高倉監督に変わってから、なでしこジャパンはメンバーが大きく入れ替わりました。
近頃は平均年齢も27歳から24歳となり、最年少は19歳の遠藤(日テレ)と若い選手が目立つ顔ぶれとなりました。
なでしこジャパンがワールドカップに優勝したのは2011年ですから、世代交代をしなければならない時期と言えます。
これからのなでしこジャパンに必要なのは、若年層に経験を積んでもらうことではないでしょうか。
それには、年齢制限のない国際Aマッチの試合に臨むことが必要不可欠です。
ワールドカップやアジアカップは4年に一度の開催なので、年間を通して海外の代表チームと対戦できるのは国際親善試合であり、貴重な試合とも言えます。
今回は2019年での国際親善試合の対戦チームを一覧にまとめましたのでご覧ください。
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なでしこジャパン国際親善試合2019開催日程はいつ?
開催日 | 対戦チーム | 会場 |
2019/04/04 | フランス | スタッド・アッベ・デシャン |
2019/04/09 | ドイツ | ベンテラー・アレーナ |
2019/06/02 | スペイン | ル・トゥケ/フランス |
2019/10/06 | 未定 | IAIスタジアム日本平(静岡) 14:30キックオフ |
2019/11/10 | 未定 | 北九州スタジアム(福岡) 15:00キックオフ |
試合数については2018年が3試合、2017年は5試合となっていますが特に試合数について制限はありません。
2019年では行われませんが、キリンチャレンジカップ・MS&ADカップも国際親善試合に含まれます。
対戦チーム一覧まとめと考察を紹介
すでに終わっている試合に関してはカンタンな結果を紹介。
- フランス戦
- ドイツ戦
- スペイン戦
が終了しています。
※2019年8月15日現在
2019/04/04 結果:●1-3フランス戦
試合開始から3分後、フランスのトルランが右クロスしたボールをゴーバンがヘディングしてフランスが先制。
24分には中島がシュートして弾かれたボールを小林が押し込んで同点。
33分、相手の左コーナーキックからルソメのボレーシュートによって2点目が入る。
後半82分、カスカリーノが中盤でボールを奪いそのままドリブルしてシュート。GK山下がセーブするも、ボールをクリアしきれずディアニが3点目を押し込んだ。
2019/04/09 結果:△2-2ドイツ戦
試合開始から35分、ペナルティエリアの外に出ていた相手GKのシュルトの中途半端なパスを長谷川が反応し、GKの頭を超えるループシュートで先制。
53分マロジャンからのクロスをポップがヘディングして同点となる。
69分再び相手GKのパスミスにより中島と横山がパスをつないで、最後は横山のシュートで点を追加。
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72分GK平尾がボールを拾いきれず、フートによって押し込まれ同点となる。
2019/06/02 △1-1 スペイン戦
試合開始から20分市原のハンドによってスペインにPKを取られる。エルモソがシュートを決めてスペインが先制
遠藤がサイドから杉田へパス。杉田はグラウンダークロスを放ち、菅澤が滑り込んで同点に追いついた。
2019/10/06 対戦相手 未定
IAIスタジアム日本平(静岡)14:30キックオフ
対戦相手が未定ですが、試合の注目したい点を私なりに考えてみました。試合で阪口選手の起用があるかどうかです。
ケガでワールドカップフランス大会は出場していませんが、阪口選手の背番号は10番で、ポジションはボランチ。
以前は澤穂希さんとボランチを組んでいたこともあり経験豊富な選手です。
技術面でも優れ、2011年ワールドカップ優勝メンバーのひとりであり、3年連続なでしこリーグ最優秀選手賞を受賞。
坂口選手によって中盤の守備が強化されれば、ボールを奪ったあとの攻撃へ切り替えを早く行うことができます。
2019/11/10 対戦相手:未定
北九州スタジアム(福岡)
15:00キックオフ
対戦相手が未定ですので、こちらも注目したい点を私なりに考えてみました。
ケガで離脱していた植木選手が復帰の可能性がある。植木選手は足が早く、スピードを維持しながらディフェンスを振り切る力がある選手です。
U-19女子アジア選手権2019で、植木選手が相手ディフェンスの隙間からゴールを決めている映像がありました。
植木選手がわずかなチャンスを見逃さなかった場面です。
所属している日テレ・ベレーザでは、試合の流れを変える起爆剤として植木選手を投入していることがありますので、この親善試合でも途中から起用する可能性は有りかと考えています。
まとめ
国際親善試合が自国開催の場合、サポーターの応援が多いことと、なでしこジャパンにとって移動距離が少ないなどのメリットがあります。
12月にはEAFF E-1 サッカー選手権 2019 、来年は東京オリンピック2020と試合がめじろ押しのなでしこジャパン。
まずは国際親善試合で勢いを付けて12月開催のEAFF E-1 サッカー選手権の開催国・韓国へ向かってほしいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうござました。
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