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アレクサンデル・イサクのプレースタイルを3つの観点から動画付きで徹底解説

こんにちは!

2019-2020シーズンのラ・リーガは若手選手の躍動が目立っています。

バルセロナのアンス・ファティやアトレチコ・マドリードのジョアン・フェリックス、ビジャレアルのオンティベロスなど10代や20代前半で活躍。

今回はその中の1人、レアル・ソシエダに所属するアレクサンデル・イサクについてまとめていきたいと思います。

既にスウェーデンのA代表として活躍しているイサクはどんな選手なのか?そのプレースタイルから3つのキーワードを挙げていきます。

最終更新日:2019年9月15日

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アレクサンデル・イサクのプロフィール

Instagram
  • 本名:アレクサンデル・イサク(Alexander Isak)
  • 生年月日:1999年9月21日(19歳)
  • 身長:190cm
  • 国籍:スウェーデン/エリトリア
  • 所属チーム:レアル・ソシエダ
  • ポジション:CF

エリトリア人の両親のもとスウェーデンのソルナで生まれたイサクは、6歳から地元のAIKソルナでプレーを始めます。

彼が16歳になった2016年2月28日のスウェーデンカップの試合でプロデビューと同時に初得点を記録。

このころからイサクはスウェーデンのレジェンドでもあるズラタン・イブラヒモビッチの再来と言われるようになりました。その年はAIKソルナで24試合に出場し、10得点を記録していますね!

活躍が認められて翌年にはドイツの名門ボルシア・ドルトムントへの移籍が実現します。

しかし、サッカー強豪国の名門チームの壁は高くトップチームでは5試合の出場で無得点。主戦場は下部チームのボルシア・ドルトムントⅡに移りましたが、ここでも成績は振るわず2年間で12試合5得点を記録したのみでした。

そして、2018年の冬のマーケットでオランダのヴィレムにレンタル移籍。

するとイサクは一気に才能を開花させ16試合で13得点を記録する大活躍。その活躍に目を付けたのが現在所属するレアル・ソシエダです。

ソシエダは彼の才能を高く評価し、移籍金8億円の5年契約でイサクを獲得しました。

2019-2020シーズンは3節終了時点でその全ての試合で途中出場しており、まだ得点こそありませんが、期待に応えるプレーを見せています。

代表としてはこれまで8試合に出場して4得点を記録しており、すでにスウェーデン代表には必要不可欠な存在です。

アレクサンデル・イサクのプレースタイル【落ち着いたプレー】

イサクは19歳という年齢の割には落ち着いたプレーを見せます。

下の動画の1:32からのシーンではトラップが外に流れてしまいます。

Alexander Isak | goals & skills | 2019 (Willem ||)

その後、一旦はシュートの体勢に入りますが、中の状況を確認した上でシュートをキャンセルしボールキープに入りました。

そして、中の選手がゴール前に侵入してくるタイミングでクロス。

ほとんどの若い選手はゴールの意識が高すぎるあまりにシュートに行ってしまうシーンですが、このイサクはサッカーIQの高さを持っています。

トータルで見て可能性が高いプレーを選択できるのですね!

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アレクサンデル・イサクのプレースタイル【駆け引きの上手さ】

下の動画の0:16のシーンでは、相手のDFラインをしっかり確認し、自らが横に移動して幅を作りました。

Alexander Isak | goals & skills | 2018/19 (Willem ||)

そして、オフサイドにならないタイミングで動きだして結果としてゴールに結びつけており、相手との駆け引きの上手さが垣間見れます。

また、その時のポジショニングと体の向きも素晴らしく相手DFを視界にとらえ続ける為にバックステップで幅を作ってますよね。

こういったプレーの選択を出来ることも前項で出したサッカーIQの高さを証明しています。

アレクサンデル・イサクのプレースタイル【体幹の強さ】

先程の動画では主に2つのシーンでイサクの体幹の強さを感じることが出来ます。

動画の0:48のシーンでは、ドリブル中に2人のDFが足を延ばしてボールを奪いに来ていますが、イサクはしっかりとバランスをキープしながら完璧な体勢でシュートまで持っていきました。

1:21のシーンは相手DFを抜いた後のフリーランの姿勢の良さが目立ちます。

イサクのランニングは頭の上下動が非常に少ない陸上選手のようなスムーズな動きです。

これらのプレーを可能にしているのは体の軸がしっかりと固定された体の使い方が出来ていることが大きく関係します。

メッシなどにも言えることですが、

  • 相手からチャージを受けた時
  • バランスを崩しそうなプレーを受けた時

こういった時にしっかりとバランスをキープできるのは、体幹の軸がぶれないことが大事です。

アレクサンデル・イサクの成績データ

イサクがこれまで獲得したタイトルは16-17シーズンにドルトムントで獲得したDFBポカールのみ。しかし、残念ながらこのタイトルにはイサクはほとんど関与していません。

最初に所属したAIKソルナはスウェーデンリーグの優勝11回を誇る名門ですが、イサクの所属した16シーズンは2位となっており、今のところあまりタイトルには恵まれていない選手です。

ですが、個人的な成績だけを見ていくとこれまで48試合に出場し23得点を決めており、得点率ではほぼ50%に近い高確率を残しています。

2018-19のヴィレムには冬のマーケットで移籍した為、半年間の所属でした。

ただ、16試合で13得点7アシストを記録しており、1年通して所属していたら得点王を狙えるほどの成績を残したでしょう。

(18-19はタディッチが28得点で得点王を獲得)

まとめ

今回、プレースタイルとして【落ち着いたプレー】【駆け引きの上手さ】【体幹の強さ】を挙げさせてもらいました。

イサクのプレーは見ていて派手さはありませんが、よく見て考えてサッカーをしているのが分かります。

現在所属するレアル・ソシエダは育成面で非常に定評のあるチームで、近年ではグリーズマンやシャビ・アロンソといった選手が巣立っていったチームです。

2019-20シーズンもイサクの他にオヤルサバルやウーデゴール、バレネチェアといった将来有望な若手選手が数多く所属しており

その中での競争はきっとイサクにとって素晴らしい経験になるのではないでしょうか。

彼らが順調に成長してヨーロッパの舞台で活躍していた2000年代前半の輝きを取り戻すことを期待したいですね。

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