パリサンジェルマン、マンチェスターシティとの争奪戦を制して移籍金100億円バルセロナが獲得したフレンキー・デヨング選手。
バルセロナではメッシの次の世代の中心選手の1人として注目される若手。
そんなデ・ヨング選手のプレースタイルや特徴を徹底検証していきます。
将来のサッカー界を背負う選手といわれている若手のホープなので最後までご覧ください!
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デ・ヨングのプレースタイル【身体能力】
それでは、デ・ヨング選手のプレー集をご覧ください!
デ・ヨング選手は身長が181㎝で高さがあり、空中戦で弱さをみせないうえにスピード、俊敏性に優れていて身体能力は総合的に高い選手といえるでしょう。
パワーの部分は年齢的にもこれから伸びてくると思います。
ワンステップで逆サイドまでサイドチェンジできるキック力も魅力的。
守備面でも体を投げ出したパワフルな守備ができますし、たまにやりすぎてカードをもらいますが年齢を重ねると落ち着いて守備できるようになるでしょう。
デ・ヨングのプレースタイル【ユーティリティ性】
デ・ヨング選手は複数ポジションでプレーできてインサイドハーフ、アンカー、センターバックでプレーできます。
適性ポジションがまだ定まっていないところがデ・ヨング選手のポテンシャルの高さを反映していると思います。
バルセロナでアシスタントコーチを務めていたヘンク・テン・カーテ氏は、
「デコとシャビを掛け合わせたような選手」
シャビは
「セルヒオ・ブスケツに似ている」
オランダの著名な司会者、トム・エグバーズ氏は
「ルカ・モドリッチに似ていて、プレーぶりはヨハン・クライフに通ずる」
とコメントするなど人によって例えに出す選手のタイプ、ポジションがバラバラなところがデ・ヨング選手のユーティリティ性、万能性を表していますね。
センターバックで起用するには、ヨーロッパのトップレベルでは181㎝の身長とパワーが物足りない部分があり、アンカーで起用するにはドリブルでポジションを離れてしまうプレースタイルはカウンターリスクが大きく、インサイドハーフでは得点に関わるラストパス、シュートという部分で物足りないのかなというのが個人的な印象でバルセロナでレギュラーポジションを奪うには4-4-2のダブルボランチでブスケッツ選手と組むのが良いと思います。
デヨングのアンカー起用は絶対ダメ、マドリーがクローズのアンカー起用してる時は大抵良くない。やっぱりブスケツいてのデヨング
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— Seleção Barça (@VgXtm) 2019年1月29日
この方と同意見です。
デ・ヨングのプレースタイル【ドリブル】
デ・ヨング選手の特徴はドリブルで相手の間をスルスルと抜いていくドリブルが得意です。
相手からボールを自分の体で隠す(スクリーン)するようなボールの持ち方ができて緩急やターンで相手を交わしていきます。
相手の守備網の間を縫っていくドリブルのコースを瞬時に頭の中に描くことが出来るとことは特殊能力といえます。
「僕の良さは直感にある。それは無視できないだろう?そうでなければ、僕は同世代の何千という選手と何も変わらない。『監督の要求は分かりました』と言っておいて、ピッチ上では自分の思ったようにやることもある」
とデ・ヨング選手本人はコメントしていて、守備的なポジションで起用するときにはボールロストした際のリスクが大きいドリブルは監督によって評価が別れそうですね。
とはいえイニエスタ選手やメッシ選手のようにカウンターリスクの小さい高い位置で相手の守備網を切り裂くドリブルが出来るには細かいテクニックに欠けるので、デ・ヨング選手のドリブルの才能は使いどころが難しいですね。
デ・ヨングのプレースタイル【パス】
2017~2018シーズンのエールディヴィジでパス成功率91.5%を記録していて、パス精度の高さは評価が高いです。
この数字自体は特別高いわけではないですが、デ・ヨング選手は攻撃のスイッチを入れる縦パスとサイドチェンジを得意としていて、パスミスのリスクが高くて通ればチャンスになる可能性も高いというパスを多用しているにも関わらず、高いパス成功率を記録しているところが素晴らしいところですね。
とくにピッチの中央やや左から右利きの選手が縦パスを入れることは難しいんですが、いとも簡単に縦パスを通すことができるのは、カットインドリブルを警戒して縦パスのコースを空けてしまうからですね。
リヴァプールのプレーするオランダ代表のワイナルドゥム選手は
「彼によって、相手は多くのことを考えて選択しなければならない。ポジションを外れてボールを追い、マークを外してしまうんだ。そうなれば自動的にスペースができたり、味方にフリーの選手ができたりする。それによって、僕は難なくプレーすることができるようになる。自然に好きなように動けるようになるんだ」
とコメントしています。
パスの種類の豊富でドリブルで持ち上がることもできることで相手の守備に的を絞らせないところがデ・ヨング選手の凄さといえるでしょう。
最後に
いかがでしたか?
今回はオランダの新星デ・ヨング選手のプレースタイルについて考察してみました。
守備的なポジションの選手でもなドリブルでボールを運ぶ能力の重要性は数年前から強調されてきましたが、ドリブルで1人、2人抜いていくデ・ヨング選手は非常にモダンな選手といえるでしょう。
まだプレースタイルが完成されていない未完の大器だと思うので今後のどんな選手になるのかに注目したいですね。
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