こんにちは!
今回は鹿島アントラーズで活躍中の東京オリンピックを目指せる実力があり、日本代表にも選出されている長身左利きセンターバック・町田浩樹選手の特集です。
プレースタイルをまとめていきながら課題と強みを紹介していきます。これまでの成績情報から、海外移籍への可能性も考えていきますので、ぜひ最後までご覧ください.
最終更新日2019年9月14日
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町田浩樹選手(鹿島アントラーズ)の基本情報
「いつもと違う」状況も…U-22代表DF町田浩樹「楽しんでやれている」 https://t.co/8qk6TiwGmG #gekisaka #daihyo pic.twitter.com/iicvP2ubjC
— ゲキサカ (@gekisaka) September 5, 2019
- 選手名:町田浩樹
- 所属クラブ:鹿島アントラーズ
- 背番号:28
- ポジション:センターバック
- 身長:190㎝
- 体重:70㎏
- 利き足:左
鹿島アントラーズの下部組織出身で中学からセンターバック一筋。
プレミアリーグEASTでは鹿島アントラーズユースの守備の中心として18試合でリーグ最少の12失点で初優勝。
2016年にプロ入りするも日本代表昌子源選手、植田直通選手の壁に阻まれポジションを奪えずにいると2017年に膝の大怪我でシーズンを棒に振ります。
2018年に植田直通選手、2019年昌子源選手の海外移籍を転機にレギュラーポジションを奪っていますね。
鹿島アントラーズは徒弟関係のようにレギュラー組とサブ組が競争しながらも、経験値が上の選手が下の選手に対して教えると言う文化があるようですね。
2019年の鹿島アントラーズの守備に欠かせない存在になっているので、植田直通選手や昌子源選手がレギュラーで出場機会がない時期でも、2人をお手本に練習することで成長できていたということでしょう。
プレースタイル・身体能力(空中戦の強さ)
町田浩樹選手の身体能力はとにかく身長の高さと左利きであるということに強みがあります。
スピードは平均的で、俊敏性には課題があるかなと思いますが、パワーが出てきましたね。身長は190㎝あり、日本人選手トップクラス。
ジャンプ力もあるのでこのようなゴールが取れるわけですね。
10秒から
他の選手より頭一つ上に飛んでいます。
Jリーグ公式サイトによると空中戦勝率は2019年9月までで67,8%と高いですね。J1で33番目の空中戦勝率!
プレースタイル・課題はドリブル対応
2分50秒から
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ディエゴ・オリヴェイラ選手のフェイントに対してフルターンして対応していますが、ターンする方向が逆。
逆にターンすればハーフターンとなるのでドリブルで抜かれることなく対応できたでしょう。
町田浩樹選手の弱点が明確に出たシーンで、長身選手特有の俊敏性の低さがあり、それをカバーするためのステップワークも不十分。
特に鹿島アントラーズは4バックでマンツーマンの守備をするために、センターバックの守備範囲が広く地上戦での対人守備能力に優れていなければいけません。
鹿島アントラーズレギュラーポジションを確保するためにはこの課題について解消していく必要があるでしょう。
そしてこの課題を解決した時には A 代表に選ばれている可能性が高いです。
1試合平均タックル数は2,8回でJ1で23位と高い数字なので、地上戦に弱いわけではないですから、ドリブルで抜かれるところを何とかして欲しいですね。
プレースタイル・左利きの強みを活かしたビルドアップ能力
町田浩樹選手はセンターバックに求められる左利きです。
ビルドアップの際にディフェンスが広がって大きく円を作り、ボールを循環させる際に、左センターバックが右利きだとスムーズにボールが回らなくなります。
そのため、左センターバックは左利きに越したことがありません。
日本代表のセンターバックに左利きがいたことがなく、オシム監督は左利きのディフェンダーを育てるように育成年代の指導者にアドバイスをしていました。
日本サッカー界が左利きのディフェンダーを育てる必要性を感じた時期に育成年代で教わってきた世代と言えるでしょう。
東京オリンピック世代は左利きのセンターバックが増えてきていますが、 町田浩樹選手はその中でも最も期待されている選手です。
ロングフィードの能力が高く、右サイドの高い位置へ大きく展開を変えるキックは目を見張るものがありますね。
町田浩樹選手(鹿島アントラーズ)の成績情報
トランスファーマーケットドットコムによると市場価値は30万ユーロで4000万円程度。かなり過小評価という印象ですね。
1億円出して買う海外チームがいてもまったく驚きません。Jリーグ通算44試合3得点1アシスト7警告、退場0となっています。
評価の低さは試合数の少なさに起因していると思うので、これから市場価値は間違いなく上がっていきますから、いまがヨーロッパのクラブにとっては狙い目ですね。
最後に
今回は鹿島アントラーズの町田浩樹選手を紹介しました !
主なプレースタイルの特徴としては、
- 空中戦の強さ
- 左利きを活かしたビルドアップ能力
が挙げられますね。ただ、ドリブル対応に課題を残しています。
鹿島アントラーズはセンターバック育成の名手であり、町田選手は日本サッカー界トップクラスの潜在能力の持ち主。
なんせ190㎝の左利きですからね。
このまま鹿島アントラーズが町田浩樹選手を中心選手として育てていけば、日本代表にとっても大きな力となるでしょう。
日本代表に左利きのセンターバックがいた時代はなかったので新たな景色を見ることができるかもしれません。
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