こんにちは。
2019-2020シーズンもセリエAで多くの10代の若手選手が活躍し、リーグを盛り上げています。
私が今シーズン注目している選手は、ブレシア・カルチョに所属しているサンドロ・トナーリ選手です。
サンドロ・トナーリ選手はブレシア・カルチョのユース出身で、2017年にブレシアのトップチームでデビュー!その活躍もあって2018-2019シーズンでは、2部のセリエBで優勝を勝ち取りました。
他のチームへの移籍のうわさもあったのですが、サンドロ・トナーリ選手は自身初の1部リーグをブレシアで戦い抜く決意で今シーズンに臨んでいます。
今回は、サンドロ・トナーリ選手のプレースタイルを詳しく見ていきますので、ぜひ最後までご覧ください!
※最終更新日 2019年9月17日
スポンサーリンク
サンドロ・トナーリ選手のプロフィール
- フルネーム サンドロ・トナーリ
- 国籍 イタリア
- 生年月日 2000年5月8日(19歳)
- 背番号 4
- ポジション MF
- 身長 181cm
- 体重 79㎏
- 利き足 右足
サンドロ・トナーリ選手は、昨シーズンにセリエA未経験でイタリアのA代表に招集されるという偉業を成し遂げています。
プレースタイルは司令塔タイプで、イタリアでは「新アンドレア・ピルロ」の呼び声も高いです。個人的にピルロ選手が好きだったので、注目しているところもありますね。
それでは、サンドロ・トナーリ選手のプレースタイルを見ていきましょう。
サンドロ・トナーリ選手のプレースタイル【フリーキック】
サンドロ・トナーリ選手のプレースタイルでまず注目してもらいたいものの一つ目がフリーキック!!
こちらの映像をご覧ください。
※0:28~注目!!
これは昨シーズンのサンドロ・トナーリ選手の映像です。
アタッキングサード手前でフリーキックを得たブレシアですが、距離がかなりあるのでゴール前に敵味方両方の選手が密集している状況でした。
そのままゴール前にクロスを上げると見せかけてサンドロ・トナーリ選手ではないブレシアの選手が軽くボールをプッシュ。
その後そのボールに全速力で走ってきたサンドロ・トナーリ選手が直接ゴールを狙い、ボールはゴール右隅に突き刺さりゴール!
スロー映像を見てもらえるとわかるのですが、サンドロ・トナーリ選手が蹴ったシュートは無回転シュートで、ゴール前でボールが落ちる軌道になっています。
コントロールの難しい無回転のシュートを、これだけの距離がある中で正確にゴールに決めることができるのは、無回転シュートにかなり自信がなければできませんよね。
サンドロ・トナーリ選手のプレースタイル【ロングパス】
続いて注目したいサンドロ・トナーリ選手のプレースタイルはロングパス!!
こちらの映像をご覧ください。
※0:44~注目!!
この映像も、サンドロ・トナーリ選手のプレー集の映像ですが、その中でもロングパスに注目した動画になっています。
スポンサーリンク
センターサークル後方で見方からのバックパスを受けたサンドロ・トナーリ選手は、1秒足らずの時間ですぐに右サイド敵陣奥に位置する味方へロングパス!
サンドロ・トナーリ選手のロングパスで注目したいことが2つ。
- パスまでのスピードの速さ
- ボールの回転
この2つを具体的に見ていきます。
パスまでのスピードの速さ!
サンドロ・トナーリ選手はボールを受けてからパスまでほとんど時間をかけていません。
ショートパスなら即時にパスを出せますが、ロングパスの場合は味方と相手の位置を把握し、さらに時間もかかるので他の選手がどう動くのかも瞬時に判断が必要です。
おそらくサンドロ・トナーリ選手はパスを受けるまでにフィールド全体の状況を把握しているのでしょう。なので、パスを受けてからすぐさま鋭いロングパスが打てるのだと思います。
ボールの回転!
ロングパスを蹴る場合、ボールの中心を蹴ることが必要です。
ただ、その場合力を入れすぎるので、味方がパスに追いつけないケースがありますが、サンドロ・トナーリ選手のパスは少し逆回転がかかっています。
そのため、ボールが地面についた際に減速する形になるので、この動画では味方が全力疾走ではないですが、きちんとパスに追いついていますね。
フリーであの位置でボールを受けられると、味方の選手としてはすごいチャンスになるので、すごく心強いですね。
サンドロ・トナーリ選手のプレースタイル【キープ力】
次に注目したいサンドロ・トナーリのプレースタイルはキープ力!!
こちらの映像をご覧ください。
※0:12~注目!!
この映像では、味方に来た相手のパスを味方がカットします。
相手のパスに勢いがあったので、カットしたボールは上空に上がってしまい、それをサンドロ・トナーリ選手が競り合って奪うという状況です。
ボールがどちらにも収まらず、浮いた状態ですがサンドロ・トナーリ選手は果敢にこれをキープしようとします。
その中で華麗なリフティングを見せていること、相手選手2人に囲まれていてもキープしているところを評価したいです。
サンドロ・トナーリ選手はボランチの選手ですが、ボランチはゲームメイクだけでなく、守備力も必要になるので、このキープ力は素晴らしいと思います。
サンドロ・トナーリ選手の成績データ
- 2017-2019現在 ブレシア・カルチョ 出場27試合 2ゴール
- イタリアアンダー世代代表 通算出場10試合 0ゴール
- イタリア代表 2018年初招集
サンドロ・トナーリ選手は、イタリアではピルロ選手の後継者として期待されています。
二人ともレジスタと呼ばれていますが、レジスタとはゲームメイクに秀でた選手に付けられる名称です。
ピルロ選手がいた2006年には、イタリアがワールドカップを取っているので、サンドロ・トナーリ選手にも、最終的には活躍してワールドカップを取ってほしいと期待しているのでしょう。
まとめ
今回は、ブレシア・カルチョに所属しているサンドロ・トナーリ選手のプレースタイルを
- フリーキック
- ロングパス
- キープ力
の3つから見ていきました。
イタリアのレジェンド選手の後継者として期待されている選手ですので、ぜひ皆さんも注目してみてください。
スポンサーリンク
コメント