こんにちは!
2019-2020シーズンのラ・リーガもここまで7節が終了しました。慌ただしい開幕から徐々に落ち着いてきたラ・リーガは各チームの実力差が現れ始めています。
そんな中、昨年の活躍とは打って変わって不振にあえいでいるのがCDレガネス。
7節終了時点で勝ち点2の最下位に沈んでおり、少しずつ監督交代の声も聞こえてきたチーム。
今回は、そのレガネスの希望の星ユセフ・エン=ネシリを紹介したいと思います。
エン=ネシリのプロフィールやプレースタイル、成績データを徹底解説していきますのでお楽しみください。
最終更新日:2019年10月2日
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ユセフ・エン=ネシリのプロフィール
- 本名:ユセフ・エン=ネシリ(Youssef En=Nesyri)
- 生年月日:1997年6月1日(22歳)
- 身長:189cm
- 国籍:モロッコ
- 所属チーム:CDレガネス
- ポジション:CF
エン=ネシリはモロッコ北部のフェズで生まれました。
地元のムハンマド6世フットボールアカデミーでサッカーをはじめ、17歳だった2015年にスペインのマラガへ移籍します。
移籍当初はマラガのフベニールやBチームでのプレーが主でしたが、移籍から約1年半が経過した2016年8月26日のエスパニョール戦でプロデビュー。
2018-2019シーズンに2部に降格となったマラガから1部のレガネスへ5年契約で加入。
移籍初年度から見事な活躍を見せて、例年であれば降格争いのチームも13位となり、危なげなく残留を決めることが出来ました。
モロッコ代表としては若い頃から各年代の代表選手として戦っており、2016年に20歳という若さでA代表デビュー。
すでにモロッコ代表には欠かせない選手となっています。
ユセフ・エン=ネシリのプレースタイル【空中戦の強さ】
エン=ネシリの特徴としてパッと思い浮かぶのは、189cmという恵まれた体格を活かしての空中戦の強さです。
動画の2:22のシーンではコーナーキックから相手DFの頭2つ分ほど高く飛んでおり、ここまでの差が出来てしまうと相手DFはどうすることも出来ません。
空中でのバランス感覚にも優れており、先ほどのシーンでも相手DF2人にコンタクトされてもしっかり最後まで軸を保つことが出来ています。
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ユセフ・エン=ネシリのプレースタイル【積極的なシュート】
動画全編を通して言えることですが、エン=ネシリは多少無理な姿勢でもシュートまで持っていきますよね。
ただ、無理な姿勢で打ってしまっているので、シュートを外す機会が多くシュートが下手という風に見られがちです。
0:34のシーンでもシュートを狙いに行きますが、シュートコースが完全にふさがれておりシュートはDFに直撃してしまいました。
ユセフ・エン=ネシリのプレースタイル【少ないタッチ数のプレー】
積極的にシュートを狙い、どんどんドリブル突破をしかけていくエン=ネシリ。
得点シーンを振り返るとほとんどが少ないタッチ数のゴールとなり、1:00のシーンもクロスに対してスペースに走りこんだ結果のダイレクトシュートです。
本来のエン=ネシリの得意なプレーはこういったタッチ数の少ないプレーでしょう。
ただ、エン=ネシリのタッチ数が多いプレーをしてしまう要因としてはレガネスというチームの守備に重きを置く戦術が影響していると思われます。
周囲のサポートがあまり期待できない状況の中で、自らドリブル突破を選択し、無理な状態からシュートまで持っていくというプレーをせざるを得ない環境があるのではないでしょうか。
ユセフ・エン=ネシリの成績データ
エン=ネシリはこれまでラ・リーガで58試合13得点(マラガ38試合5得点、レガネス20試合8得点)。モロッコ代表として21試合で6得点を記録。
大きな獲得タイトルこそありませんが、これまでの成績から大舞台での強さがわかります。
アフリカネーションズカップには2017年と2019年の2回出場しており、8試合で3得点。
2018年のワールドカップではイラン戦、ポルトガル戦では出番がありませんでしたが、最終節のスペイン戦で途中出場から18分のプレー時間で1得点を決めています。
まとめ
以上がユセフ・エン=ネシリのプロフィール、プレースタイル、成績データのまとめでした。
今回はプレースタイルの特徴として
- 空中戦の強さ
- 積極的なシュート
- 少ないタッチ数でのプレー
を挙げました。22歳という年齢でありながらモロッコ代表では主力として活躍しているエン=ネシリの活躍でレガネスを上位へ導いて欲しいですね。
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