今回は
歴代サッカー外国人監督の名将
を10人選んでみました!
結果だけでなく、プレースタイルの構築、最新の戦術トレンドへの適合、若手育成などといろいろと求められるサッカーの監督ですが最終的には勝つ監督が凄いと個人的には思います。
完全に主観で選んだ10人ですので、皆さんなら誰を選ぶか考えながら読んで下さいね。
それでは、最後までご覧ください!
スポンサーリンク
ジョゼップ・グアルディオラ
2010年から2017年現在まで戦術的には最先端を走り続ける革命家。
ペップと呼ばれますね。
バルセロナ時代には驚異的なポゼッションサッカーをしました。
ペップバルセロナのポゼッションサッカーはパスがうまく失わないだけではなく失ってから取り返すまでが異常に早い!
5秒ルールがあったんだとかそこから対バルセロナ戦術としてハイプレスと攻守の切り替えの速さがトレンドとなっていきます。
それに対してペップはポジショナルプレーという概念を導入。
現在、日本語でポジショナルプレーに関しては定義されていませんが、質的優位なポジションを取りつづけることみたいな感じです。
質的優位とは、攻守において相手より合理的なポジションを11人でとっておけば、究極的には攻守のポジションの切り替えすら必要ないという考え方ですね。
マンチェスターシティで更なる革命を起こしています。
ジョゼ・モウリーニョ
FCポルト、インテル、ミラノをチャンピオンズリーグ優勝に導いたとことんトーナメント方式に強い監督。
相手の徹底したスカウティングとフィジカル重視のカウンターサッカーを得意とします。
4ー2ー3ー1システムを重用して、攻撃時にはサイドアタッカーはフォワードになり、守備陣は中盤まで戻らせるというハードワークを擁する戦い方が特徴的。
ヨーロッパトップレベルのタレント軍団をハードワークさせるモチベーターとしても超一流です。
ペップ・グアルディオラとはサッカーの方向性が真逆なので、なにかとライバルとして扱われますが、ボールをいくら持たれても勝てば良しという割り切りがモウリーニョ監督の変わらない考え方ですね。
結果を出すという点では素晴らしいですが、モウリーニョ監督のあとの監督はたいてい苦労してチームは弱体化します。
選手の体力を酷使して、ペップのようにプレースタイルを構築する訳でもないので結果以外に何も残らないという批判もあります。
マルセロ・ビエルサ
ペップも影響下にいる多くの名監督がリスペクトする変人とも言われる戦術オタク系監督。
「自分はこれまで2万5000試合のビデオを分析したが、サッカーの歴史上戦術というものは28種類しかなく、そのうちの19種類は守備的なもので、残りは攻撃的なものだ。」
などとよくわからないことを言うんですが、4-3-3と3-4-3を使い分けながら、ハイプレス、ハイポゼッションをベースにしたサッカーは多くのサッカーファンを魅了してきました。
ただ、変人と呼ばれるだけあって、メディアやクラブ上層部との軋轢によってチームを去る傾向が強いですね。
サッカーにおけるビエルサ監督の通訳が必要だったのかもしれません。
アントニオ・コンテ
ユベントスで選手時代からボランチとして活躍。
ユベントスの監督に就任すると、ピルロをアンカーにした3-5-2という当時はあまり使われていなかったシステムで、セリエAでは、ユベントス1強時代を作り上げました。
また、チェルシーの監督としてもプレミアリーグでは珍しい3バックを機能させて就任1年目から優勝するなど実力を見せつけています。
ゴール後の派手なアクションも面白いです。
スポンサーリンク
アレックス・ファーガソン
1986年より27年間マンチェスターユナイテッドの監督を務めたレジェンド。
「戦術は重要だが戦術が試合に勝つのではない。人間が試合に勝つのだ。」
という言葉の通りに戦術的にはオーソドックスですが、デビッド・ベッカム、クリスチアーノ・ロナウド、ルーニーなど世界的な名選手達を束ねてやる気にさせるモチベーターとして超一流でした。
アーセン・ヴェンゲル
名古屋グランパスで指揮をとり、アーセナルで長期政権を築いたアーセン・ヴェンゲル監督。
テクニックがある選手を重用した魅力的なパスサッカーは日本でもファンが多いです。
スタジアム建設費で選手に資金を回せないなかでも、上位に安定して顔を出してアーセナルといえば、面白い攻撃サッカー
というスタイルを作ったという功績は大きいですね。
「サッカーにおけるテクニックとは、作家の持つボキャブラリーに似ている。ボキャブラリーが豊富だからといって作家としての才能があるとは言えないが、ボキャブラリーが少なければ優れた小説を書けるわけがない。」
というコメントからもテクニック重視なのが見て取れます。
アンチェロッティ
選手時代はミランのボランチでした。
監督としてもミランでの功績は大きく、ピルロをトップ下からアンカーへコンバートさせたことが象徴的ですが、選手の特別な才能を有効活用するのがうまくてタレント軍団を率いることが上手ですね。
どこの国からもビッグクラブからのオファーが絶えない監督といえます。
ユルゲン・クロップ
バルセロナでのペップ・グアルディオラの革命をドイツ流にアレンジした監督といわれています。
狭いエリアでもパスを繋ぎ、失ってからすぐに高い位置でプレッシャーをかけるスタイルはゲーゲンプレスとも呼ばれ、今やドイツサッカーのスタイルとなっています。
クロップ監督の狭いエリアでも少ないタッチ数でボールを繋いでいくスタイルの中心にいたのが香川真司選手。
日本サッカー界としても香川真司選手を見出してくれた監督として馴染み深いですね。
また情熱家で熱くなりやすいけどサッカーから離れると優しいという性格も愛されています。
アリゴ・サッキ
ミラン黄金期の監督で、ゾーンディフェンスの創始者。
現代サッカーにおける守備戦術はだいたい遡ると雛形としてアリゴ・サッキの開発したゾーンディフェンスがあります。
「11人が1人のように動かなくてはいけない」
日本代表がまだ、苦労しているゾーンディフェンスですが、アリゴ・サッキの時代からどのように守備が変わって行ったのかを点ではなく線で理解している監督が優れた監督だと思います。
それだけ、守備の戦術に与えた影響は大きいですね。
ヨハン・クライフ
トータルフットボールの申し子と呼ばれ、監督としてもFCバルセロナの土台となる超攻撃的なサッカーを作りました。
美しく勝利する4点取られたら5点取れば良いなど名言は数知らず。
バルセロナはサッカーにイデオロギーがあるので下部組織から一体化した強さがあるわけですが、その思想はヨハン・クライフが作ったと言っていいでしょう。
外国人の歴代名将監督は?
[poll id=”37″]
最後に
いかがでしたか?
今回は、サッカー歴代名監督ベスト10を紹介しました。
皆さんなら誰を1位に選びますか?
個人的にはメッシ選手、イニエスタ選手、チャビ選手を中心としたバルセロナのサッカーに衝撃を受けた世代なのでペップ・グアルディオラ監督がすきですね。
スポンサーリンク
コメント