今回は17歳で横浜FCでレギュラーとなっているいわゆる久保世代の斉藤光毅選手の特集。
U-20ワールドカップの日本代表メンバーでも最年少で選出され才能は久保建英選手に匹敵するとの評価もある斉藤光毅選手のプレースタイルを4つの観点から検証していきますので、最後までご覧ください。
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斉藤光毅のプレースタイル【身体能力】
斉藤光毅選手の身体能力についてまとめるまえにプレー動画をご覧ください。
身長は170㎝と小柄で体格も細くて普通の高校生のような体つきですね。
スピードはそこそこあって、俊敏性が高いのが特徴です。
運動量もこの年齢にしては多くてタフさも兼ね備えており、ジャンプ力もあって意外にヘディングは強いです。
U20日本代表影山雅永監督の評価は
「あの小さな身体でボールをしっかりとキープできる。そして、2トップがお互いを見ながら降りる、出る、その距離感を保ちながら非常に良いパフォーマンスをしてくれたと思います。日本人は身体が小さくてフィジカルが…なんて言われ方をしますけど、あの身体でしっかりと屈強なDFを抑えて、そして自分がボールを扱うスペースを作って、相手から遠い足でキープすれば、全然関係なくできるんだと。そういうものをしっかりと世に示す良いサンプルなんじゃないかなと思います」
というわけで小柄な体でも海外の選手相手のバトルに勝てる理由を説明していますね。
ボールの持ち方、体の使い方が合理的でさらにいつも自然にできてしまう斉藤光毅選手にとってあまり「フィジカル」は関係ないですね。
この点についてはメッシ選手も同様で宇宙人などと形容されますが、実は合理的なことをしているだけなんですよね。
ただ、これがやるとなるとなかなかできないんです。
一見簡単にみえるプレーが理にかなっていて本当はすごく難しいけど本人にとっては普通という感じなんでしょう。
斉藤光毅のプレースタイル【シュート】
U20日本代表影山JAPANでの試合では11試合5得点を記録しており、ミッドフィールダーとして驚異の得点率を誇っています。
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右利きですが左右両足でシュートを決めることが出来て、とにかく思い切りが良くゴール前で落ち着いているのでメンタリティー、得点嗅覚が素晴らしいタイプです。
ゴール前に顔を出すタイミング、ポジショニングが良くてボールを呼び込む動きも素晴らしいですし、世代別代表、横浜FCでの得点数の多さがその才能を証明しています。
ゴールキーパーとの駆け引きの巧さ、キックフェイントのうまさがありシュートのタイミングを微妙にずらすプレーが上手いんです。
テレビ番組でキックターゲットのようなキック精度をシュートを競う競技としてよくやりますが、実際に点を取る選手はタイミングを外すのがうまいのでシュートコースはあまり関係なかったりしますね。
斉藤光毅選手のプレー動画をみてもシュートの前のキーパーとの駆け引きに勝っているのがわかるでしょう。
斉藤光毅のプレースタイル【パス】
斉藤光毅選手はパスセンスも優れていてゴール前でシュートの際に落ちているのは状況認識能力が高いからなのでパスの判断も良いですね。
ドリブルをしてスピードに乗った状態でもパスの精度が高く、相手の意表を突くスルーパスも得意ですね。
ワンタッチパスのセンスがあり、アウトサイドやヒール、足の裏を使ったトリッキーなパスが多いのも見どころです。
カーブボールも蹴ることが出来てセンタリングの精度も高いですね。
斉藤光毅のプレースタイル【ドリブル】
斉藤光毅選手のドリブルは一言でいえば小気味が良いです。
リズム感あふれる躍動したドリブルで左右両足でボールを持てて、柔らかいボールタッチ、相手の逆をとるフェイントが持ち味。
懐が深くて相手からボールを隠したような持ち方をしておいて強引に相手が回り込んでボールを奪おうとした瞬間を見逃さないで逆に抜いていくフェイント。
ダブルタッチと呼ばれる左右のボールを持っている足を持ち換えるフェイントを多用します。
相手と正対して足を止めさせるプレーやつま先でボールタッチしてタイミングをずらして緩急で抜くプレーも得意ですね。
何より相手に向かっていくメンタリティーと意表を突く創造力が素晴らしいです。
最後に
いかがでしたか?
体格も普通で足もそれほど速くない、テクニックがずば抜けているわけでもないのに俊敏で器用でゴール前での判断が良く、チャンスを量産してとにかく点を取るという特徴は横浜FCのチームメイト三浦知良選手と共通点がありますね。
大先輩から吸収してカズ選手のように日本を代表する選手に成長していった欲しいです。
今後の斉藤光毅選手の活躍から目が離せません!
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