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渡辺剛のプレースタイルを3つの観点から動画付きで徹底解説

今回はFC東京の渡辺剛選手の特集です。

空中戦で絶対に負けたくないという強いこだわりを見せる渡辺剛選手は、大学を卒業して1年目でFC東京でレギュラーポジションを掴んでいます。

東京オリンピックを目指す日本代表にも選出されるようになり将来のA代表候補といわれるまで成長。

そんな渡辺剛選手のプレースタイルとこれまでの成績情報をまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!

最終更新日2019年11月9日

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渡辺剛(FC東京)の基本情報

  • 選手名:渡辺剛
  • 所属クラブ:FC東京
  • 背番号:32
  • ポジション:センターバック
  • 身長:184㎝
  • 体重:76㎏
  • 利き足:右

FC東京U-15深川からU-18に昇格できず、山梨学院高に進学した後に身長が160cmから急激に伸びてセンターバックに転向。

中央大学に進学すると1年でレギュラーポジションを獲得して、大学サッカーを代表するセンターバックに成長しました。

ポジションはセンターバックがメインですが、スピードもあって足下の技術もしっかりしているのでサイドバックでもプレーできるでしょう!

プレースタイル・身体能力(打点の高いヘディング)

渡辺剛選手の新身体能力は空中戦の高さが最大の魅力。

本人はヘディングで誰にも負けたくないと豪語していますし184cmという身長以上に滞空時間が長いヘディングはストロングポイントとなっています。

4分24秒からのシーンでもほかの選手よりは頭一つ以上高いヘディングシュートを決めています。

渡辺剛・荒木隼人・瀬古歩夢 ► 堅守を支えるルーキーCB 2019

今シーズン空中戦勝率は64%、ヘディングから2得点を記録。

スピードにも優れていて、競り合いに強さもあるので身体能力が総合的に高く、体格にも恵まれています。

体格が大きいわりに敏捷性も高くて、小柄なフォワードも苦手としません。

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対人守備能力がこれらの特徴から高くて、一対一では空中戦でも地上戦でも強い!プロ1年目ですが、Jリーグのフォワード相手にも負けることはほとんどありません。

プレースタイル・ボール奪取能力

インターセプト能力に優れていて前に出てボールを奪う回数が多いです。

体を入れてボールを奪うスクリーンプレイが上手いことと予測能力、反応速度の速さがボール奪取能力に起因しています。

45秒からのシーンでは素早い出足で、ボールを奪ってカウンターアタックに繋げています。

タックル成功率は73%で1試合平均1,8回のタックルを成功させていますね。

また技術的にスライディングタックルの能力が高く相手に自由を与えずにボールを奪取。

ボールを奪いとることができるので、カウンターアタックにも繋げることができるという意味で、FC東京の戦術にも合致したプレースタイルといえるでしょう!

逆にセンターバックが後方から繋いでボールを保持して戦うことを求める東京オリンピック世代の戦術には、相性が悪いともいえますね。

本人もビルドアップ能力が課題とコメントしています!

プレースタイル・シュートブロック

ペナルティボックスエリアでの守備に関しては、渡辺剛選手は最後まで諦めずに体を投げ出して少しでもシュートを決められる確率を下げるための労を惜しみません。

1分15秒からのスライディングでシュートブロックしたシーンが、渡辺剛選手の良さが表れています。

サッカーはディフェンダーが最後は体を投げ出してシュートをブロックするかどうかで失点するかどうかが決まることが多いです。

戦術、技術を突き詰めても結局はこういった泥臭いプレーが試合の結果を左右します。

渡辺剛選手は、シュートブロックが上手いですし抜け目ないという部分ではセンターバックとして非常に重要な能力を持っているといえるでしょう。

渡辺剛(FC東京)の成績情報

トランスファーマーケットドットコムによると25万ユーロで3000万円程度。

プロ1年目の今シーズン途中から、FC東京のレギュラーに定着していて元韓国代表チャンヒョンス選手がシーズン途中に抜けた穴を埋める活躍。

森重真人選手とのセンターバックコンビは鉄壁となりFC東京にとって欠かせない戦力となっています。

FC東京は今後のディフェンスラインの中心選手になるという確信を持っているでしょうし1億円積まれても放出しないでしょう。

今後も市場価値は高まっていくと予想され、10月にはU22代表としてブラジルと対戦して敵地で勝利を収めています。

最後に

今回はFC東京の渡辺剛選手について特集しました。

  • 空中戦の強さ
  • ボール奪取能力
  • シュートブロック

という特徴を持ったプレースタイルでセンターバックとしてゴールを守るという部分で優れていますし、こだわりを持っていて好感が持てます。

近年、ビルドアップ能力で攻撃の起点となる能力をセンターバックに求めがちですが、本質はゴールを守るのがディフェンダーの仕事。

渡辺剛選手は本格派のセンターバックとして今後はA代表にも絡んでくるでしょう。

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