こんにちは!
今回は、京都サンガで今シーズンエースストライカーとして活躍しブレイク中フォワード・一美和成選手について紹介します。
元センターバックという異色の経歴が生み出す競り合いの強さやポストプレーの巧さなどプレースタイルを解説!
また、これまでの成績情報などをまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!
最終更新日2019年10月11日
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一美和成(京都サンガ)の基本情報
- 選手名:一美和成
- 所属クラブ:京都サンガ(保有元ガンバ大阪)
- 背番号:23
- ポジション:フォワード、シャドー
- 身長:181㎝
- 体重:77kg
- 利き足:右
JFAアカデミー熊本宇城から大津高校に進学し、2016年ガンバ大阪へ加入しています。
中学時代までセンターバックとしてプレーし、高校時代にフォワードにコンバートして才能が開花。元センターバックだけあってディフェンダーとの駆け引き上手ですね。
ちなみにセンターバックからフォワードにコンバートして成功した例としては、ゴン中山こと中山雅史選手が有名です。
2016年にガンバ大阪に加入しましたが、ガンバ大阪は高校年代からの加入は下部組織からがほとんどなので、外部から加入するのは、高く評価されていた証拠です。
ポジションはフォワードで、ワントップ、ツートップを問わずに活躍できるタイプ。
中学時代までセンターバックなので、セットプレーでの守備で計算できるという利点もあります。
プレースタイル・身体能力(競り合いに強さ)
一美和成選手は
- 181㎝とフォワードとして十分な高さがある
- 相手選手との体のぶつかり合いに強いボディバランスを持つ
- 身体の使い方が上手い
といったセンターバックを背負うプレーで強さを発揮します。
タックル成功率は80%となっていて、競り合いの強さはデータでも証明済み。
スピード、運動量も弱点にならない程度にあるので、総合的な身体能力は高いですね。
プレースタイル・ポストプレー
元センターバックだけあって、ディフェンダーとの競り合いに強いです。
この動画の0秒からのシーンのように相手を背負っても後ろからのフィードを受けると、体をうまく使ってボールを取らせれないキープ力が持ち味。
また、周囲の状況をよく認知していて、フリックやワンタッチで中盤に落とす、スルーなど器用さも持っています。
ただ、ポストプレーに自信があることで、ボールを受けに下がってくることがチームにとっては良くない状況をもたらすこともありますね。
あえてボールから離れてディフェンスラインの裏にベクトルを向けることも重要。
ディフェンスラインは下がり、中盤にスペースが生まれますから、中盤とディフェンスラインの間にスペースが無い時は裏を意識したほうが良いと思います。
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プレースタイル・得点能力(多才な得点パターン)
フィジカルの強さから難しい体勢からでもしっかりシュートを打つことが出来て、反転シュートが得意です。
動画の3秒からのシーンのように、キーパーの反応しにくい意外なタイミングでシュートを打ちますし、身体を大きくひねって右サイドから右足でファーサイドに打つ形。
左サイドからは、カーブがかかった外から巻いてくるシュートを持っています。
今シーズン15得点のうち10得点は右足から決めていて、ヘディングシュートからも得点を決めています。
動画の7秒からの得点シーンでは、利き足ではないですが、左足でもこのような強烈なシュートを持っています。
得点パターンは多彩で、シュートの力強さは腰を回して遠心力を上手く使う体幹の強さがベースにあると思います。
シュート決定率20%もフォワードとして十分高い数字。
一美和成(京都サンガ)の成績情報
トランスファーマーケットドットコムによると、一美和成選手の市場価値は60万ユーロで7000万円程度。
今シーズンは10月11日までで15得点4アシストで、通算115試合35得点9アシストを記録しています。
J2京都サンガでガンバ大阪のフォワード陣は
- パトリック選手
- アデミウソン選手
- 宇佐美貴史選手
- 渡辺千馬選手
など豪華な陣容なので、レギュラー争いに割って入るのは難しいのが現状。
来年も京都サンガとしては残留して欲しいでしょうが、完全移籍となると移籍金と育成費で1億円程度かかるでしょう。レンタル延長が濃厚ではないでしょうか。
最後に
今回はガンバ大阪から京都サンガへ期限付き移籍している一美和成選手についてまとめてみました。
- ポストプレーがうまい
- シュートパターンが多彩
- 競り合いに強い
という特徴のプレースタイルを紹介しました。
ポストプレーが上手い日本人フォワードは珍しいので、今後、仮にガンバ大阪が必要としなくても他のチームで活躍できると思います。
東京オリンピック世代でもあるので、代表選出もあるかもしれません。
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