今回は2014年U17ワールドカップで5得点を決めてゴールデンボール(MVP)を受賞したINAC神戸所属・なでしこジャパンの杉田妃和選手の特集です。
「ポスト宮間あや」として期待もされていたなでしこジャパン期待の新星杉田妃和選手についての中学、高校時代を振り返っていきます!
また2chの評判から実力や期待値について探っていきますので最後までご覧ください。
スポンサーリンク
杉田妃和はポスト宮間あや?
杉田妃和選手はポスト宮間あや選手として期待されているようですが、二人のプレースタイルはあまり近くは無いですね。
杉田妃和選手はドリブルキープ力に定評があり、宮間あや選手は長距離の正確なラストパスを武器にしています。
#杉田妃和 のボールの持ち方が好き。ちょこまかしてなくて、スケールが大きくて柔らかい。 pic.twitter.com/t3LEi55zjq
— Rbgt (@nadekofootball) 2017年3月26日
杉田妃和選手はこの動画のような両足と足の裏を巧妙に使ったダブルタッチと呼ばれるフェイントを得意としていて、ボールを奪いに来た選手を横に外すことが出来るので中盤で時間、パスコースを自力で作り出すことが出来る選手ですね。
両足でパスを供給できるので攻撃の起点になるパスも得意としています。
二人の共通点は左右両足を自在に扱えて、その攻撃的な才能を期待されてボランチとして起用されるものの、パワー、スピードがあるタイプではないので、守備面で脆さを露呈するためなでしこジャパンではボランチとしてはいま一つとなってしまうところでしょうか。
おそらく二人とも適性ポジションはインサイドハーフですが、なでしこジャパンではダブルボランチでこのポジションがないため置き所が難しいですね。
杉田妃和選手は、2018/07/23に21歳で代表初招集されていますが、U17でMVPを獲得しているのにも関わらず、21歳までA代表で招集がなかったのは、ボランチとして守備面でのリスクがあったからでしょう。
杉田妃和選手は身体の入れ方などが改善され、ボール奪取能力が上がってきているので宮間あや選手がうまくいかなかったボランチとしてなでしこジャパンに定着していってもらいたいですね。
ただし、宮間あや選手のセットプレーのキッカーとしてのレベルはずば抜けて高かったので、杉田妃和選手がキッカーとしての代役となることは難しいでしょうね。
2chの評判はどう?
杉田妃和選手は2chでものいろんな書き込みがありますので一部評判をまとめてみました。
スポンサーリンク
・プロ契約がここ(INAC神戸)だけなら仕方ないわな
他のクラブだと代表クラスでも働いてたりするし
海外を選ぶにしても強化指定されなきゃ生活が厳しいだろうし
・10番の子だよな?スペイン戦終盤ぬるぬるドリブルで数人交わしたのは凄かったな
・俊さんタイプだな。でも右足もこの時点で相当レベル高い。
でも、俊敏性が足りないから将来はボランチやってそう
・近い将来フル代表に呼ばれるだろう杉田
・ドリブル上手かった奴かな
・この子と 長谷川は本来はU-20レベルの選手。ちょっとした衝撃だったわ。女子にもこんな選手が出てきたのか
といった書き込みがありました。
やはり杉田妃和選手といえばドリブルという印象が強いのでしょう。
早期でのなでしこジャパン選出を予想している人も多かったですね。
また、長谷川唯選手と比較されたり間違われたりしていたので同世代ではこの二人の存在感が抜けていたという印象を持っている人が多かったということですね。
結果的には長谷川唯選手が早期になでしこジャパンの核になっていて杉田妃和選手は代表選出まで時間がかかりました。
相性が良い二人ですからなでしこジャパンでも良いコンビとなって欲しいですね。
また、女子サッカー界の中で待遇面で恵まれているINAC神戸に入団できたことについて言及している人や激しいポジション争いから脱落するのでは?という心配もありました。
結果的には入団から1,2年は苦労しましたが、INAC神戸でレギュラーポジションを掴み、なでしこジャパンにも選出されたのでこの時の選択は悪くなかったのではないでしょうか。
中学高校時代の経歴は?
杉田妃和選手は、中学時代は地元の福岡県宗像市を拠点とするジュニアユースクラブのFCグローバルに三期生として入団していますので、出身中学は宗像市内の中学校でしょう。
小学生では男子とともにプレーしていましたが、ドリブルテクニックは当時の指導者によると男子に交じってもずば抜けていたようです。
高校時代は静岡県の藤枝順心高校に進学。
偏差値は41と低いですが、女子サッカーの名門で北原加奈選手、阪口萌乃選手などなでしこジャパンメンバーも輩出している全寮制の高校でサッカー漬けの毎日を送っています。
2014年度の全国女子高校サッカー選手権大会で準優勝に貢献。
同年にU17ワールドカップで優勝してゴールデンボールを獲得しているので2014年は大きく飛躍した年となりました。
翌年のキャプテンとして臨んだ3年時は3回戦で敗退しています。
その後、INAC神戸に入団を決めています。
最後に
いかがでしたか?
今回はINAC神戸の杉田妃和選手の特集でした。
なでしこジャパンでも存在感を増している杉田妃和選手。
守備面でパワー、スピード負けしなくなってきているので、国際試合で経験を積んでなでしこジャパンの攻守の要となるようなボランチに成長することを期待したいです!
スポンサーリンク
コメント