今回はイタリア代表、セリエA・フィオレンティーナ所属のフェデリコ・キエーザ選手の特集。
ビッグクラブが狙う若きイタリアの至宝のプレースタイルに迫ります!
往年のサッカーファンには聞いたことがあるであろうキエーザという名前にも秘密がありますので
最後までご覧ください。
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基本情報
- 選手名:フェデリコ・キエーザ
- 所属クラブ:フィオレンティーナ
- 背番号:25
- ポジション:インサイドハーフ、サイドハーフ、ウイング、フォワード
- 身長:176㎝
- 体重:70㎏
- 利き足:右
元イタリア代表フォワードのエンリコ・キエーザを父に持つ2世選手として若くして注目を集め、U19からイタリア代表に招集されています。
父親の古巣であるフィオレンティーナの下部組織で育って、現在もフィオレンティーナ所属。
ポジションは攻撃的なポジションならどこでもプレーできるユーティリティープレーヤーであり、インサイドハーフでも起用されており、年を重ねるに連れてポジションを後方に下げていっています。
レアルマドリードが76億円で獲得に動いているとの報道もあるほど注目されている選手であり、「キエーザの息子」と表現するのはすでに失礼にあたります。
フェデリコ・キエーザのプレースタイル・ドリブル
それでは、フェデリコ・キエーザ選手のプレースタイルを紹介していきます。
まずはプレー動画をご覧ください!
スピードに乗った状態でもボールを左右両足で操るドリブルテクニックに優れます。
ドリブル時は前傾姿勢。
日本の少年サッカーの指導者なら顔をあげろと矯正されそうですが、「重要なのは周りが見えているかどうか」。
キエーザ選手はこまめ視線を上げて周りを確認しているので、下を向いているような姿勢ですが、特に問題ありません。
また、この前傾姿勢がボールを相手から「隠す」役に立っています。
前傾姿勢がボールと身体の間に空間を作り出し、相手から足を出されても届かない位置にボールを隠すことに繋がっています。
小柄な体格でもボールキープ力があるのはこの独特なボールの持ち方に起因していると思います。
ボールを隠して、それでも回り込んでボールを奪いに来た相手の逆をとって抜き去るという形が得意ですね。
フェデリコ・キエーザのプレースタイル・身体能力
176㎝70㎏と小柄な体格でスピード、とくに俊敏性に優れます。
大きな選手にもパワーで負けないのは足腰が強いからで、運動量の豊富さにも表れていますね。
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身体操作能力にも優れ、サッカー選手に向いている身体能力を持っているといえるでしょう!
遺伝子の影響もあると思います。
父親エンリコ・キエーザとのプレースタイルの違い
父親のエンリコ・キエーザ氏はサンプドリア、パルマ、フィオレンティーナ、ラツィオなど多くのクラブを渡り歩いた有名サッカー選手。
イタリア代表として1998年フランスワールドカップに出場しています。
セリエA503試合170得点を決め、イタリア代表17試合7得点を決めています。
プレー動画はこちら。
身長は176㎝、体重は70kgと身長が1㎝違い、体重は同じという似た体格であり、スピードとドリブル、左右両足を器用に使いこなすのが特徴というプレースタイルも似ていますね。
ドリブル時の前傾姿勢なんかはそっくり。
最も違うのは得点能力。
セリエA503試合170得点を決めている父親エンリコに対して、フェデリコは100試合で15得点と得点率は半分以下となっています。
父親エンリコは息子に対して「パワーがあり、いい足を持っている。きっちりとゴールを見て狙っていける。そしてよく練習する。彼の“ガソリン”になっている体力の源は練習だ」と評価。
一方、フェデリコは次のようにコメントしています。
「自分では(似ているかどうか)よくわからないけど、自然に身についたから。父のシュート力とスピードは真似して実行したい」「自分と父のスタイルは異なる。シュートに関しては、父のような凄さはない」
引用:https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20170929/648385.html
今後、フェデリコ・キエーザ選手が父親を超えたと評価されるときは、イタリア代表で活躍したときか、2000-01シーズンに記録したシーズン22得点を超えたときでしょう!
父エンリコ・キエーザ選手はイタリア代表ではフランシスコ・ゾラ選手、ロベルト・バッジオ選手、トッティ選手、デルピエロ選手といったセカンドストライカータイプの宝庫だった時代だったため17試合しか出場はありませんでした。
21歳にしてすでに11試合に出場しているフェデリコ選手は代表出場試合数で父親を抜くことは時間の問題ですね。
成績情報
トランスファーマーケットドットコムによるとフェデリコ・キエーザ選手の市場価値は6000万ユーロであり、70億円程度です。
2018-2019シーズンはセリエAとコパイタリアで41試合12得点9アシストを記録。
チーム主力として十分な数値を記録して評価をさらに高めています。
最後に
今回はフェデリコ・キエーザ選手のプレースタイルを紹介しました。
ロシアワールドカップで予選敗退したイタリア代表は若手選手が台頭していて、今後イタリア代表の中心選手になっていく可能性がありますので注目しましょう!
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