今回はアーセナルが獲得したコートジボワール代表のアタッカー・二コラペペ選手の特集!
昨シーズンフランスリーグアンでブレイクした24歳のフォワードののプレースタイルに迫ります。
最後までご覧ください。
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ニコラ・ぺぺ(アーセナル)の基本情報
- 選手名:ニコラ・ペペ
- 所属クラブ:アーセナル
- 背番号:19
- ポジション:ウイング、サイドハーフ、フォワード
- 身長:178㎝
- 体重:69㎏
- 利き足:左
ポジションは右のサイドアタッカーですね。
ウイングやツートップの一角、サイドハーフとしてプレイします左サイドよりも右サイドの方が得意です。
フランスとコートジボワールの二重国籍を持っていますが、コートジボワール代表を選択しています。
アマチュアクラブでプレーをしているところをアンジェというフランスのクラブを指揮している友人の目に留まり、入団したという変わった経歴を持っています。
二コラ・ペペのプレースタイル【身体能力】
プレ-ースタイルを紹介していきますまずは動画をご覧ください。
178cm、69kgと体格は小柄ですが、身体能力が非常に高くスピードがあり俊敏で運動量も豊富です。
また左利きで細かいステップワークが得意なところも大きな武器となっています。
アフリカン特有の爆発的な直線のスピードと柔らかいステップワークを兼ね備えたアスリート能力が非常に高い選手ですね。
二コラ・ペペのプレースタイル【ドリブル】
左足でボールを持ち右サイドからカットインしていくドリブルを得意としています。
ボールタッチの使い分けとドリブル中の視野の広さが特徴
足の裏やかかとを使ったトリッキーなフェントも見せますが、左足のインサイドとアウトサイドのボールタッチの使い分けがうまい点がペペ選手のドリブルの肝。
縦のスピードがあるため、相手を縦に誘導しておいて中に切れ込むドリブルを多用。
スピードで大半の相手を上回るため1対1であれば、かなり高確率で抜いてくると思います。
また、ドリブルの最中でも視野を確保していて周囲の状況が見えているのでスルーパスやゴールキーパーを見た冷静なシュートを放つことができますね。
ドリブルが最大の武器ですが、ただのドリブラーでは終わらないでラストパス、フィニッシュまで持ち込むところが素晴らしいですね。
ぺぺのプレースタイルがアーセナルでフィットするか疑問も残る
ただし、ドリブルが上手くできている状況は動画ではカウンターアタックの場面ばかりでスペースがある状況。
スペースが埋められていて、カバーリングのポジションも取られている状態で何が出来るのかは未知数な部分もあります。
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リールという中堅チームからアーセナルというビッグクラブに移籍すれば対戦相手は守備を固めてくる可能性も高いです。
スペースが無い状態で力を発揮できなさそうなところが個人的には不安材料ですね。
フランスの守備が1対1を基本とすることと、カウンターアタックを軸とするリールの戦術がハマっていますが、アーセナルではフィットするのか疑問ですね。
フランスリーグでプレーしている昌子源選手は
「行って抜かれるのは当たり前みたいなところもありますね。日本だったら、抜かれてしまえば『あいつ軽いな』ということになるけど、ここではそれは全然ノーマルなこと」
引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/838491?page=3
とフランスリーグの特徴を表現していて、ドリブラーのペペ選手にはプレーしやすい守備。
プレミアリーグでどれだけ活躍できるのかは分からないですね。
二コラ・ペペのプレースタイル【シュート】
得点力が豊富で、左足からファーサイドに巻いてくるシュートを得意としています。
オフザボールの動き出しもよくて、運動量も豊富なのでディフェンダーの背後やゴール前に頻繁に飛び出していくところが得点の多さにつながっています。
逆サイドからのクロスやシュートに対してしっかりとファーサイドに進めているところが素晴らしいですね。
こういった動きを怠らないところも魅力です。
ボールを持ったときに上手い選手ですが、ボールを持っていない時も良く走りチームに貢献します。
似ているタイプの選手としてマンチェスターシティのマフレズ選手やリバプールのモハメドサラー選手が挙げられます。
ニコラ・ぺぺ(アーセナル)の成績情報
昨シーズンのリーグアンでなんと22ゴールを挙げていてパリサンジェルマンで大活躍しているフランスの怪物エムバペ選手に次ぐリーグアン第2位!
アシストも11を記録していて、リールの多くの得点に絡んでいたことが分かります。
プレミアリーグ・アーセナルの移籍が濃厚となっていて移籍金はなんと95億円と報道されていますね。
リバプール、アーセナル、インテル、ナポリが獲得に動いていましたが、アーセナルが競り勝っています。
トランスファーマーケットドットコムによると市場価値は6500万ユーロ(約70億円)となっているので、競り合いとなったことで実際の価値よりも高値がついていたとみることもできます。
これだけの移籍金ですからアーセナルではレギュラークラスの活躍をしなければ失敗の烙印を押されるでしょう。
ちなみに1年前までは800万ユーロでしたから1年で6倍に価値を高めています。
キャリア通算5シーズンで156試合47得点21アシストであり、得点、アシストともに全体の半分は昨シーズン記録しています。
継続して活躍していたわけではなく、2015年には3部リーグでプレーしていて昨シーズンに一気にブレイクした選手。
移籍金95億円は正直高いなという印象ですね。
大器晩成型なのか昨シーズンの活躍がたまたまだったのかアーセナルでの活躍が答えを出すでしょう。
最後に
今回はアーセナルのニコラ・ペペ選手のプレースタイルを紹介しました。
ウィンガーが不足していたアーセナルにとっては大金を出してまで獲得したかった選手でしょう。
この選手の活躍が今シーズンのアーセナルを占うと言っても過言ではありません。
ニコラ・ペペ選手の獲得はアーセナルのギャンブルだと思うので吉と出るか凶と出るか
注目してください!
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