今回は、東京五輪サッカー日本代表メンバー予想に引き続き、オーバーエイジ3枠についても予想していきます。
東京オリンピックでオーバーエイジ枠として呼ばれそうな選手をまとめてみましたので最後までご覧ください!
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森保ジャパンはオーバーエイジを使う?
正式に東京オリンピックサッカー日本代表を率いることが発表された森保一監督。
新体制が始まり、いよいよ東京オリンピックへの挑戦が始まりましたが、気になるのはオーバーエイジ枠ですよね。
結論からいうと東京オリンピックで森保一さんはオーバーエイジ枠を使うと思います。
理由としては、開催国枠なのでスター選手を入れて盛り上げようみたいなメディアからのプレッシャーもあるでしょうし、これまでのオリンピックでは日程的に呼ぶことが難しかった海外組もどこかしらからお金が出て、呼べるようになると思います。
ブラジルもリオオリンピックではネイマールをオーバーエイジ枠で使いましたしね。
オーバーエイジ枠を使うメリットとしては、戦力の上積みで勝つ確率を上げることです。
デメリットは予選を勝ち上がったチームに直前でオーバーエイジが入るとチームがまとまりにくいことや若手選手の経験の機会を奪ってしまうことが挙げられます。
オーバーエイジ枠を使わなかった例としてはアトランタ五輪がありますね。
アトランタオリンピックでは西野明監督(現日本サッカー協会技術委員長)の意向でオーバーエイジ枠を使わない選択をしました。
理由は、Jリーグ創世記とキャプテン翼世代が重なった若い世代のレベルが上の世代より高かったことが大きかったと思います。
実力差が明らかだったブラジル代表との試合でも怖いもの知らずの若い世代が良く走り奇跡を起こしました。
しかし、第2戦のナイジェリア戦ではハーフタイムに守備的な戦術に異議を唱えた飛び級で招集された18歳中田英寿を中心に中田に同調した城彰二、松田直樹、前園真聖らと指揮官の間に亀裂が生じる事態にもなり敗戦。
第3戦のハンガリー戦に勝利しても結局は決勝トーナメント進出を果たせませんでしたね。
中田英寿がヨーロッパで結果を出したので今では評価が変わってきていますが、当時は指揮官に反発したとして最年少の中田英寿はボロカスにマスコミに叩かれましたが、結果としてどちらが正しいとかではなく良くも悪くも若さが出た大会でしたね。
アトランタ五輪での経験を踏まえてもオーバーエイジ枠の存在意義は
・指揮官とのジェネレーションギャップを埋めること
・実力が拮抗した相手との試合の中でゲームの流れを読みリーダーシップを取りながら攻守のバランスをとることができる経験値
・精神的支柱
などが挙げられるでしょう。
というわけで、とくに自国開催で是が非でも結果が欲しい日本代表はオーバーエイジ枠を使うと思います。
A代表に入っている有名選手を入れて視聴率がどうのとか、いろいろ大人の事情があるんでしょうが、最強メンバーで臨めるに越したことはありません!
森保一監督自体も選手の自主性を尊重するタイプなので、経験豊富なオーバーエイジ選手の存在は必要となるでしょう!
サッカー東京五輪のオーバーエイジ枠を予想
そんな東京五輪サッカーでオーバーエイジ枠はこちらの選手が候補にあがってくるのかなと予想しました。
中村航輔
柏レイソルの守護神ですでにフル代表にも選出されています。
年齢的にもリオ世代の年少組ですから東京オリンピック世代と年齢的にも近いですね。
また、東京オリンピック世代のゴールキーパーで継続して試合に出場できている選手は、まだいないですからオーバーエイジ枠を使う可能性は高いです。
もし、オーバーエイジ枠をキーパーで使うなら年齢的にも実力的にも前回のオリンピックで活躍した中村航輔選手の名前が挙がるのは必然ですね。
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昌子源
日本代表のセンターバックとして定着しつつあります。
鹿島アントラーズでも素晴らしいパフォーマンスを見せていて昨年のクラブワールドカップでも世界大会での実績は申し分ありません。
オーバーエイジ枠はシドニーオリンピックの森岡隆三選手、ロンドンオリンピックの吉田麻也選手、リオオリンピックの塩谷司選手などセンターバックに使うことが多いので経験がものを言うポジションだけに東京オリンピックの2020年には28歳になる昌子源選手は一番選手として良い時期ですね。
有力候補です。
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植田直通
センターバックとして昌子源選手以外での候補を挙げると、ずば抜けた身体能力を持つ植田直通選手があげられるでしょう!
空中戦はJリーグナンバーワンですし、東京オリンピック世代で空中戦とパワーで勝負するタイプは少ないです。
また、リオオリンピックでも頼もしい活躍ぶりでしたから呼ばれる可能性はあると思いますね。
ただし、東京オリンピック世代のセンターバックは中山雄太選手、富安健洋選手、瀬古歩夢選手などのレベルが高くて将来性豊かなので昌子源選手も同じですが呼ばずに済むのがベストでしょう!
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車屋紳太郎
左サイドバックは、東京オリンピック世代で手薄なポジションです。
森保一監督は3バックも得意な監督なので左利きで左サイドバックと3バックの左センターバックが出来る車屋選手は使い勝手が良いですね。
ビルドアップ能力は元から高かったですが、オーバーラップからのセンタリングで川崎フロンターレでアシストを量産して成長が見えますので順調に行くと最盛期に東京オリンピックを迎えるでしょう!
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井手口陽介
リオオリンピックの最年少メンバーだったガンバ大阪の井手口陽介選手。
ワールドカップアジア最終予選では、オーストラリア戦の勝利を決定付けるスーパーゴールを決め、すっかりハリルホジッチ監督に認められる存在となりました。
東京オリンピック世代の最年長世代とは同学年ですからジェネレーションギャップもなくチームに溶け込めるでしょう!
運動量とボール奪取能力が高いBOXtoBOXタイプ(自陣ペナルティエリアから敵陣ペナルティエリアを往復するタイプ)のボランチは東京オリンピック世代には少ないですから井手口陽介選手がいてくれると頼もしいですね!
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大迫勇也
攻撃的なプレーヤーに恵まれている東京オリンピック世代ですがセンターフォワードタイプの選手は不足しています。
唯一無二の東京オリンピック世代のエースストライカーの小川航基選手が大怪我で復帰が危ぶまれている状況ですからセンターフォワードのオーバーエイジ枠は現実的な選択肢として考えていく必要があるでしょう!
現時点では大迫勇也選手のポストプレーは他の日本人選手とは比較出来ないほどレベルが高いので大迫勇也選手の半端ないキープ力が東京オリンピックでも必要だと思いますね。
久保建英選手との相性も良さそうです。
他のフォワードで候補となるのは、金崎夢生選手、杉本健勇選手、武藤嘉紀選手でしょうがやはり、大迫勇也選手が現時点では存在感が大きいです。
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本田圭佑がオーバーエイジに招集される可能性は?
オーバーエイジでの出場を目標と公言している本田圭佑選手ですが、Jリーグよりレベルが落ちるオーストラリアリーグでプレーしている以上は難しいですね。
選手の個人能力として選ばれるにはJリーグかヨーロッパのリーグで周囲を納得させるだけのプレーをしている必要があると思います。
また、プレー面以外では影響力が強い選手ですし、過去の日本代表で同世代を引っ張っていた時期は本田圭佑選手の空気を読まずに発言するメンタリティーが小さくまとまりがちな日本人選手を発奮させてきたところはあると思います。
過去の功績は素晴らしいものがあるのはいうまでもないですね。
しかし、ベテランとなった本田圭佑選手は東京オリンピック世代にとってはテレビで見ていた憧れの存在ですから本田圭佑選手に萎縮してしまい、逆に小さくチームがまとまってしまったり、本田圭佑選手のいう事は絶対というような立ち位置になってしまうでしょう。(本人が望まなくても)
この世代にはこの世代の中心選手がいて育成年代から積み重ねてきた関係性があるので下の世代の中に混ぜても、違和感がない選手を選ぶべきでしょう。
その点で本田圭佑選手は適任ではないと思います。
オリンピックサッカーの歴代オーバーエイジ
オーバーエイジ枠は1996年のアトランタ五輪から採用されたルール。
日本は「1996年アトランタ五輪」と「2008年北京五輪」以外はオーバーエイジ枠を使用しています。
そんな歴代のオーバーエイジの流れはこちら
1996年アトランタ五輪⇒オーバーエイジ使わず⇒グループリーグ敗退
2000年シドニー五輪⇒3枠招集(楢崎正剛・森岡隆三・三浦淳宏)⇒ベスト8
2004年アテネ五輪⇒2枠招集(曽ヶ端準・小野伸二)⇒グループリーグ敗退
2008年北京五輪⇒オーバーエイジ使うも結果的に断念⇒グループリーグ敗退
2008年北京五輪のオーバーエイジ内定者
※大久保嘉人選手はクラブ側と交渉決裂のため断念
※遠藤保仁選手は大会直前にウイルス性感染症により断念
2012年ロンドン五輪⇒2枠招集(徳永悠平・吉田麻也)⇒ベスト4
2016年リオ五輪⇒3枠招集(塩谷司・興梠慎三・藤春廣輝)⇒グループリーグ敗退
サッカー東京五輪のオーバーエイジ枠のまとめ
いかがでしたか?
今回は森保一監督が率いる東京オリンピックのオーバーエイジ枠について考えてみました。
使えるオーバーエイジ枠は3人。
誰が選ばれるのか楽しみですね!
東京オリンピック世代はディフェンス陣と攻撃的ミッドフィルダーのタレントが豊富なのでこのポジションはオーバーエイジに頼らないで欲しいです。
個人的には中村航輔選手、井手口陽介選手、大迫勇也選手の3人がいいと思います。
今後の森保一監督のU23日本代表から目が離せません。
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