今回ピックアップする選手は、スペインのリーガエスパニョーラ、エイバルに所属するサイドアタッカー
乾貴士選手です。
乾貴士選手と言えば、野洲高校サッカー部時代に“セクシーフットボール”の象徴として活躍し、そのテクニックを武器に横浜Fマリノスとプロ契約、その後はドイツに渡り、現在ではスペインで観客を魅了しています。
というわけで、乾貴士選手はなぜ代表に呼ばれないのかや、プレースタイル、海外からの反応についても迫って行きますので、是非とも最後までご覧下さい。
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乾貴士が代表に呼ばれない理由について
現在乾選手は、所属するエイバルでベストメンバーとして活躍しているにも関わらず、日本代表監督のハリルホジッチ監督から招集されることがありません。
日本のサッカーファンからは、なぜ乾選手を代表に呼ばないのか、むしろ本田選手を呼ぶくらいなら、乾選手を呼んで欲しいという声が多いように感じます。
そこで、なぜ代表に呼ばれないのかを考察してみました。
乾選手のストロングポイントと言えば、誰をも魅了するそのドリブルと言えますが、逆にウィークポイントはどこにあるのか。それは決定力、シュート力の低さではないでしょうか。
実際、ドイツ1部リーグに移籍してから、現在のスペイン1部リーグのエイバルに所属するまでの間、123試合に出場して11得点。実に、11試合に1得点の確率と、数字にするとその決定力の低さが分かりますよね。
更に言ってしまえば、今のエイバルでチャンスメイクは多いものの、アシストなどのゴールに直結するプレーが少ないという現実もあります。
そして、今シーズンの21試合のうち、フル出場が4試合と、スタミナの無さ、コンディション安定度の低さも目立ちます。
しかも、日本代表で乾選手と同じポジションを主戦場とする選手には、原口選手や宇佐美選手、齋藤選手なんかもいます。
⇒宇佐美貴史の現在2017は?日本代表に必要か?プレースタイルも
これだけのライバルがいる中で、ウォークポイントがはっきりされているとハリルホジッチ監督も招集する気にはならないのかなっていう感じもあるのかもしれませんね。
それに代表は今、大事なロシアW杯アジア最終予選を戦っていて、攻撃の形も出来てきている中で、新しい選手を呼ぶというギャンブルには出づらい上に、ハリルホジッチ監督は乾選手から、そのギャンブルに出る程の魅力を感じていないのかも知れませんね。
それに監督も人間ですから、多少の好き嫌いで選手を選ぶこともあるのかな?
日本サッカー協会からの見方は?
日本サッカー協会の首脳陣が、スペインに視察に訪れるという情報がありました。
しかし、その目的は柴崎岳選手を見るというもので、乾選手は視察することなく帰国したそうです。
つまり、現状のままだとハリルホジッチ監督どころか、日本サッカー協会の首脳陣も乾選手を推す人がいないということ。やはり、ウィークポイントを無くさない限り、日本代表で活躍する姿は、見られないのでしょうか。
ストロングポイントは、世界でも戦えるレベルにあると思うので、決定力を磨いてほしいですね。
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乾貴士のプレースタイル
乾選手は高校時代、“セクシーフットボール”と呼ばれていた野洲高校で、チームの軸として活躍。
プレースタイルもその名に恥じない、セクシーなプレーだと思います。
特にドリブル精度は日本でも屈指で、セレッソ大阪所属時代には、そのドリブルから数々のスーパープレイで47試合20ゴールを上げています。
シュート力が低い変わりに、膝や足首が柔らかく、右足の細かいタッチで相手を翻弄していますしね。
ただ、ドリブルだけが魅力なわけではなく、ヒールを使ったりするトリッキーなパスで、相手のブロックを崩したり、味方フォワードへの裏へのスルーパスを通したりなど、基本的に足元の技術が高いプレーで我々を魅了してくれます。
そう考えると、狙い済ましたシュートも上手い気もしますが、ピッチ上で戦う乾選手しか分からない難しさがあるのでしょうね。
海外の反応は?
乾選手はエイバルのサポーター以外にも、スペインの各クラブのサポーターからも評価は高いようです。
見ていて楽しくさせてくれる選手。という声がほとんどで、スペインから評価されていることが伺えます。
ただ、日本人最多出場記録という記録した乾選手ですがスペインリーグで成功した選手は過去にいません。
過去を遡ると、城彰二や西澤明訓、大久保嘉人選手や中村俊輔選手など、多くの日本人選手がスペインリーグに挑戦しましたが、選手層の厚さやチームの方針で活躍できずに去っています。
でも、乾選手がこれまでの日本人選手とは違う活躍を見せているわけです。
理由の1つは、日本人通訳の存在が大きく言葉の壁を乗り越えることができたこと、そして吸収力の早さでチームに馴染んでいることが大きいという事も言われていましたね。
スペインリーグは本当に厳しいので、日本人選手は相性が悪い印象がどうしても抜けません、、、
とはいえ、日本人選手がスペインでここまで評価されたのは乾選手が初めてなので、
特徴であるドリブルが十分に活かされることがあれば、日本人選手がドイツで活躍するように乾選手もスペインで完全に認められる時が来るかもしれませんね。
そして、ドイツのフランクフルト時代においてはサポーターは、所属時代乾選手が、ドイツ語を話さないことを避難したりしていたみたいですが、今のエイバルでのプレーを見たり、サポーターやチームメイトから愛されているのを見たりしていると、人間的にも成長したのかなと思いますね~
最後に
という感じで、乾貴士が代表呼ばれない理由を中心にまとめてみました。
如何だったでしょうか?
乾選手は、華々しい高校時代からマリノスで苦しい時期を過ごし、セレッソ大阪で光を取り戻してからというもの、得意のドリブルを武器に各クラブで観客を魅了してきました。
ただ、海外移籍してからというもの、爆発的な活躍や成長がなく、今に至っている気がしますね。
年齢も2017年で29歳と、成長が見込める年齢ではないですが、その分経験値を生かしてシュート精度を高めていって、代表で世界を魅了して欲しいものです。
日本代表の試合ではそこまでボールタッチできるものでもありませんが、あのドリブルを代表でも見てみたいな~
乾貴士が日本代表復帰。
あると信じたいですね!
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