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メッシとマラドーナを徹底比較!どっちが上か4つのポイントから検証

メッシ・マラドーナ

アルゼンチンの英雄メッシとマラドーナ。

今回はアルゼンチン代表の国民的英雄で何かと比較されがちなマラドーナ選手とメッシ選手を比較していきます。

ポイントを4つに絞って検証していきますので最後までご覧ください!

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メッシとマラドーナを徹底比較【スピード】

スピードの観点から二人を比較していきます!

メッシ
最高速度はさほど速くないですが、俊敏性は爆発的で史上最速と言っても過言ではないほどの初速を持っていますね。

膝に大きな怪我を負わなかったことがキレを持続的に発揮できているポイントだと思います。

マラドーナ
最高速度はメッシ選手同様に速くないです。

若い頃の全盛期は俊敏性がありましたがだんだんと太ってきてキレを失っていきましたね。

若い頃の動画をみるとメッシ選手と同じくらいのキレを感じますが、節制が足りなかったり薬物の問題もあってコンディション管理に問題がありました。

※スピードにおいて軍配が上がるのはメッシ選手!

メッシとマラドーナを徹底比較【ドリブル】

ドリブルの観点から二人を比較していきます!

メッシ
現代サッカーは運動量が増えて選手の距離が短くなりスペースが無くなった中でもボールを受けてドリブルで打開できる能力は異質。

メッシ選手のように一歩を踏み出す際に足の甲、降ろす際につま先で2タッチする独特の速いリズムについてこられる選手はなかなかいないですが、これが上手かったのがマラドーナ。

ドリブルに関してはマラドーナの影響下に居ることは明らかです。

マラドーナ
テレビ中継の技術も低い時代でピッチ上のプレーがなかなか可視化できない時代だったためメッシ選手と比較して荒いファウルを受け続けていたと思います。

後ろからのタックルがファウルとなったのはマラドーナ選手を削りにいくプレーが続出したためとされていますので、ルールを作ってしまうぐらいマラドーナ選手のドリブルはずば抜けていたということですね。

※ドリブルについてはドロー(時代が違うので比較できない)

メッシとマラドーナを徹底比較【パス】

パスの観点から二人を比較していきます!

メッシ
ディフェンスラインの背後を取るキラーパスを出すことが出来てドリブルしながらモーションを変えずにパスが出てくるので相手ディフェンスとしては読みずらいですね。

パスなのかドリブルなのかの判断を相手のリアクションがあるまで待つことが出来るのでより効果的な選択肢を取ることが出来ますね。

ラストパスだけではなくチャンスのきっかけになるようなゲームメイクにかかわることも出来るのでビルドアップ能力も非常に高いと思います。

おそらくバルセロナの下部組織で育った影響でしょうね。

マラドーナ
メッシ選手同様にドリブルに対して食いついてきた相手の裏のスペースを突くキラーパスは得意でしたね。

ただし、メッシ選手のようにバックパスを有効に使ったり組織的なビルドアップに関わったりすることは少なかったです。
戦術的なトレンドの変化もありますが、マラドーナ選手は得点を取りに行く強気なパスが多かったですね。

※パスに軍配が上がるのはメッシ選手!

メッシとマラドーナを徹底比較【人気】

メッシ
人間性が素晴らしく世界中にファンが多いですね。

2000年代サッカーに革新的な変化をもたらしたペップグアルディオラ率いるバルセロナの中心選手として君臨したことも世界中のサッカーファンから広く愛される理由です。

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一方でアルゼンチン代表では高度な戦術を持つバルセロナとは勝手が違うのかトップパフォーマンスが出せていません。

マラドーナ選手ほどの結果が出せていないことや13歳の時からバルセロナに渡ったため「アルゼンチンリーグで活躍していない」ことなどの理由からアルゼンチン国内では批判の的になることも。

マラドーナ 1986年FIFAワールドカップメキシコ大会でアルゼンチン代表を優勝に導いて国民的な英雄となったマラドーナ選手。

準決勝のイングランド代表とのゲームで決めた5人抜きゴールと手で押し込んだ「神の手」ゴールは伝説として語り継がれていますね。

一方で薬物に手を出してしまいコカイン使用疑惑でバルセロナを退団していたり94年ワールドカップは興奮剤が検出されて大会を追放になりました。

自由奔放な性格や発言で物議を醸すダークヒーローとしてアルゼンチン国内ではカルト的人気を博していますが、世界的にはネガティブなイメージがついている側面もあると思います。

※軍配が上がるのはマラドーナ選手!(アルゼンチン代表では神様のような扱いとなっていることと若い頃の過ちも含めて人間味があり現在では愛されキャラとなっていますね。メッシ選手はマラドーナ選手と比較すると広く浅く支持されている印象。)

メッシとマラドーナを徹底比較【メンタリティ】

メンタリティの観点から二人を比較していきます!

メッシ
利他的な性格でチームプレーを重んじますね。

バルセロナではその性格が戦術的な役割とマッチしています。

一方でアルゼンチン代表では本人が望まなくともメッシ選手のワンマンチームとなってしまうことが多いですが自分のエゴイズムで周りを引っ張っていくという力には物足りなさを感じます。

自分にマークが集中しているならほかの選手を使えばいいという合理的な判断を下せる頭の良い選手ともいえます。

マラドーナ

利己的で自由奔放な性格で個人技を重視します。

マラドーナ選手が最もクラブチームで輝いていたナポリ時代は完全なワンマンチームでした。

アルゼンチン代表でもワンマンチームで「とにかく自分によこせ」という姿勢でプレーしていたと思いますし、自分にマークが集中していても俺によこせと要求して奇跡的なゴールを何度も決めてきたという部分がマラドーナ選手の凄いところです。

※軍配はドローですね。(現代サッカーではメッシ選手のメンタリティが要求されますしマラドーナ選手が活躍していた時代ではマラドーナ選手のメンタリティが必要だったといえますね)

総評

というわけで上記の項目から比較してスピード、パスでメッシ選手。人気はマラドーナ選手。

ドリブル、メンタリティはドローということになりました。

プレー面での比較は時代が違うので難しいですが、サッカー自体が進化していますのでメッシ選手に総合的には軍配が上がるかなと。

ただ、マラドーナ選手がいなければメッシ選手は出てこなかったかもしれないですし、サッカー全体の影響力でいうとマラドーナ選手が上かなというところ。

また、人気面ではやはりワールドカップ優勝を経験していないというところがメッシ選手とマラドーナ選手の最大の違いでアルゼンチン国内での支持に差が出る要因だと思います。

メッシ-頂点への軌跡-を無料視聴はこちら

最後に

いかがでしたか?

今回はアルゼンチンの新旧の英雄メッシ選手とマラドーナ選手を比較してみました。

メッシ選手は獲得していないタイトルはワールドカップくらいなのでなんとか現役のうちにアルゼンチン代表に優勝してもらいたいんですがロシアワールドカップでは難しそうですね。

またマラドーナ選手を知らない世代もメッシ選手との比較をきっかけに過去のプレー動画や逸話などに興味を持ってもらえるとうれしいですね。

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