今回は、サンフレッチェ広島に期限付き移籍での加入が決まったタイの英雄こと
ティーラシン選手
についての特集。
プレースタイルをまとめてみました。
また、タイでティーラシン選手のサンフレッチェ広島移籍がどのように受け止められているのかネット上の反応を調べていきます!
サンフレッチェ広島での年俸についても書いていきますのでぜひ、最後までご覧ください!
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ティーラシンの実力やプレースタイルは?
ティーラシン選手は、コンサドーレ札幌で昨年活躍したチャナティップ選手と同様に東南アジア最高レベルの実力がある選手と考えて間違いないです。
2017シーズンは、アジアチャンピオンズリーグでJリーグのチームを相手に活躍しましたし、十分、Jリーグで活躍できると思います。
それではプレー動画をご覧ください!
ティーラシン選手のポジションはセンターフォワード。
プレースタイルの特徴は
身体能力は
・身長の高さ
・ボディバランスの良さ
・トップスピード
が挙げられます。
すばやさに欠けるので一瞬でマークを外したりは、出来ないですが、タイリーグだと身体能力でディフェンダーを上回るのでマークが付いていても問題なくゴールを量産しています。
身体能力で上回れないヨーロッパでは、壁にぶつかったのかなという印象ですね。
Jリーグのセンターバックは意地を見せて欲しい!
攻撃面での特徴は
・背後への飛び出し
・ヘディングシュート
・左右両足からのミドルシュート
・ポストプレー
が挙げられます。
万能型のフォワードですね。
特にミドルシュートは強烈でワールドクラスだと思います。
ゴールパターンも豊富ですしタイ・プレミアリーグで得点を量産しているのも点取り屋としての能力が素晴らしいからですね。
プレー動画からはJリーグでのプレーにおける問題は感じられないですが、ティーラシン選手は、フォワード特有の気まぐれな性格なようです。
得点以外のチームへの貢献度をJリーグはかなり要求するので、前線からの守備、運動量、戦術理解度に問題がなければ、得点王争いをするかもしれません。
それくらいの実力者だと感じました。
タイの反応はどう?
ティーラシン選手のサンフレッチェ広島移籍が決定した際のネット上のタイの反応をまとめてみました。
・すぐにJリーグのスピードに適応するはずだ
・タイの腐敗した選手、レフリー、クラブの職員、外国人選手が減り、国外でプレーするタイのスター選手の数が増える
これらのことでタイのリーグへの関心を失う人が増えるかもしれない
・チャナティップはとてもフレンドリーでとても早く適応してチームに受け入れられる
でも、ティーラシンの方が物静かだこれが抱えている不安かもしれない
・いつもはコンサドーレ札幌を応援するが来季、応援するチームがもう一つできたね
といった感じでした。
実力的には認められているけど、環境適応能力に関して心配している声もありましたね。
年俸と評価
ティーラシン選手のサンフレッチェ広島での年俸はというと、ムアントン・ユナイテッドでの年俸が5400万円でしたから同程度の金額か少し上の年俸でしょう。
北海道コンサドーレ札幌のチャナティップ選手がタイ時代と同程度の4000万円という報道がされていましたので、5400万円くらいだと思います。
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2017シーズンはタイ・プレミアリーグで大規模な八百長が発覚したのでスター選手がタイから出ていきたがっている側面が強いのかなという印象ですね。
またティーラシン選手の評価はというと、アジアチャンピョンズリーグで対戦した川崎フロンターレの鬼木達監督は
「チャナティップ以外で印象に残った選手は?」
というタイメディアからの質問に対して即答でティーラシン選手と答えて
「他の選手とは質が全く違う」
とコメント。
オフシーズンには川崎フロンターレも獲得に動いたとされていますので相当評価が高かったんでしょうね。
また、清水エスパルスなどで活躍した元U23日本代表の青山直晃選手は、ムアントン・ユナイテッドでチームメイトだったティーラシン選手について
「高さがあって、スピードもある。ドリブルもパスもすごく巧いんですよ。練習でも毎日マッチアップしますけど、ひとつふたつ上を行かれている感じがする」
と評価。
また、タイ代表と対戦する日本代表についてコンサドーレ札幌に加入したチャナティップ選手、ヴィッセル神戸に勝ちしたティーラトン選手よりティーラシン選手に要注意だと警鐘していました。
チャナティップと比較
共にタイ代表の中心選手でタイ・プレミアリーグのムアントン・ユナイテッドでコンビを組んだチャナティップ選手が北海道コンサドーレ札幌で昨シーズン活躍したことはティーラシン選手のJリーグ移籍に大きな影響があったことは間違いありません。
CHECKチャナティップの彼女は?札幌の評価や年俸は?プレースタイルについても
そこで「タイのメッシ」といわれるチャナティップ選手と「タイの英雄」といわれるティーラシン選手を比較してみました。
ポジションは前述したようにティーラシン選手がフォワード。
チャナティップ選手はティーラシン選手にアシストする攻撃的ミッドフィールダー。
2017年1月にタイのコンケン大学が東北部20県の人々に行った調査(18歳以上700人対象)で、好きなタイ人サッカー選手1位はチャナティップが30%で圧倒的人気でした。
しかし、タイ代表の成績ではチャナティップ選手が42試合5得点に対してティーラシン選手は91試合42得点と数字上はポジションが違うとはいえ圧倒。
ティーラシン選手は、以前タクシン元首相のコネがあったとはいえマンチェスターシティに所属していました。
マンチェスターシティでは出場機会がありませんでしたが、2014年はスペイン2部のアルメリアにも所属していて6試合に出場し記念すべき1ゴールを決めています。
ヨーロッパでの経験値ではティーラシン選手が上。
チャナティップ選手はASEANのチームが参加するAFFスズキカップで大会最優秀選手を2014年, 2016年を獲得。
ティーラシン選手はAFFスズキカップ 得点王を2008年, 2012年していますね。
というわけでティーラシン選手とチャナティップ選手は、ともに東南アジア最高峰の選手。
しかし、24歳のチャナティップ選手はこれからJリーグで成長、活躍して将来的にはヨーロッパでもプレーすることができる伸びしろがあると思いますが、ティーラシン選手は29歳ですから選手としての最盛期をJリーグで迎えるというところは立場上の違いがありますね。
2017シーズンはタイでJリーグのチャナティップ選手の情報は必ず報道されていたようなので、2018年は、ティーラシン選手とヴィッセル神戸に移籍したティーラトン選手の影響もプラスされてタイでのJリーグの注目度は凄いことになりそうです。
ちなみに筆者は札幌在住で昨シーズンからコンサドーレ札幌練習場付近のタイからの観光客が激増した様子を目撃していますのでサンフレッチェ広島でも同じような現象が起こるのではないでしょうか。
最後に
いかがでしたか?
今回は、ティーラシン選手の特集でした。
その国のトップ選手がJリーグでプレーするとサッカーだけではなく影響が大きいですからティーラシン選手の活躍に期待したいですね!
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