サッカースペイン代表歴代10番!
ということで、今回はサッカースペイン代表でワールドカップに出場した歴代10番をまとめてみました!
毎大会10番は入れ替わり、ポジションもバラバラなので10番という背番号にあまり思い入れがない文化なのかなと感じさせるスペイン代表ですが、歴代10番は名手ばかりで名前を聞いたこともある選手が多いと思います!
ぜひ最後までご覧ください!
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サモラ
- W杯:1934年
ロシアのレフ・ヤシンらと並び、サッカーの歴史上最高と言われるゴールキーパーの一人。
愛称はエル・ディビーノ(神聖なる男)。スペインの年間最優秀ゴールキーパー賞は、サモラ賞となっています。
10番がゴールキーパーになった理由はよく分かりませんがポジションに番号を付ける文化がブラジルやイングランドと違ってなかったんでしょう。
引退後は、スペイン代表やアトレティコ・マドリードなど、多数のチームの監督を努めていました。
フランシスコ・ホセ・カラスコ
- W杯:1986年
バルセロナで活躍したウインガーでバルセロナでは262試合出場49得点を記録しています。
スペイン代表では9年間プレーしていますが、代表での活躍は少なくワールドカップにも10番を着けましたが出場はありませんでした。
当時はバルセロナの選手がスペイン代表で活躍するのは政治的にもいろいろと面倒くさい問題があったのかもしれません。
指導者としては、2部リーグは下部リーグでの監督を努めていました。
フェルナンド・モリエンテス
- W杯:1990年
バレンシアで長年活躍したミッドフィールダーはスペイン代表としては8試合の出場しかありませんでしたが、1990年ワールドカップで10番を着けました。
10番がエースナンバーという感覚はまだ無かったんですかね。
現在はバレンシアFCのスポーツディレクターとして活躍中。
ホセ・マリア・バケーロ
- W杯:1994年
スペイン代表で90年イタリア大会にも出場してますが、94年アメリカ大会で10番として出場。
グループリーグで怪我をしてしまいますが、その後決勝トーナメントでスタメンに復帰。
バルセロナで活躍したトップ下の選手で身長が172cmと小柄にもかかわらず、驚異的にヘディングが強かったです。
トップ下という創造性や技術を求められるポジションなのにシンプルなプレーが多い選手でテクニックを発揮するようなタイプではなかったです。
バケーロ選手が活躍できた理由としてはバルセロナでもスペイン代表でもボランチにグアルディオラが居たからでバックパスでグアルディオラに預けてペナルティーエリアに飛び込むタイミングをうかがうプレースタイルで活躍しました。
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ラウル・ゴンサレス
- W杯:1998年
ラウルとくれば背番号7が印象的ですが、代表で10番をつけてワールドカップに出場した時代もあります。
スペイン代表でも102試合に出場して44得点を挙げました。
典型的な点取り屋でジダン、ロベルト・カルロス、ロナウド、フィーゴなどが所属した銀河系軍団と呼ばれた時代のレアルマドリードで得点を量産したレジェンドです。
ペナルティーエリア内でのマークの外し方と職人的な正確なシュートは多くの選手に影響を与えました。
スペイン代表でもレアルマドリードでもモリエンテス選手とのコンビは印象的。
ディエゴ・トリスタン
- W杯:2002年
186㎝で大柄で肩幅が広い体格に恵まれたフォワードでリーガ・エスパニョーラ通算227試合出場95得点の実績を誇っていてデポルティボ・ラコルーニャ時代に得点を量産。
2001-02シーズンにはリーガエスパニョーラで21得点を挙げて得点王となり10番を着けて2002年ワールドカップに突入しましたが大会中に負傷し、無得点に終わりました。
スペイン代表通算4得点。
ホセ・アントニオ・レジェス
- W杯:2006年
アーセナル、レアルマドリードでプレーした若手時代にセビージャの神童と評価された左利きのアタッカー。
スピードに乗ったドリブルと振りの速いシュートに特徴があり左利きという希少価値があり、アーセナル時代が一番輝いていましたね。
若くして活躍したことから注目を集めましたが期待された活躍は出来ませんでした。
2006年ドイツワールドカップでは自ら希望した背番号10で大会に挑みましたが1試合の出場に留まり無得点。
セスク・ファブレガス
- W杯:2010年、2014年
シャビ、アンドレス・イニエスタ、ダビド・シルバらと「クアトロ・フゴーネス(4人の創造者たち)」と呼ばれました。
卓越したパスセンス、ゲームメイク力を持った8番タイプのプレーヤー。
バルセロナの下部組織で育ち、アーセナルに引き抜かれ15歳でアーセナルのトップチームでデビューするとクラブ史上2番目の若さでキャプテンまであっという間に昇り詰めて、その後、バルセロナに復帰しました。
代表では、イニエスタ選手、シャビ選手と役割が重なるため活躍は限定的で本来の得意な位置よりも前のポジションでプレーすることを求められたことから10番を着ける流れになったと想像します。
2010年ワールドカップではスタメンから外れることも多かったですが、決勝では途中投入されてイニエスタ選手の決勝点をアシストして10番にふさわしい優勝へ導く大仕事をしました。
最後に
いかがでしたか?
今回はスペイン代表の歴代10番特集でした。
4-3-3システムを用いることが多く優秀なロングレンジのパスを出せる選手を有してサイドのオープンスペースを活用するのがスペイン代表の伝統的なスタイル
トップ下の典型的な10番タイプの選手はなかなか出てこないし必要とされないことから歴代10番のタイプに一貫性はまるでないですね。
2010年ワールドカップが意外にもワールドカップ初優勝ですから代表に関しては輝かしい歴史があるわけではないスペイン代表ですがこれから強くなってくると思うので、ロシアワールドカップもドイツ、ブラジルとともに優勝候補の一角として評判が高いのでスペイン代表の今後に注目です。
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