今回はレアルマドリードが獲得したセルビアの若きゴールハンター・ヨヴィッチ選手です。
2025年までの6年契約で移籍金は7000万ユーロ(約85億円)というビッグ待遇でレアルマドリードが争奪戦を制して迎え入れたストライカーを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
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ヨヴィッチ(レアルマドリード)の基本情報
【NEWS】 レアル、フランクフルトの21歳FWヨヴィッチを獲得…今季27得点で大ブレイク https://t.co/0W7JIsAK87 #スカサカ #スカパー pic.twitter.com/Tgsi2JzL3L
— スカパー!海外サッカーNEWS (@skyperfectv) 2019年6月5日
- 選手名:ヨヴィッチ
- 所属クラブ:レアルマドリード
- 背番号:18
- ポジション:フォワード
- 身長:182㎝
- 体重:78kg
- 利き足:右
ポジションはフォワードで得点力が最大の武器であるヨヴィッチ選手を他のポジションでプレーさせるメリットはありませんね。
ワントップよりもツートップ向きだと思います。
利き足は右ですが、左足も器用に使いこなしますね。
ヨヴィッチのプレースタイル・シュート
まずはこちらの動画をご覧ください。
ヨヴィッチ選手のプレースタイルの最大の特徴はシュート。
どんな体勢でもどんなボールが来ても枠内に強いシュートを打つことが出来る能力は異質です。
左右両足、頭で得点が取れて、ポジショニングも巧み、シュートテクニックでゴールキーパーを騙したり、同じシュートフォームでニアとファーに蹴り分けるセンスも天性のストライカーとしか言いようがないですかね。
フランクフルトで同僚だったケビン・プリンス・ボアテング選手は次のようにコメントしています。
俺は毎日見ていたからわかる。あいつはワールドクラスのストライカーになるよ。フォワードに必要なものを全て持っている。
ゴールへの嗅覚があるし、頭、右足、左足で決められるんだ。技術的に優れているし、両足ともにシュートをうまく打つね
引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/el/20190425/924650.html
とにかくシュートが上手いということは動画を見れば、誰もがわかるでしょう。
ヨヴィッチのプレースタイル・身体能力
182㎝と身長は平均程度でジャンプ力、パワー、スピードもレアルマドリードの攻撃的な選手と比較すると特別優れているわけではないですね。
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ただし、弱点になるほどでもなく身体能力は万能型で突出したものはないですが、総合的に見て高い能力を有していると思います。
ボレーシュートを見ると空中でのボディコントロール能力が高いですね。
ヨヴィッチのプレースタイル・課題
ヨヴィッチ選手の課題はポストプレーうや前線での守備など得点以外にフォワードに求められる能力ですかね。
とくにレアルマドリードでは中盤に最も価値が高いスター選手を揃えるので、アザール選手、モドリッチ選手などがプレーしやすい状況を作る潰れ役をこなすことが出来るかがレアルマドリードで成功できるかの鍵を握ります。
長年レアルマドリードのフォワードに君臨しているベンゼマ選手はこれらの献身的なプレーが上手くて、尚且つ得点も取るので、中盤を助ける守備やスペースメイク、ポストプレーの成長に注目したいですね。
また、中盤にスペースを与えるということは最前線のスペースは無くなるので、スペースが無く、マークが付かれている状況でもディフェンダーとの駆け引きを制してワンタッチゴールを決める能力があるのかどうかも重要ですね。
ゴール集を見ると周りがシュートを売るスペースを作っているときかカウンターアタックでゴール前にスペースが空いている状態での得点が多いので、センターフォワードとしての得点パターンを増やしていく必要もあるでしょう。
ベンゼマ選手のマークの外し方、ワンタッチゴールの巧さは参考になると思います。
ヨヴィッチの成績情報
2014年5月。7歳の時から所属するセルビアの名門ツルヴェナ・ズヴェズダで、16歳5ヵ月5日という当時の最年少デビューした試合でいきなり得点を決めた逸材。
2018~2019シーズンでヨーロッパリーグ、ドイツブンデスリーガで48試合27得点アシストを記録。
大ブレイクを果たし、トランスファーマーケットドットコムによる市場価値は6000万ユーロで約70億円になっています。
1年前は500万ユーロだったので1年で12倍のブレイクとなっています。
2018年10月19日の第8節の対フォルトゥナ・デュッセルドルフ戦では5ゴールを挙げる大活躍を見せ、1試合5ゴールの最年少記録を塗り替えた。
2018年5月、フル代表0キャップながら2018 FIFAワールドカップ参加メンバーに選出され、大会直前に開催されたチリ代表戦でフル代表デビュー。
ワールドカップ本戦ではブラジル戦に出場。
このワールドカップへの参加の仕方はファンからは将来のエースのために若いうちにワールドカップに参加させたという見方が多いですが
岡田武史監督が小野伸二選手を18歳でフランスワールドカップに連れていった理由を中田英寿選手が怪我をしたら小野伸二の「天才」にかけるしかないと決めていたからだそうで、若い選手に経験を積ませるなんて考えはなかったと後述しています。
小野伸二選手の呼ばれ方に似ているので、ヨヴィッチ選手はセルビア代表で主力ではなかったものの、才能を爆発させれば一発があるという最終兵器的と考えられていたのではないでしょうか?
2019年3月、ドイツ代表との親善試合で代表初ゴールを挙げています。
最後に
今回はレアルマドリードの新エース候補ヨヴィッチ選手についてまとめてみました。
個人的にはレアルマドリードが求めているフォワード像とはズレている気がしますから、ヨヴィッチ選手がどのようにチームに合わせていくのか注目したいですね。
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