本田圭佑・後継者

ロシアW杯で日本代表引退を公言した本田圭佑選手。

メッセージ性が強く、プロフェッショナルな姿勢に、勇気つけられた方も多いのではないでしょうか。

本田選手は、2010年以降の日本サッカーを牽引してきた時代の象徴的な選手でしたが、どの時代の代表も本田選手のようなチームの中心的でカリスマ的な存在はいました。

歴代でいうとラモス瑠偉、中田英寿がそうであったように、本田圭佑選手もそういった役割担ってたわけですが、本田圭佑の後継者が注目されますね。

今回はカタールワールドカップに挑む日本代表の中心人物になるであろう選手から「本田圭佑の後継者」として相応しい選手を厳選してみました。

賛否あると思いますが、人選の根拠と一緒にまとめてみましたので御覧ください

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柴崎岳

  • 本田の後継者と人選した根拠

1992年生まれの柴崎選手

カタールワールドカップで30歳と中心選手として、更なる飛躍、活躍が期待される選手です。

柴崎選手は、決して本田選手のような派手さや、目立って前に出て行くタイプではありませんが、同世代では抜きん出たサッカーセンスと、しっかりとした芯を持っており、どんな状況でも安定したパフォーマンスを披露できる点でも、日本代表を背負って立つメンタリティーを持っていると思います。

鹿島アントラーズ時代、クラブW杯でレアル・マドリー相手に2得点を挙げたり、昨シーズン所属クラブのヘタフェでバルセロナ戦でスーパーゴールを挙げるなど、ここ一番での勝負強さも光る所がありますよね。

  • 柴崎岳選手の特徴

そんな柴崎選手は、3列目からボールタッチを繰り返し、攻撃をコントロールするレジスタ(司令塔)タイプの選手です。

超ワールドレベルでは、シャビやイニエスタ、ピルロ、先日のW杯でMVPに輝いたモドリッチと同タイプと言えると思います。

個人的にW杯を観て受けた印象としては、よりショートパスを繋ぎ攻撃をオーガナイズする往年のシャビ選手に似たプレースタイルだったと思います。 名波浩さんが、「パス精度やゲームの流れを読む力に長けており、キックの質、とりわけインサイドキックはパーフェクト」と評されています。

  • 今後の代表への期待

ロシアワールドカップも、技術に優れ、調和と俊敏性を生かした日本らしいサッカーを機能させるために、司令塔としてなくてはならない活躍でした。

日本の機動力、俊敏性を生かす為にも、これからの柴崎選手の活躍が期待される事は間違いないでしょう。スペインリーグでの更なる成長に期待です。

乾貴士

  • 本田の後継者と人選した根拠

1988年生まれの乾選手

カタールワールドカップでは、34歳となりベテラン枠になりますが、今後の日本サッカーに何らかの変化をもたらす選手として期待されています。

2011年より海外に渡った乾選手は、ボーフム、フランクフルト、エイバル、ベティスとドイツ、スペインで4チームを渡り歩んできました。来シーズンより移籍が決まったベティスは、ヨーロッパカップの出場権を持っており、ヨーロッパ舞台での活躍が期待されます。

スペインでも技巧派選手として、評価の高い乾選手は、常にその高い技術力でファンの心を掴んできました。

本人は、ベティスへの移籍が最後と語っており、年齢的にもビッククラブへの移籍はないと思いますが、乾選手の独特のサッカーセンス、技術、サッカーを楽しむ精神のファンは多く、今後も沢山のスペクタクルで世界を魅了し続けてくれるでしょう。

  • 乾貴士選手の特徴

乾選手は、個がぶつかり合う高い技術レベルのスペインでも通用する、卓越したサッカースキルを持っています。

素晴らしいドリブルと、先日のW杯で披露した正確で多彩なシュートが武器です。その活躍は、滋賀県立野洲高等学校時代から続いており、2年生の時に全国高等学校サッカー選手権大会で「セクシーフットボール」と呼ばれるほど、美しいパスサッカーでチームに日本一持たらしました。

30歳を超えても、ギグスやイニエスタのように、技術で肉体的な衰えをカバーし、チームに大きなプラスをもたらしてくれる事を期待しています。

  • 今後の代表への期待

代表チームには、小野伸二選手や、松井大輔選手など、サッカーの技術レベルが高く、見ていて面白い選手が常にいました。

乾選手も、サッカーが上手い、観ていて面白い選手ですよね。柴崎選手など、司令塔候補の選手がボールを回し、試合をコントロールし、乾選手のような技術の高い攻撃的な選手がアクセントを与える。

日本の俊敏性、高い技術力を生かした組織的なサッカーに無くてはならない選手です。

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宇佐美貴史

  • 本田の後継者と人選した根拠

乾選手よりも4歳若く、カタールワールドカップで30歳を迎える宇佐美選手も、ポテンシャルでは、日本サッカー界を背負う存在です。

少年時代から「天才少年」、G大阪ユースで数多くの活躍を見せたことからG大阪下部組織の「史上最高傑作」と呼ばれ続けてきた宇佐美選手はパス、ドリブル、シュートどれをとっても一級品で、既に日本を代表する攻撃的選手。

各世代の日本代表でも中心選手であり続けてきた宇佐美選手は、2度目のヨーロッパ移籍で徐々に結果を出すようになり、昨シーズン期限付き移籍したドイツ2部デュッセルドルフの2部リーグ優勝に貢献しました。

今後、ヨーロッパで更なる実績を積めば、日本代表の中心を担う可能性は高く、そうなれば元々持っていたカリスマ性を持ち、本田選手のような日本サッカー界の顔になる可能性も高いと思います。

  • 宇佐美貴史選手の特徴

19歳で加入したバイエルン・ミュンヘン時代にチームメイトであった今やドイツのレジェンド、フィリップ・ラームからは

「彼はあまりに若く、経験が少ないままバイエルンに加入してしまった。でも、間違いなくものすごい才能の持ち主だったよ」

と評されています。

それほど卓越した技術を宇佐美選手は、持っている。ドリブル、パス、シュート全てが一級品です。一方で、その才能をチームで生かしきれていない現実もあります。

単純な技術力で言えば、宇佐美選手は、本田選手よりはるかに恵まれている。でも、実際には本田選手ほど日本代表を背負い、結果を残していない。

本田選手もタイプ的には、周りを生かしていくタイプでは無く、その点では宇佐美選手と似ていると思います。つまり日本の流れるようなパスワークの中で、周りを生かし、卓越した戦術理解でチームを動かしながら結果を出すタイプではないのです。

それでも、本田選手は、勝負強さ、フリーキック、メンタリティーで多くの成功、勝利を掴みとり、チームのピンチを常に救ってきた。そのプレー、サッカーに対する真摯さ、生き様が日本サッカー界に多くを持たらしました。

宇佐美選手も同様で、周りを生かすタイプではありません。それでも、強烈な技術、ポテンシャルを持っているだけに、力強いパーソナリティーで、日本代表を引っ張っていって貰いたいものです。

  • 今後の代表への期待

大迫選手が1トップで素晴らしい活躍を見せたW杯を見ると、しばらくはトップ下か左サイドでの活躍が期待されます。

一方で、このポジションは、W杯では香川選手や乾選手など、選手同士、周りを生かしながら、流動的で動きのあるサッカーを体現できた選手が結果を残しました。

宇佐美選手には本田選手同様、周りを生かす以上に、さらにそれを超える個の力が要求されています。

どうすれば、宇佐美選手という個性が、日本サッカーにプラスをもたらすか、考え、スキル、戦術理解力を伸ばし、日本の大きな力になって貰いたいですね。

久保建英

  • 本田の後継者と人選した根拠

日本サッカーの次世代を担う存在としては、久保建英選手に期待をすべきでしょう。

2001年生まれの久保選手は、現在17歳。次回のW杯では23歳を迎えます。

今回のW杯で大活躍したフランス代表のエムバペ選手が19歳でしたので、久保選手にも世界基準での成長と飛躍が期待されています。バルセロナの下部組織で育った久保選手は、日本人離れしたサッカースキル、ポテンシャルを持っています。

まずはJリーグでのスタメン定着、活躍。海外サッカーへの挑戦で、日本に新しい刺激を与えて貰いたいです。

  • 久保建英選手の特徴

久保選手は、バルセロナの下部組織でプレースタイルがメッシ選手に似ていたことから、「和製メッシ」と呼ばれていました。

小さな体を生かした重心の低いドリブルと周りを生かしたパス能力に定評があります。その当時の指導者も久保選手の活躍が頭から離れないようで、バルセロナへの買い戻しの話も多々出ています。

  • 今後の代表への期待

未だかつて、バルセロナのようなビッククラブ出身の日本人選手は日本サッカー界にいません。

それだけ久保選手の存在は、期待値の大きなものであり、もし今後プロリーグで頭角を現わせる事が出来れば、その存在はさらにカリスマ的なものとなるでしょう。

まだ年齢的にも10代なのでポテンシャルと同じぐらい未来の見えない部分もありますが、日本サッカー界の為にも、何としても大きな飛躍を期待したい所です。

最後に

ここまで、本田圭佑選手の後継者になりそうな候補選手をまとめてみました。

本田選手は、能力もさる事ながら、強いメンタル、情熱で、結果や感動を与えてきましたよね。

そういう意味では、本田選手は、やはりオンリーワンです。次の日本代表を担う人は、本田選手を追うのでは無く、新たな角度で日本サッカーの発展に貢献して貰いたいですね。

代表チームの雰囲気や全体を引っ張っていくのは吉田麻也選手にはなると思いますが、次世代で本田圭佑選手の後継者は誰にになるのかが、楽しみです。