こんにちは!
今回は将来のなでしこジャパンの守備の要として期待される南萌華選手についての特集。
U20ワールドカップで優勝したチームのキャプテンで、19歳でフランスワールドカップに出場を果たしています。
所属する浦和レッズレディースでもすでにゲームキャプテンを任せられている守備の要で、現在なでしこリーグ首位の浦和レッズレディースを牽引しています。
そんな南萌華選手のビルドアップ能力の高さ、カバーリングのうまさに注目してプレースタイルを動画付きで紹介します!
南萌華選手のこれまでの成績などの情報もまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!
最終更新日2019年9月26日
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南萌華(浦和レッズレディース)の基本情報
- 選手名:南萌華
- 所属クラブ:浦和レッズレディース
- 背番号:3
- ポジション:センターバック、サイドバック、ボランチ
- 身長:169㎝
- 体重:54kg
- 利き足:右
小学校時代に吉川ホワイトシャークサッカースポーツ少年団に入り、サッカーを始め、浦和レッズレディースのジュニアユース、ユースを経て、2017年にトップチームに昇格しています。
U16で世代別代表に初選出されて以降は、世代別代表では常連メンバーでしたね。ポジションはセンターバックでボランチでもプレー可能。
育成年代の日本代表からセンターバックが定位置でした。
プレースタイル・身体能力(海外勢とのフィジカル勝負で期待できるポテンシャル)
身長は169㎝となでしこジャパンのセンターバックの中では熊谷紗希選手の次に長身となります。
身長が大きいだけではなく、スピードと俊敏性が弱点になっていません。
下の1時間55分36秒からのシーンでは、ロングボールに対して、U20ワールドカップ優勝メンバーのチームメイト遠藤純選手と走りあいを制しています。
遠藤純選手はスピードに武器がある選手なので、スピードで負けないのは頼もしい!
ジャンピングボレーでのクリアも良いですね。身体操作能力の高さも感じられます。
もうワンバウンドさせていると、つつかれて抜け出されていた可能性がありますから、ジャンピングボレーは良い判断でした。
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プレースタイル・左足からも運ぶことが出来るビルドアップ能力
南萌華選手は基本技術が高く、ビルドアップ能力が高いセンターバック。右利きですが、左足でのボール扱いも器用です。
先程の動画の28分23秒からのシーンでは左足でトラップして、左足で縦にフィードしています。
このシンプルなプレーがなでしこジャパンでは必要とされています。
なでしこジャパンはヨーロッパ勢には前線にハイプレッシャーをかけられたときに、どうかいくぐるかが問題となっていて、南萌華選手のビルドアップ能力が必要不可欠。
センターバックの軸である熊谷紗希選手が、市瀬奈々選手と組む時は左センターバックに熊谷紗希選手。
南萌華選手と組む時は、右に熊谷紗希選手、左に南萌華選手という組み合わせとなります。
理由は、同じ右利きだと左センターバックの方がビルドアップが難しいので、左足でもボールを扱う能力が高い南萌華選手が左センターバックとして重宝されるわけですね。
プレースタイル・カバーリングのセンス
1時間52分23秒からのシーンではカバーリングのうまさが表れています。
的確で読みの早いカバーリングから、セーフティーにクリアを選択。相手のフォワードの動きを完璧に察知していましたね。
1時間53分50秒からのシーンでは、3年連続なでしこリーグ得点女王田中美南選手とのマッチアップ。
パスが出る前にはディフェンスラインを下げずに、オフサイドを取れる位置関係を維持。これは、スピードにある程度自信がある選手だからこそできる守備です。
スルーパスが出た瞬間には、ゴールへの最短距離を走っているので、田中美南選手に前を取らせないで間に合っています。
結局、オフサイドになっていますが、オフサイドを取られなくてもしっかり対応できていました。このシーンだけだと田中選手には南選手が完勝ですよね。
南萌華(浦和レッズレディース)成績情報
浦和レッズレディースでは通算27試合に出場して1得点。カップ戦は20試合1得点を記録しています。
2014年にはU17ワールドカップで優勝していますが、この大会では年少組で目立った活躍はありませんでした。
2018年のU20ワールドカップではキャプテンとしてチームを牽引して優勝に導いています。
なでしこジャパンでは、2019年に初招集され、代表キャップ5でフランスワールドカップに出場するというスピード出世でした。
なでしこジャパンでは通算6試合に出場しています。
最後に
今回は浦和レッズレディースの南萌華選手について特集しました。
- ビルドアップ能力の高さ
- カバーリングのうまさ
をプレースタイルの特徴として挙げましたが、総合的なセンターバックとしての能力が高く、キャプテンを任せられることが多いことからも人間性も評価されているのでしょう。
なでしこジャパンは熊谷紗希選手の相方と後継者を探す必要がありますが、19歳の南萌華選手の成長に期待したいですね。
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