームがあるので、武器になっています。
ヴァルトシュミットのプレースタイル【裏のスペースへの飛び出し】
ヴァルトシュミット選手はスペース認知能力が高く、ディフェンスラインの背後のスペースに動き出すことが上手く、得点に結びつけています。
スペースに走りながら、後方から来るパスをトラップする技術も巧み。
右ハーフスペースでディフェンダーの間に出来たスペースで前を向いてボールを受けるのも得意なので、動きながらプレーするポジション的な自由をチームから与えられていることが重要ですね。
一方でゴール前にスペースが無い状況では高さ、パワー不足で得点は少ないので、センターフォワードは向いていないですし、下がってボールを受けてミドルシュートを打てるセカンドトップ的な役割を与えたほうが良いです。
個人的な意見としては、右サイドのワイドストライカーが最も合っている役割だと思うので、サイドでの守備を磨いていけば、バイエルンミュンヘンのようなビッグクラブから声がかかるでしょう。
というわけで卓越した左足のキック技術を持ちつつパスの受け手としても光るものがあるところが特徴といえるでしょう!
ヴァルトシュミットの成績データ
ユース時代も含めてヴァルトシュミット選手のクラブでの成績は2019年7月13日現在までで158試合61得点。
- transfermarktによると1200万ユーロ(13億円)の市場価値
- 2018年5月、移籍金500万ユーロでSCフライブルグへ移籍
つまり、1年間で2倍以上価値を高めたことになります。
2018/2019シーズンSCフライブルグでは30試合9得点1アシスト。
ドイツU21代表では15試合で10得点を記録しています。
データだけで得点力があることは分かりますね。
「彼はオープンな性格で、インテリジェントな選手。彼にとってぴったりな場所にいると思うね」
最後に
今回はSCフライブルグのヴァルトシュミット選手を紹介しました。
U21ドイツ代表で10番を背負う選手なので、東京オリンピックでは日本戦以外で活躍して欲しいです。
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