こんにちは!
今回は鹿島アントラーズの中心となっているセルジーニョ選手について紹介します。
中盤の選手ながら、今シーズン11得点を決めていて、鹿島アントラーズのチーム貢献度の高さは随一。
左右両足を同じレベルで使える基本技術の高さが、素晴らしい選手です。
このブラジルの名門サントスFCの主力が鹿島アントラーズに加入した理由には、”あの人の存在”がありました。
セルジーニョ選手のプレースタイルや来歴をまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!
※最終更新日:2019年9月28日
スポンサーリンク
セルジーニョ(鹿島アントラーズ)の基本情報
【9/28 札幌戦】#antlers #kashima #DAZNフットボール
試合終了。1-1のドローに終わりました。
皆さん、今日もともに戦ってくださって、本当にありがとうございました。
試合を見逃した方は、ぜひDAZNでご覧ください:https://t.co/5wIGHaNG4N pic.twitter.com/GYMIdsT26C
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) September 28, 2019
- 選手名:セルジーニョ
- 所属クラブ:鹿島アントラーズ
- 背番号:18
- ポジション:フォワード、トップ下、右サイドハーフ、左サイドハーフ、インサイドハーフ
- 身長:180㎝
- 体重:82㎏
- 利き足:両足
攻撃的なポジションならどこでもこなします。
鹿島アントラーズに加入した当初はフォワードで、現在は右サイドハーフを務めていますが、前所属のサントスではトップ下のようなポジションでした。
基本技術と戦術眼が高いので、ボランチでもサイドバックでも問題なくプレーできるでしょう。
2017年に鹿島アントラーズのテクニカルディレクターに就任したジーコ氏が、最初に獲得した選手であることも興味深いですね。
サントスFCの主力が鹿島アントラーズに加入した理由には、ジーコ氏が大きく関わっていました!
プレースタイル・身体能力(弱点が無い)
身長は180㎝でスピード、スタミナ、フィジカルコンタクトなど身体能力の面で弱点はありません。
逆に言えば、武器になるような身体能力も無く、タックル成功率、空中戦勝率はともに40%台と高くないです。
しかし、この動画の(13秒から)ヘディングシュートを決めているところを見ても、スプリントでペナルティーボックスに入ってきてから打点の高いヘッド。
身体能力は平均的ですが、弱点にはなりません。
加入当初は、鹿島アントラーズのスタッフはセルジーニョ選手の何がストロングポイントかわからずに、ジーコさんに起用法を聞いたところ、
「とにかく使ってみろ」
とアドバイスされたといいます。
セルジーニョ選手のような技術系の選手は身体能力のところで何か弱点があることが多いですが、弱点が無いので起用しやすいですね。
プレースタイル・どちらが利き足かわからない基本技術の高さ
今シーズンJリーグでは、11得点を決めていて、左足で6点、右足で5点と左右両足で得点しています。
逆足も得意という選手は多いですが、セルジーニョ選手はさらにその上。
どちらが利き足かわからないレベルで、ドリブルもパスも当たり前のように両足を使います。
セルジーニョ選手は、元々は右利きですが、苦手な左足を練習した結果として左足も同レベルに使えるようになったとのこと。
同じ理由で両利きになった選手は、三浦知良選手、宮間あや選手がいます。
スポンサーリンク
ドリブルもパスもシュートも両足を使えて精度が高いというのがセルジーニョ選手の凄さ。
この動画の15秒からの得点シーンも右足でセンタリングがディフェンダーの頭にあるので、左足でシュートが打てるんですね。
こちらは逆で左足が相手の頭にあるので右足で決めています。(10秒から)
このようにセルジーニョ選手にとってはどっちも利き足なので対峙する相手は、どちらかに限定しても効果が薄く、対応に困ります。
プレースタイル・戦術眼の鋭さと自己犠牲心
セルジーニョ選手ほどの技術の高さを持つ選手は、チームの王様として特権が与えられることもあるので、ボールを持っているプレー以外を苦手にしたり、サボったりするタイプが多いです。
しかし、セルジーニョ選手が素晴らしいのは、ハードワークを厭わないところ。
身体を張ってボールキープしたり、前線からのチェイス、プレスバックなど自己犠牲をもってチームに貢献します。
2分44分からのシーンでは前線から守備でボールを奪い得点を決めています。
このあたりの地味な仕事をしっかりこなすところも魅力。
セルジーニョ(鹿島アントラーズ)の成績情報
トランスファーマーケットドットコムによるとセルジーニョ選手の市場価値は170万ユーロで2億円程度。
Jリーグのクラブにとっては、かなり大きな投資ですね。
鹿島アントラーズに推薦したのは、テクニカルディレクターに復帰したジーコ氏。
セルジーニョ選手はヨーロッパのクラブに移籍する話を蹴って、鹿島アントラーズに加入しているのは、ジーコさんの存在が大きかったのではないでしょうか。
プロ通算127試合出場34得点14アシストです。
最後に
今回は鹿島アントラーズに加入したセルジーニョ選手の特集でした。
- 左右両足のキック精度
- ハードワークする献身性
といった点を特徴として挙げました。
鹿島アントラーズの司令塔として活躍した選手は、ジーコとジーコが獲得してきたレオナルド選手ビスマルク選手の印象が強いです。
セルジーニョ選手はこれらの選手の系譜を継ぐプレースタイルで、ジーコさんが鹿島アントラーズから離れていた時期にはいなかったタイプ。
ジーコさんがテクニカルディレクターとして古巣に戻って、もっとも補強したいと感じたのは、かつての選手時代の自分だったのかもしれません。
「周りを見て、狙った場所にボールを蹴る」この当たり前すぎるほど必要な技術水準が高いのがセルジーニョ選手。
今後のさらなる活躍に期待が高まります!!
スポンサーリンク
コメント