今回は、2017年夏の移籍市場でFC東京からレンタル移籍先のポルトガルリーグで大ブレイクしている27億円男
中島翔哉選手
についての特集。
レンタル移籍満了の後には、ポルトガルリーグの名門FCポルトやベンフィカ、ブンデスリーガのフランクフルトなどが獲得に名乗りを挙げているという噂があり移籍金が27億円に設定されているとポルトガルでは報道されています。
そんな中島翔哉選手の将来の日本代表招集の可能性や海外の反応についてまとめてみましたので最後まで、ご覧ください!
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中島翔哉が27億円男と評判の理由は?
中島翔哉に対して27億円男ということで何かと評判ですが、そのことについて見ていきましょう。
2017年の夏にFC東京からポルティモネンセに期限付き移籍した中島翔哉選手は、5億円の買い取りオプションが契約に入っていると伝えられているために5億円払えば中島翔哉選手を確実に獲得する権利がポルティモネンセにあります。
FC東京側としては、中島翔哉選手の価値を5億円が天井だと思っていたという事がわかりますね。
ちなみに買い取りオプションを行使する際の金額は、報道では1億円から5億円まで幅があり実際のところFC東京にどれだけの金額が入るかは不透明。
FC東京には、長友佑都選手を同様の契約でチェゼーナが買い取りインテル・ミラノへ売却した際の買い取りオプションの2億円はいまだに支払われていないそうです。
本当に商売が下手ですね。
案の定、移籍してから半年で17試合7得点3アシストという結果をだしてポルティモネンセがぼろ儲け確定。
中島翔哉選手の保有権は、レンタル移籍終了後、ポルティモネンセに優先して獲得する権利があるものの、本人がステップアップを望んでいることもありポルティモネンセに引き留めるのは困難。
「如何に高く売るか」というポルティモネンセの戦略により27億円というハードルを設定したという印象です。
これまでの日本代表選手の高額な移籍金と比較すると
中田英寿選手 35億円(ASローマ→パルマ)
香川真司選手 21億円(ドルトムント→マンチェスターユナイテッド)
ですからもし27億円での移籍が成立すると歴代2位ということになります。
実際は、27億円を交渉のスタートにしながら妥協していくことになるでしょう。
それでも、A代表で出場がない中島翔哉選手が半年で「27億円男」とまで評判を上げた理由としては中島翔哉選手が小柄で、すばしっこくて、テクニシャンという日本ではよくいるタイプの最高峰の選手です。
Jリーグでは、実力は認められていましたが、とびぬけた存在という訳ではなくFC東京フロントも役割が被る大久保嘉人選手を獲得するなど過小評価されている選手の一人と個人的には感じていてそのため早く海外に出てほしいとJリーグ時代、記事でも書いてきました。
ポルトガルリーグで成功している理由は、予想通り実力と同時にプレースタイルの希少性もプラスされたからだと考えています。
この点については、セレッソ大阪からドルトムントに移籍したときの香川真司選手と似ていますね。
また、中島翔哉選手はサイドの選手としては守備に問題を抱えていると以前から指摘してきましたが、ポルトガルリーグはクリスティアーノ・ロナウド選手、ルイス・フィーゴ選手、クアレスマ選手などサイドのドリブラーを育成してきただけあって割と自由に攻撃させてくれるので、守備の問題に直面することなくプレーできているのも成功の理由の一つでしょう。
今後は、乾貴士選手、原口元気選手のように守備面の課題を克服していってほしいですね。
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中島選手のポルトガルリーグでの活躍は日本サッカー界にとってはポジティブなことだと思いますが、FC東京が中島翔哉選手を中心選手として評価せず、大久保嘉人選手を無計画に獲得した上でレンタルで放出という扱いをしたフロントは見る目がないですね。
海外の反応をチェック
そんな、中島翔哉選手に関しての海外の反応についてまとめてみました。
・中島は日本代表に召集されていないのか?!?!
・この子は黄金の価値がある選手になるだろう・・・クラッキだ
・中島はベンフィカ戦から既に好印象を残していた
信じられないぐらいのスピードと驚異的なテクニックがある
・もう一人日本人がいれば、どこもうちを止められないだろう!
などといった反応がありました。
サッカーは他のスポーツと比較しても身長が小さい選手でも活躍できるのが良さでもあるので、中島選手のような小さな選手(164㎝)は、世界中人気があるんだなと思いますね。
好意的な意見が多かったのとサッカーとは関係ないですが23歳より若く見えるという反応もいくつかあったのが面白かったです。
おそらく、小学生だといっても疑われないでしょう。
日本代表・ロシアW杯招集ある?
そんな中島翔哉選手は、意外ですがA代表選出経験がありません。
日本代表では、アギーレ監督時代にアジアカップにサポートメンバーとして招集されたことはありますが、その後に招集されていないことを見るとハリルホジッチ監督からの評価が低いことが透けてみえますね。
リオデジャネイロオリンピックでは、10番を背負い本大会でもコロンビア相手にミドルシュートを決めるなど活躍。
手倉森監督のU-23代表ではトップとなる19得点を決めていますし、ポルトガルリーグでも得点を重ねて騒がれていますので監督の好みにかかわらず一度は、呼ばざるを得ないぐらいの勢いがありますね。
ただし、ワールドカップメンバーに入るには守備面がネックになってくるでしょう。
ポジション争いについて
中島翔哉選手が日本代表で出場するとしたらポジションは左サイドハーフかトップ下。
左サイドハーフであれば、乾貴士選手、原口元気選手とともにドリブラーで中島翔哉選手が課題とする守備面で計算できる二人がいます。
トップ下なら香川真司選手、清武弘嗣選手、柴崎岳選手、森岡亮太選手、井手口陽介選手辺りとの争いになりますが、日本代表は中盤の形をトップ下+ダブルボランチにするかアンカー+ダブルインサイドハーフにするか相手によって形を変えますし、
自陣に引かざるを得ないときはトップ下もボランチの位置まで親善試合のブラジル戦では下がっていましたから
インサイドハーフ、ボランチとしての適性がない中島翔哉選手は先発では使いにくい。
というわけでポジションはどちらでもスーパーサブとして活路を見出すしかハリルホジッチ監督のうちはチャンスはないかもしれません。
圧倒的な個人能力を見せつけるしかないですが、他の選手と比較してそこまで、ずば抜けているかというと・・・
厳しい。
CHECKロシアワールドカップ日本代表メンバー予想!フォーメーションは?
最後に
いかがでしたか?
今回はポルティモネンセの中島翔哉選手の特集でした。
今、最も勢いがある海外組の選手と言ってもいいでしょう。
ロシアワールドカップは厳しいと思いますが、カタールワールドカップまでには日本代表の中心選手として君臨しているかもしれません。
J2の東京ヴェルディ時代からバロンドールが目標と語っていてビッグマウスだとか言われていた時期が懐かしいですが、もうどんな目標を口にしてもビッグマウスといわれることはないでしょう。
バロンドール取ってきてほしいですね。
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