今回は「韓国の至宝」、「韓国のメッシ」と呼ばれるバルセロナB所属の
イ・スンウ選手
をチェックしていきます!
イ・スンウ選手は14歳でバルセロナの下部組織に入団し19歳にしてすでに韓国国内ではアイドル的な存在となっているそうです。
今月から韓国で開催されるFIFAU20ワールドカップで一番の注目を集めることは間違いない!と言える選手です。
自国開催ですから韓国国内のイ・スンウ選手への反応も普通じゃないでしょうね。
そんなイ・スンウ選手の現在やバルセロナでの現在の立ち位置やプレースタイルを紹介します。
またバルセロナユースの神童といえば日本では久保建英選手ですが、このふたりを比較してみたいと思います。
最後までご覧くださいね。
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イ・スンウの現在は伸び悩んでいる?韓国の反応は?
14歳でバルセロナユースに入団してから着実にステップアップしてきたイ・スンウ選手はバルセロナBへ昇格し今年3月にデビューを飾りました。
バルセロナBチームはスペイン3部リーグ所属で野球でいうと2軍にあたります。
去年からJ3に23歳以下のFC東京・セレッソ大阪・ガンバ大阪が参戦してますがそれに近い位置づけですね。
メッシを含めカンテラ(下部組織)出身の名選手はみんなBチームからステップアップしていきますが、イ・スンウ選手は現在伸び悩み中でレンタル移籍での放出が検討されているそうです。
伸び悩んでいるひとつの原因には大人の事情がありまして。
バルセロナは2014年18歳未満の国際移籍 におけるFIFAの規約に抵触し、当該選手の公式戦出場の原則禁止という処分が下り、イ・スンウ選手は3年間公式戦に出場することができず、出場停止処分が解けた現在も本来の輝きを失っている状態であると伝えられています。
またフィジカル面が課題と言われていてこの点も公式戦での激しいボディコンタクトを3年間経験経験しなかったことが影響しているのかもしれません。
ちなみに日本の久保建英選手も同じ処分が下り、こちらは帰国を選択しています。
そんなイ・スンウ選手ですが韓国の反応はどうなんでしょうか?
世代別代表での活躍もあり、その人気は根強く「韓国の至宝」としてメディアに扱われその才能を期待される一方で
「もうすぐ19歳のバルセロナのイ・スンウは本当に歴代級の才能なのだろうか 」
という特集記事が組まれていたりしていて
「メッシに匹敵するならなぜ試合に出られないのか」
というごもっともな指摘をされていました。
ただこの記事はイ・スンウ選手に対する批判ではなく持ち上げすぎているメディア批判が論点となっています。
ネットの書き込みでは個人技に走るプレースタイルが「他の韓国人選手と合わない」という意見も多かったですね。
「期待してるけどそろそろ目に見える結果を出してほしい」というのが韓国サッカーファンの本音ではないかと思います。
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プレースタイルについて
韓国のメッシと呼ばれるイ・スンウ選手のプレースタイルはメッシに似ているのでしょうか。
動画で確認してみましょう!
加速力とテクニックに優れていてスピードにのったドリブルをすぐに始めることができるという点でメッシと共通するものがありますね♪
メッシの域に達するためにはドリブル中の視野の確保とシュート決定力を改善していくと良いと思います。
課題と言われているフィジカル的な弱さは動画では特に感じませんでした。
そもそもメッシは「体をぶつけられたときにどうするか」なんて考える必要はありません。一歩相手を外したところでボールを受け、あとはかわしちゃえばいいわけですからね♪
動画ではカウンターアタックかサイドで1対1という「ドリブルをするスペースがある状況」でのプレーが多く、イ・スンウ選手は狭いエリアでのボールの貰い方の部分で苦しんでいるのかもしれませんが、その場合の問題はフィジカル面の弱さではなく相手にフィジカル勝負に持ち込まれてしまうボールの受け方だと思います。
宇佐美貴史選手と同じところで苦しんでいる印象を受けました。
久保建英と比較してみた
同じバルセロナユース出身でメッシ2世と呼ばれる15歳の久保建英選手はよく比較されていますが分かりやすく二人の特徴の違いを紹介します!
スピードと前への推進力ではイ・スンウ選が上テクニックと視野の広さでは久保選手が上という感じですね。
イ・スンウ選手は持ち味のスピードで相手の守備網に果敢に突っ込んでいく度胸があり、久保選手は周りが良く見えていて相手の逆をとる冷静さがあります。
日本の格言で「柔よく剛を制す」という言い方がありますが、久保選手が柔でイ・スンウ選手が剛ですね。
日本と韓国という国のイメージの通りの特徴の違いがあるこの二人はフィギュアスケートの浅田真央選手とキム・ヨナ選手の関係性とも共通点があると思います。
サッカー界でもライバル同士として世間を騒がせるふたりになるかもしれませんね。
最後に
今回はバルセロナBのイ・スンウ選手を紹介しました。
スター性のある選手で韓国で人気があるのもわかりますね。
先日、2026年Wワールドカップから出場国が32か国から48か国に拡大しアジアの枠が4・5から8・5か国に拡大させることが発表されました。
賛否両論ありますが日本サッカー界にとっては「アジア予選がつまらなくなる」という懸念があります。
イ・スンウ選手が成長することでアジア予選を盛り上げてくれる存在になってほしいですね。
まずは今月の韓国U-20ワールドカップに注目です。
ただし活躍するのは日本戦以外でお願いしますね(笑)
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