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パウリーニョのプレースタイル!バルセロナ移籍でトッテナムと広州恒大時代も

パウリーニョ
今回は広州恒大から52億円でバルセロナに移籍した29歳のブラジル人

パウリーニョ選手

の特集です。

3年前に19億円で中国に都落ちした選手を50億円で獲得したのは異常事態。バルセロナのフロントは290億円のネイマールマネーでパニック状態にあるのかなと思ってしまいますが、果たして50億円の価値があるのか?

バルセロナの特殊なサッカーにフィットするのかを考えるためにもパウリーニョ選手のプレースタイルを紹介。

またトッテナムと広州恒大での活躍ぶりも振り返ってみますので最後までご覧ください!

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パウリーニョのプレースタイル!

パウリーニョ選手のプレースタイルを紹介する前にプレー動画をご覧ください。

ポジションはボランチです。

バルセロナのようなアンカーと2人のインサイドハーフを用いるシステムの場合はどちらで起用するか難しいですね。

身体能力としての特徴は

・豊富な運動量
・パワー
・寄せの速さ
・スピード

が挙げられます。

攻撃面での特徴は

・強烈なミドルシュート
・直接フリーキック
・ボールキープ力
・ペナルティエリアへの飛び出し

が挙げられます。

特にボールキープ力に優れていて、相手をブロックして簡単にボールを失わないので、周りの選手は安心して上がって行くことが出来ます。

ただ、ボールキープ力があるがゆえに判断が遅くて球離れの悪さが見え隠れするところもあります。

タメを作ってくれる選手と見られるか、パスワークを遅らせる選手と見られるかは監督次第なので好みですね。

ただし、ミドルシュートは間違いなくトップレベルです。

どのチームに行っても武器になるでしょう。
またボランチの位置から上がって行って点をとる感覚にも優れています。

自陣のペナルティエリアから敵陣のペナルティエリアまでを往復出来るプレーをBOXtoBOXと呼び、イングランドで好まれるスタイルですが、パウリーニョ選手は典型的なBOXtoBOX型のボランチといえるでしょう。

守備面での特徴はというと

・ボール奪取能力
・ハードタックル
・対人守備能力

が挙げられます。

特にボール奪取能力には特別なものがありまして思い切りのいいボール奪取からカウンターにつなぐことが出来る点で優れていますね。

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逆に個人の判断で取りに行ってしまいポジションに穴を開けることもしばしばです。

この辺りがチームによって評価が分かれる理由だと思います。

どちらかというとカウンター主体のチームに行った方がパウリーニョ選手の良さは活きどうですが、バルセロナのようなパスワークで主導権を握るチームではセンターバックでの起用もあり得るのかなと思います。

ダブルボランチで相方にバランサーを置く使い方が一番良さが出るでしょう!

トッテナム時代

2011年ブラジルの名門コリンチャンスから30億円でトッテナム・ホットスパーズへ移籍。

当時はパウリーニョ選手はボランチとして世界トップクラスの評価を得ていましてレアル・マドリードやインテルミラノ、ASローマが獲得に動いていました。

トッテナムでも初年度こそビラス・ボアス監督のもとで活躍しましたが2年目はポチェッティーノ監督に評価されず。

年間で先発が3試合とベンチ要員となりました。

スタンブリー選手、エリック・ダイヤー選手、ファシオ選手、デンベレ選手らとのポジション争いに敗れてしまいます。

おそらく、ポチェッティーノ監督こスペイン流のテンポの速いパスアンドムーブのサッカーに合わなかったんだと思いますね。

2013年から2シーズンで45試合6得点という結果を残し、トッテナムを去ることになりました。

30億円という移籍金に見合う活躍ができたとはいえないですね。

失格の烙印を押され、新天地へ向かうことになりました。

広州恒大時代

19億円の移籍金で移籍した中国スーパーリーグの広州恒大では元ブラジル代表監督のルイス・フェリペ・スコラリ監督のもとで絶対的な信頼を勝ち取り
2015年から2シーズンで43試合10ゴールを記録しました。

アジアチャンピオンズリーグではJリーグ勢相手に活躍されてしまいましたね。

柏レイソル戦での弾丸フリーキックは日本のサッカーファンにも鮮烈な印象を残しています。

中国へスター選手が移籍するケースは最近では減って来ていますが、パウリーニョ選手が移籍した時期はピークで、たくさんのヨーロッパでネームバリューのある選手(テベス選手、オスカル選手、ドログバ選手、フッキ選手など)の中では最も活躍した選手といえるでしょう。

中国は広い国なので行くチームによって環境が全く異なり、給料の未払いや、家にファンが毎日訪れるところなど大変なところもあるんですが、パウリーニョ選手は広州恒大では特に問題なくプレー出来ていたようですし、不満なくプレー出来たことが、パフォーマンスの向上に繋がり、バルセロナへの移籍に繋がったといえますね。

最後に

いかがでしたか?

今回はパウリーニョ選手を紹介しました。

個人的にはチームにあまり戦術や約束事などがなく自由にプレーさせた方が良さが出る選手だと思います!

パウリーニョ選手の使われ方も含めて今後のプレーから目が離せません!

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