室屋成

今回はFC東京所属、日本代表の室屋成選手のプレースタイルを検証してみました。

森保一監督が就任してから右サイドバックに定着している室屋成選手のプレースタイルを4つの観点からまとめてみました。

最後までご覧ください!

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室屋成のプレースタイル【オーバーラップ】

室屋成選手の最も大きな特徴はオーバーラップです。

豊富な運動量、スピードがあり、大外を上下にアップダウンできます。

このオーバーラップは後方からスピードを持って相手の守備ブロックの外を走るのでマークされにくいことが特徴ですが、ゴールから遠いサイドのエリアでボールを受けるのでそこからのプレー精度が高くなければゴールに結びつきません。

室屋成選手はオーバーラップしてパスを呼び込んでからのプレーに課題があり、外から内側に切れ込んでいくことも少ないですし、大外からのセンタリングの精度も高いとは言えません。

あとはラストパスを合わせるだけなのに合わないというシーンが多いですので、ゴール前を確認する余裕ができるだけでアシスト数はかざり増加するはずです。

後方から勢いを持って上がってくるタイプなのでトップスピードに乗りつつゴール前の状況を把握するのが難しいのは分かりますが、それが出来ている選手がトップレベルにステップアップしますね。

ただし、室屋成選手が大外を駆け上がることによって相手の守備陣をサイドに引きつける、後方に下げる効果があるのでアップダウンを90分繰り返すだけでもチームにとって大きな貢献があります。

室屋成のプレースタイル【ビルドアップ】

現代サッカーにおいて攻撃面でサイドバックに要求されるレベルが高くなってきたビルドアップ能力は室屋成選手にとって得意とは言えません。

基本的に走ることで周りから使ってもらうタイプで使う側になると本領を発揮できないという部分は長友佑都選手にタイプは近いですね。

サイドバックはタッチラインに近い位置なので、そもそも片側半分のサイドがが無いという状況でのプレーが多く、パスコースが狭くなり、ボールを失うことを考えて相手から遠い位置(タッチライン側)にボールを置くと、さらに選択肢が狭まってしまいます。

身体の正面にボールを置くことがセオリーですが、サイドバックでそれが出来る選手は少ないですし、欲を言えば相手の守備ブロックの2ラインの間でこのプレーをしてほしいです。

内田篤人選手、西大伍選手のボールの持ち方はお手本といえるでしょう。

パスを受けるポジションが全体的に低いと感じるのは勿体ないところで室屋成選手の運動量をもっと活かせると思います。

室屋成選手がこの課題を克服できれば、どこの国のリーグでも活躍できると思いますので今後の成長に期待です。

室屋成のプレースタイル【対人守備能力】

スピード、俊敏性がある室屋成選手はドリブル対応が得意ですね。
ほとんど1対1で抜かれる姿は印象にありません。

空中戦の強さはJリーグで問題になることは少ないですが国際試合では穴になる可能性もありますね。

守備に関してはゾーンディフェンスのポジショニングが向上していて、安定性を増していますが、逆サイドからの高いセンタリングが頭を越えていくシチュエーションでボールを目で追い続けて落下点に入れなかったり相手を見れていない時があるのが気になります。

野球の外野手のようにボールを見ず落下点を予測して落ちてきたボールに対して反応したほうが良いと思います。

野球が人気の国なので他競技の良いところはどんどんまねしていきたいですね。

室屋成のプレースタイル【ポジション適性】

室屋成選手はU-17日本代表のレギュラーでしたが、その時は左サイドバックでプレーしていましたので、FC東京に入団してからはほとんど右でプレーしていますが、左でもプレー可能なところは強みです。

とくに両サイドバックできるタイプとして日本代表でプレーしてきた長友佑都選手は4年後も現役でプレーしているか怪しい年齢になりましたし、酒井高徳選手は日本代表引退を決断しましたので両サイドでプレー出来ることは今後の日本代表で活躍するうえで強みです。

しかし、森保japanは3バックも採用すると考えられますが室屋成選手は3バックシステムの経験がなく、ウイングバックではドリブル突破があまり得意ではないので厳しいかなと感じます。

サイドバックのスペシャリストを目指すのか、他のポジションにもチャレンジするのか注目していきたいですね。

最後に

いかがでしたか?

今回は室屋成選手の特集でした。

サイドバックとしては古典的なタイプでサイドを縦に行ったり来たりしますが、選択するプレーがシンプルですし、チームのためにすることがはっきりしていて運動量があるので確実に汗かき役になってくれるところは見ていて気持ちが良いです。

メンタル的にムラがある印象があるので経験を積んで、落ち着いてプレーできるようになると、さらに良い選手に成長していきそうですね。

すでに海外クラブからも目をつけられているとの報道もありますので今後の去就にも注目です!

4バックのチームであれば走ることで確実にチームに貢献できるのでどこの国でも重宝されるタイプかなと感じます。