サッカーブラジル代表歴代10番!
ということで、サッカー大国ブラジルの背番号10番をつけていた選手は数々いますが、今回はワールドカップに出場したときの背番号10を背負った選手にフォーカスします。
歴代10番は名手ばかりで名前を聞いたこともある選手が多いと思いますが、ぜひ最後までご覧ください!
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ペレ
- W杯:1958年・1962年・1966年・1970年
15歳でデビューしてから1977年に引退するまで4度のワールドカップ出場と3度のワールドカップ優勝を果たしたペレ。
「サッカーの王様」、「神様」と呼ばれる伝説的なプレーヤー。
現役通算1363試合に出場し1281得点を記録。
173㎝と小柄ですが並外れた身体能力とテクニック、得点嗅覚で得点を量産しました。
3度のワールドカップ優勝経験を持つ選手はペレ一人。
タイム誌は、「20世紀における最も影響力のあった人物100人」に選出しています。
ペレへの熱狂的な人気から戦争を停戦させたという伝説を持ちます。
リベリーノ
- W杯:1974年・1978年
口ひげがトレードマークのリベリーノは、ニックネームはリーバ。
左足のキックで正確なパスや強烈なシュートを放ち、「左足の魔術師」の異名を持ちます。
身長169㎝と小柄ですが卓越した技術を持ち代名詞が“ラーボ・デ・バッカ”(牛のしっぽ)と呼ばれる、後ろ向きからインサイドにボールを引っかけ180度ターンする技でリベリーノターンと呼ばれました。
小柄な選手が多い日本人選手は多くこの技を使いますね。
ペレ以降のブラジル代表を支えた名手でロナウジーニョ選手、ロビーニョ選手、ネイマール選手などブラジリアンドリブラーの系譜を作った選手といえるでしょう。
壁の間を抜けるフリーキックはワールドカップ史上に残る名シーンとして語り継がれています。
ジーコ
- W杯:1982年・1986年
「白いペレ」と呼ばれ、精度の高いキックを持ちます。フリーキックのスペシャリストであり、高速で曲がるボールを蹴ります。
シュートはゴールへのパスという哲学を持ちパサーでありながら正確なキックで得点を量産しました。
また、勝利への気持ちの強さも有名でブラジルだけでなく日本でも鹿島アントラーズでJリーグ創世記に活躍して日本代表監督としても指揮を執った英雄です。
アマチュア精神の強かった日本サッカー界にプロフェッショナリズムを叩き込みジーコスピリッツとして鹿島アントラーズを中心に与えた影響は大きいですね。
リバウド
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- W杯:1998年・2002年
「レフティモンスター」「左足の魔術師」と言われ、バルセロナで活躍しました。
フリーキック、バイシクルシュートを得意としたレフティーのファンタジスタ。
1999年には世界最優秀選手と欧州最優秀選手(バロンドール)に選ばれ2002年日韓ワールドカップでは5得点を決め決勝でも2得点に絡む活躍を見せ優勝に貢献。
2002年の日韓大会ではロナウド、ロナウジーニョとともに3Rとして有名でしたね。
ロナウジーニョ
- W杯:2006年
「笑顔のファンタジスタ」。バルセロナで活躍したテクニシャンは常に遊び心を忘れずにボールと戯れるようにプレーしました。
ロナウジーニョのプレーを真似したという若手選手は多数いますし、サッカーの面白さを世界中に広めたスーパースター。
2005年には、バロンドール(世界年間最優秀選手賞)を受賞。
アウトサイドで切り返す振りをしてボールをこすりながら足首を返してインサイドで切り返すエラシコが得意技。
2006年のドイツ大会で10番として出場するも準々決勝でフランスに敗退。
カカ
- W杯:2010年
ブラジル代表では背番号8の印象も強いですが、2010年南アフリカワールドカップでは10番で出場してます。
イケメンでスピードがあり、トップスピードで中央からドリブル突破できる特殊能力を持ったスター性の高い司令塔でした。
2010年は2006年のドイツ大会で有名だったカルテット・マジコ(ロナウド・ロナウジーニョ・アドリアーノ・カカ・ロビーニョ※事実上4人)からは唯一招集されて、2010年ではアシスト王を受賞しています。
ACミランで活躍して2007年にはバロンドール、FIFA年間最優秀選手賞、FIFPro年間最優秀選手賞を受賞。
日本でもカカの名前はほぼ知られていますよね。
ACミランに復帰して本田圭佑選手と少しだけプレーしたこともあります。
ネイマール
- W杯:2014年・2018年
フットサルで培った足技を武器にしたトリッキーなドリブル、派手な髪型で絶大な人気を誇るサッカー界のスーパースターです。
バルセロナからパリサンジェルマンへ移籍金190億円で移籍しましたがサッカー界の移籍金史上最高のワールドレコード。
オスカル選手から途中10番を引き継ぎ2014年ブラジルワールドカップに出場しました。
この大会のネイマール選手は準々決勝で怪我で途中リタイアを余儀なくされましたね。
結果、母国開催の2014年ブラジル大会では準決勝でドイツに7-1で歴史的な屈辱の敗戦を喫することに。
最後に
いかがでしたか?
今回はブラジル代表のワールドカップ歴代10番特集でした。
ブラジル代表の10番は選ばれた人しかつけることが出来ない番号でワールドカップで10番をつける選手は例外なくその時代のサッカーシーンの中心にいるスター選手ですね。
次々に凄い選手が誕生するブラジル代表なので、今後誰が背番号10番を背負っていくのかが楽しみですね。
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