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【2019最新】サッカー漫画おすすめランキング10選!

こんにちは!

今回はサッカー漫画のおすすめをランキング形式で紹介していきます。

  • サッカーの面白さを表現できているか
  • サッカーに与える好影響の大きさ

を重視してランキングを決めました。

【2019最新】サッカー漫画おすすめランキング10選!

と題しておすすめを10位から紹介していきます。

※2019年10月2日時点

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第10位:1/11 じゅういちぶんのいち【2010年~2014年連載 全11巻】

『じゅういちぶんのいち』は2014年映画化された漫画です。

推薦する理由・サッカーの表舞台ではない側面を中心に描いた共感できる人間ドラマ。

自分の才能に限界を感じ、中学卒業と共にサッカーを辞めた安藤ソラ。しかし、女子日本代表・若宮四季との出会いによって、夢を見つけて再びサッカー界に戻り、活躍していきます。

女子サッカー、セカンドキーパー、スカウトなど、主人公の周りにいる人物に話を広げていくことで、自分との共通点を感じられます。

自分が特別な存在じゃないと思っている人でも勇気を貰えるストーリーです!

第9位:フットボールネーション【2009年~2011年 全13巻】

主人公・沖千尋は、サッカーの才能がありながらも、プロではないアマチュアチームの東京クルセイド所属。

天皇杯でプロ相手に勝ち上がり、その才能が開花していく物語。

この作品のテーマは「ここが変だよ日本サッカー」。

日本のサッカーの常識を疑え!というテーマで主に身体の使い方を教えるような内容となっています。

運動科学総合研究所の高岡英夫さんという専門家が関わっていて、学問的な観点からサッカーにおける正しい身体の使い方が分かるでしょう。

弱冠、日本のサッカー選手に対してリスペクトの無さを感じますが、目から鱗のような話もあります。

サッカーを上手くなりたい人向けの作品。

第8位:BE BLUES!~青になれ~【2011年~現在】

小学生の一条龍は埼玉県大会で優勝するほどの才能の持ち主。Jリーグクラブから注目を集めていましたが、交通事故が原因で選手生命が危ぶまれる重症を負います。

才能が失われた主人公がリハビリを続け、中学生の頃にはなんとかサッカー復帰を果たすも、そこにかつての天才的なプレーの面影はない。

一条龍はそれでも、泥臭く努力を続けて高校時代に仲間と出会い徐々にその才能を開花させていくという内容。

個人的に好きなキャラクターは、小学生時代のライバル桜庭巧美。

一条龍と並ぶ天才と称され、浦和レッズユースに加入するも、チームプレーが上手くできずに、昇格できずに、一条龍と同じ高校で再開。

パスを出なさい運動量もないわがままなドリブラーで才能はあるのに、何かが足りないんです。

それでも、一条龍の才能が失われても努力する姿に触発されて、チームのためにハードワークする選手に変わっていく姿も面白いですね。

全体的に出てくるキャラクターがプレースタイルも性格も、リアリティがあります。

第7位:DAYS【2013年~現在】

サッカー名門校に入部した初心者柄本つくしが、そこで得たチームメイトに仲間と認められ、成長していく姿が描かれています。

主人公は技術はないですが、運動量があり黒子となり、「ボールを持ったらすぐにはたく(味方にパス)」を徹底してセカンドボールを拾いまくります。

上手い選手ばかりを集めても上手くいかないのがサッカーで、ゲームとしてのサッカーの面白さを、サッカーが下手な主人公によって描けていますね。

第6位:ファンタジスタ【1999年~2005年 全25巻】

主人公坂本徹平は、離島で生まれ育ち一人で技術を磨いていた主人公の少年が卓越したボールテクニックを持っています。

日本のサッカーファンが大好きなリフティング的な個人技とチームプレーを融合させることに葛藤しながらも、成長していくストーリー。

この漫画のテーマは、ボール扱いは上手いがサッカーが下手ということ。

日本サッカーの状態そのものをが主人公の葛藤として描いているところが面白いですね。

海外でも人気が高く、北海道コンサドーレ札幌のタイ代表・チャナティップ選手は、坂本徹平がアイドルとコメントしています。

5位:シュート!【1990年~2003年 全66巻】

掛川高校のエースである久保嘉晴に憧れる主人公の田仲俊彦が、サッカー選手として色々な出来事を経験して成長していく姿を描いた作品。

この漫画は王道サッカー漫画で「平成生まれのサッカー少年にとってのキャプテン翼」。

Jリーグブームと同時期の連載であり、キャプテン翼よりもサッカーに対しての理解が深くなっています。

システムや戦術の面白さを取り入れたという意味で、キャプテン翼よりも試合のシーンの描写はレベルが上。

選手権監督でいればチームを勝たせることが出来る久保嘉晴がある事情で居なくなり、個性豊かな選手が力を合わせてその穴を埋めていきます。

日本サッカーはキャプテン翼の翼君に憧れる子が多かったために中盤の選手が多く、フォワードがいないという側面が黄金世代には確かにありました。

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シュート!は主人公の田仲俊彦がフォワード。チームとして田中にどうフィニッシュさせるかというゴールから逆算した戦略ゲームとしても表現されています。

第4位:アオアシ【2015年~現在】

個人技は拙いながらも、抜群のボールへの嗅覚と、フィールド上の俯瞰能力を持つ主人公の青井葦人。東京シティ・エスペリオンFCユースチーム監督の福田達也に見出されプロを目指すストーリーです。

Jリーグのクラブユースチームが舞台であるところが現代的。

また、作中にはヨーロッパの戦術トレンドがリアルタイムで反映されていて、アオアシを見れば現代サッカーの戦術的な基礎知識は理解できるという内容となっています。

少年漫画としてはマニアックすぎないか心配になるほど詳しくサッカーを描けていますね。

第3位:さよなら私のクラマー【2016年~現在】

女子の高校サッカーが舞台。

2011年なでしこジャパンのワールドカップ優勝以降の作品で女子サッカーを応援したいという作者の意向が反映されています。

作品の執筆に際しては高校の女子サッカー部やクラブチームの取材を行っており、作中にもそれを反映した環境面などのシビアな事情も。

サッカーの試合シーンの描写のクオリティ高く、単純にサッカー漫画として楽しめます。

サッカーにおける瞬間的なひらめきや、シュートの際の時間が止まったような感覚の表現方法が凄い!

第2位:GIANTKILLING【2007年~現在】

予算規模の小さいJリーグクラブであるETU(EAST東京ユナイテッド)がJリーグのビッグクラブに対してどう挑むかがテーマとなっています。

カリスマ的監督の達海猛と若手の椿大介が中心。

作者はJリーグファンであり、Jリーグの魅力を描いているという意味で、これまでのサッカー漫画とは一線を画しています。

とくに椿大介は、応援しているサッカークラブの若手選手が代表に登りつめていくときの興奮を体現しています。

日本代表の大半が海外組で海外サッカーをネットなどでいくらでも見ることが出来る時代。

個人的に「Jリーグって何が面白いの?」と聞かれて困ることも多いですが、最近はこの作品を勧めるようにしています。

自分の国、地域にサッカークラブがあることは幸せなことだと思わせてくれる作品。

Jリーグファンにとっては、モデルとなっている選手やチームが分かりやすいのも面白い!

第1位:キャプテン翼【1981年~1988年 全37巻】※続編が複数あり

言わずと知れたサッカー漫画の金字塔であり、キャプテン翼がなければJリーグも日本代表のワールドカップ出場もなかったかもしれません。

ワールドカップ初出場やヨーロッパでの活躍を果たした世代は、キャプテン翼を見て育った世代です。

作者の高橋陽一さんはサッカーに詳しかったわけではなく、当時は情報も少なかったことから、実際のサッカーではあり得ないような描写も多いです。

それも含めて、面白いですね。

スポーツ漫画というジャンルはスポ根ものが当時は多かったですが、主人公の大空翼は競技を楽しむことを最優先にしています。

「ボールは友達」という名言が象徴的であり、当時は不必要に厳しい指導が多かった日本のスポーツ界に一石を投じました。

また、サッカーの基礎的なルール、ポジション、技術、戦術を掲示する技術書的な役割を果たし、サッカー漫画のスタイルを確立。

20世紀末に生まれたサッカー選手の多くは、日本のみならずキャプテン翼に影響を受けて育っています。

ポドルスキは日向小次郎、ピルロは三杉淳、ガットゥーゾは石崎了のファンであり、いずれもプレースタイルが酷似していることからも影響を受けて育ったことが分かりますね。

また、フェルナンド・トーレス、イニエスタ、ポドルスキといったファンを公言していた選手が後にJリーグに移籍していることも興味深いですね。

このような時代背景や影響を考慮して見ると今見ても面白いですよ!

まとめ

今回はおすすめのサッカー漫画を紹介してこのようなランキングになりました。

  • 1位:キャプテン翼
  • 2位:GIANTKILLING
  • 3位:さよなら私のクラマー
  • 4位:アオアシ
  • 5位:シュート!
  • 6位:ファンタジスタ
  • 7位:DAYS
  • 8位:BE BLUES!~青になれ~
  • 9位:フットボールネーション
  • 10位:じゅういちぶんのいち

今回まとめてみて、日本という国にとってサッカーの成長とサッカー漫画の成長はリンクしていると実感しました。

キャプテン翼の「ボールは友達」から始まり現在は戦術的な駆け引きや、プレーしている選手の感覚、Jリーグクラブのリアリティなどを漫画化していますね。

選手も昔は派手なテクニックを持つ選手が多く、現在は戦術的に賢い選手が増えました。

やはり、影響力という意味でキャプテン翼を超える作品は出てこないですが、内容は時代を追うごとに進化しています。

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