今回はスペイン代表の歴代最強イレブンとフォーメーションを独断でまとめてみました。
スペイン代表といえば華麗なパスサッカーですね。
足元の技術に優れた選手を多く輩出してきました。そんなテクニシャン揃いのスペイン代表で歴代ベストイレブンを作るとどうなるのでしょうか。
そんなわけで、賛否はあるかと思いますが、スペイン代表の歴代最強ベストイレブンとフォーメーションを考えてみました。
どうぞ、ご覧ください。
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スペイン代表の歴代最強ベストイレブン・GK
まず、スペイン代表の歴代最強GKはこの選手!
カシージャス
スペイン黄金期を支えた絶対的守護神。
一対一を含めて至近距離のシュートを平然と止めてしまう優れた反射神経を持ち、多くのビックセーブでチームを救いました。
スーパープレーを見せた後も落ち着き払った様子を見せ、常に沈着冷静。
優れたメンタリティも相まって、抜群の安定感と信頼感を誇る21世紀最高のGKです。
人々に聖イケルとまで呼ばれた彼の神がかったプレーなくして、無敵艦隊スペインのユーロ2連覇、W杯制覇はあり得ませんでした。
スペイン代表の歴代最強ベストイレブン・DF
次に、スペイン代表の歴代最強のDFはこの4選手!
セルヒオ・ラモス
優れた身体能力で攻守に激しさを見せる肉体派センターバック。
スピードとパワー、高さを兼ね備え、アグレッシブなプレーを信条とするDFです。
強靭なフィジカルで、マークした相手を徹底的に潰す守備力。
驚異的な跳躍力によるヘディングでゴールを奪う攻撃力。
どちらも世界トップレベルでした。
ロスタイムなど土壇場で、同点ゴールや逆転ゴールを決める勝負強さも彼の大きな魅力の一つです。
イエロ
最終ラインに落ち着きを与える技巧派センターバック。
対人プレーの強さと的確なカバーリングでDF陣を支える一方、ボランチもこなす足元の上手さでビルドアップにも力を発揮しました。
正確なキックも持ち味の一つで、セットプレーから多くの得点もあげています。
DFの枠にとらわれず多くの役割をこなす攻守の要となる存在です。
アルバ
数多のチャンスを生み出す攻撃的サイドバック。
快速を生かし,絶妙のタイミングで仕掛けるオーバーラップが魅力です。
正確なラストパスによるアシストはもちろん、最前線にまでポジションをあげ、ゴールを奪うこともできます。
何でもこなせる足元の技術は、中盤の選手にも引けをとりませんでした。
DFでありながらも得点に多く絡む選手の一人ですね。
プジョル
ハードワークでチームを支える献身的サイドバック。
180に満たない上背でありながら、大柄なFWと五角以上に渡り合うことができるDFです。
それを可能にするのが鋼のような肉体と強靭なメンタル。
鍛え抜かれた体をしっかりと相手にぶつけ、振り切られそうになってもしつこく食らいつき、90分間フルにプレッシャーをかけ続けます。
彼がチームにいることで、オフェンス陣は安心して攻撃に専念することができます。
スペイン代表の歴代最強ベストイレブン・MF
そして、スペイン代表歴代最強のMFを形成するのはこの5選手!
ブスケツ
攻守両面でチームの柱となる安定感抜群のボランチ。
優れた危機察知能力で、危険なスペースを埋め、リーチの長さを生かしてボールを奪う非凡なディフェンス力。
優れた技術できちんと前を向き、効果的なパスを供給して攻撃にスイッチを入れるオフェンス力。
絶妙なポジショニングで、チームに必要な最適解を導きます。
攻守のバランスが良いうえに、そのどちらにおいても世界トップクラスの実力を誇る彼は、所属クラブのバルサで『心臓』と言われるほどチームに不可欠な存在です。
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シャビ
世界一のサッカーIQを持つセントラルミッドフィルダー。
鋭い読みとレスポンスを生かしたボール奪取力。
タッチが細かく、フットワークの軽いキープ。
ピッチを上空から見たような視野の広さからのスルーパス
その全てのプレーに共通して感じられるのは判断の速さでした。
自分がピッチのどこにいるかということを常に把握している空間把握能力が、速くて効果的なプレーを可能にしていたと言われています。
守備でも攻撃でも重要な役割を担った彼は、当時最強と言われたバルサにおいて『頭脳』とたとえられました。
シャビ・アロンソ
ダイナミックな展開力でゲームを作る高精度パサー。
広い視野と豊富なアイディアで中盤の底からボールを供給するプレーに特徴があります。
特に世界一と称される正確無比なロングパスは、見ていて惚れ惚れするような軌道を描きました。
一発で状況を変えるその効果も含め、パスセンスの高さはピカイチ。
細かいパスの多いスペインの攻撃に変化をつける重要な選手です。
イニエスタ
多くの才能を世に送り出してきたカンテラにおいて『最高傑作』と言われた天才ミッドフィルダー。
171cmと体は大きくないので、フィジカルで勝負はできないものの、体に寄せさせないプレーで相手をかわしてしまう特異なスキルの持ち主。
滑らかなボールタッチと俊敏性がそれを可能にしていましたが、一番の要因となっていたのは、相手の逆を突く上手さだと考えられます。
ショートパスの交換に巧みなドリブルを織り交ぜ、危険なスペースにスルーパスを送り込む技術はセンスの塊としか言いようがありません。
⇒イニエスタのプレースタイルを徹底検証!動画と合わせて解説!
ダビド・シルバ
抜群の攻撃スキルで違いを作り出す天才アタッカー。
細かなステップでかわすドリブル、急所をえぐるパス、多彩なパターンのシュートと、その技術の高さは、フィジカルの不利を補ってお釣りがくるほど。
攻撃の全てをこなせる比類なき才能の持ち主です。
神出鬼没でつかみどころがなく、現れたと思ったら創造力溢れるプレーで決定的な仕事をしました。
会場を沸かせながらも得点を生み出す彼は、観客にとってもチームにとっても欠かせぬ世界最高のテクニシャンと言えます。
スペイン代表の歴代最強ベストイレブン・FW
最後に、スペイン代表歴代最強のFW。
ワントップを務めるのはこの選手です!
ラウル
抜群の嗅覚と勝負強さを誇るエースストライカー。
ボールを止める、蹴るという基本的な技術が非常に高く、アシストもできるユーティリティ性の高い選手ですが、特筆すべきは、平均的な身長、身体能力でありながら得点を量産することを可能にした天性のゴールセンスでしょう。
優れたポジショニングで、ここぞというところに顔を出し、頭と左足による正確なシュートでネットを揺らしました。
試合を左右する重要なゴールを多く決め、その勝負強さも高く評価されています。
スペイン代表の歴代最強フォーメーション
システムは4−5—1と、スペインらしく中盤を厚めにしました。
攻撃時には3トップに近い形になるかと思います。
軸になるのはFCバルセロナの哲学であるポゼッションサッカーです。
ブスケツ、シャビ、イニエスタ、シルバ、テクニシャン揃いの中盤が、足元の確かな技術をベースに細かくボールをつないでいき、パスサッカーでゲームを支配します。
シャビ・アロンソのロングパスとアルバの果敢なオーバーラップがリズムに変化をつけてくれるでしょう。
仕上げは当然決定力に定評のあるラウルのフィニッシュです。
攻撃サッカーで『華麗に勝つ』。それがスペイン代表です。
最後に
以上、ここまでスペイン代表の歴代最強ベストイレブンとフォーメーションをまとめてみました。
いかがでしたか?
やはりスペインの魅力は、フィジカルを凌駕しうる技術レベルの高さです。『サッカーが上手い』選手というのが目立ちます。
これからも本当のサッカーの面白さを伝えてくれる選手が誕生するのが楽しみですね。
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