こんにちは!
2019-2020シーズンの前にはコパ・アメリカとアフリカネーションズカップという大規模な大会が催されました。
今回はそのアフリカネーションズカップで3位という好成績を収めたナイジェリア代表の若手有望株、サムエル・チュクウェゼについてまとめていきます。
チュクウェゼのプロフィールや、プレースタイル、成績データを振り返り徹底分析しますのでぜひ最後までご覧ください!
最終更新日:2019年9月25日
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サムエル・チュクウェゼのプロフィール
- 本名:サムエル・チメレンカ・チュクウェゼ(Samuel Chimerenka Chukwueze)
- 生年月日:1999年5月22日(20歳)
- 身長:172cm
- 国籍:ナイジェリア
- 所属チーム:ビジャレアル
- ポジション:RWG
チュクウェゼは地元のサッカークラブでサッカーを始めて、2017年に50万ユーロでビジャレアルのユースチームに加入します。
ユースチームでは順調に実績を積み重ね、2017-2018シーズンの終盤にビジャレアルBへ昇格。
2018-2019シーズンのヨーロッパリーグ、レンジャーズ戦に途中出場でプロデビューしています。
その1か月後にはスタメン起用され、初得点も記録。そこからはビジャレアルで不動の地位を築きシーズンを通して主力として活躍しました。
代表レベルではU-17ナイジェリア代表として出場したU-17ワールドカップで優勝。
ビジャレアルでの活躍が評価され、飛び級でA代表入りを果たし、アフリカネーションズカップへ出場しました。
サムエル・チュクウェゼのプレースタイル【蹴り出しの速さ】
蹴り出しの速さとは、ボールを動かした時の一歩目からの加速の速さの事。
2:05からのシーンではボールを受けたチュクウェゼは、接近してくるDFに対してフリースペースである前方に大きくボールを蹴り出します。
一歩目のシーンでは既にDFは追いつけていません。
次に目の前に現れたDFに対しても同じようなプレーを行い、一度はマークを外すことに成功します。(結果としてはスペースが狭かった為に追い付かれてしまいますが…)
サムエル・チュクウェゼのプレースタイル【ドリブルの懐の深さ】
動画の1:43からのシーンではサイドでボールを受けたチュクウェゼは中へ切り込みに行きます。
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その際、相手DFに足を引っかけられて減速。それにより相手DF4人に次々と囲まれますが、ドリブルの懐が深い為、相手DFは簡単にボールを奪うことが出来ません。
アフリカや南米系の選手の紹介でよく耳にする言葉ですが
「ドリブルのリズムが独特でボールが取れない」
という言葉がまさにしっくりくるようなプレースタイルです。
サムエル・チュクウェゼのプレースタイル【サイドからの切り込みの鋭さ】
1:03からのシーンではサイドでロングボールを受けたチュクウェゼは、相手をなぎ倒しながらゴール目向けて前進していきます。
そこから相手DFにシュートコースを塞がれた瞬間に角度を変えてシュートコースを作ると左足を一閃。シュートはDFとGKの股を抜けてゴールに吸い込まれました。
上の動画も半分近いシーンが再度からの切り込んだドリブル突破のシーンとなっていることから、本人も得意なプレーとして積極的にプレーしているのでしょう。
サムエル・チュクウェゼの成績データ
これまで獲得した主なタイトルは、U-17ナイジェリア代表で獲得したU-17ワールドカップ優勝です。
この大会ではチュクウェゼは主力として全試合に出場。7試合で3得点4アシストと優勝に大きく貢献しました。
所属するビジャレアルではデビューから出場31試合6得点3アシストを記録。2019-2020シーズンは主力として出番を与えられており、ほとんどの試合でスタメン出場しています。
その他、2019年に最も活躍した21歳以下の選手の与えられる「ゴールデンボーイ賞」にもノミネートされています。
まとめ
チュクウェゼのプロフィール、プレースタイル、成績データのまとめでした。
今回はプレースタイルとして
- 蹴り出しの速さ
- ドリブルの懐の深さ
- サイドからの切り込みの鋭さ
をピックアップしました。
これまでの活躍によってビジャレアル入団時に50万€だった市場価値は現在で300万€と実に6倍もの市場価値に膨れ上がっています。
これからの活躍によっては更なるビッグクラブへの移籍もありえるでしょう。更なる活躍に期待したいですね!
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