今回はガンバ大阪から完全移籍でフローニンゲンが獲得することが決定した堂安律選手のプレースタイルをまとめてみました。
日本代表での活躍が期待されていますが、日本代表に招集された時の役割についても検証してみました。
最後までご覧ください!
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プレースタイル【ドリブル】
まずは堂安律選手のプレー動画をご覧ください!
身体能力的な特徴として重心が低く、ターンが鋭い、俊敏性に恵まれていて刻んでいるリズムが早い、スピードに乗りながら走る方向を変えることが出来るということが特徴として挙げられます。
ドリブルではダブルタッチ(ボールの持つ足を切り替える)、マシューズフェイント(インサイドで前方に進むふりをしてアウトサイドで横に交わす)が頻繁に見られますね。
左利きですが右足でもボールを扱えて持ち足を変えることでリズムに変化をもたらすドリブルが得意なのと重心が低くボディバランスも良いので、相手を背負った状態からボールをキープしつつドリブルを開始して前を向いて仕掛けることが出来るのも日本人ドリブラーとしては稀有な特徴だと思います。
同じガンバ大阪ユース出身の家長昭博選手の影響を受けたのかもしれませんね。
プレースタイル【シュート】
左利きなので左足でのシュートが多いですね。
軸足を蹴る瞬間に「抜く」ことで蹴る足に体重を移動してボールに力を伝えているので、それほど力が入っていなくても強烈なキックが出来ています。
また、このシュートに体重を乗せる技術がドリブルしながらシュートを打てるという特徴にも繋がっていますね。
スピードに乗りながらのシュートが上手いです。
得点力があるのはドリブルからシュートまでの体の動きに切れ目がなく、自然なのでシュートを打とうと思うとすぐに打てますし、逆に止めてキックフェイントにすることも出来るので相手を見ながら判断を変えられるところが相手にとっては読みにくく得点を生む理由の一つといえるでしょう!
シュートを打つのがバレバレな選手は点は取れません。
右サイドからカットインドリブルしてファーサイドにカーブをかけたシュートは最も得意パターンですが、相手がケアしてきたときにはかかと付近でボールを当ててシュートブロックに来た相手の股間を抜いてニアサイドに流し込む術も身に着けています。
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シュートセンスは抜群ですね。
この辺りはガンバ大阪ユースの先輩宇佐美貴史選手に似ていると思います。
プレースタイル【パス】
キックが上手く威力がありカーブもかかるのでセンタリングが得意ですね。
精度というよりはボールの質が良いのです。
あまり頻繁にセンタリングは蹴らないので、ここはもっと意識次第で武器になっていくでしょう!
また、ドリブルしながらも頭が下がらずに視野を確保できているのでドリブルがさらに脅威となればパスコースも空いてくるでしょうし、そこを使う判断能力も技術も持ち合わせていますのでドリブルを磨くことでパスも生きていくのではないでしょうか?
代表でのポジションや役割はどうなる?
長年攻撃を引っ張ってきた本田圭佑選手が代表を引退したので日本代表は左利きの選手は新しい才能を探す必要があります。
堂安律選手は有力候補の一人でしょう。
とくに攻撃的な右サイドのポジションで左利きは重要性が高いです。
何故かというと右サイドで左足でボールを持つことで相手から遠い位置にボールを置くことが出来るので縦パスを受けやすく中央突破がしやすくなります。
とくにドリブラーはゴールに向かっていくと相手の足から常に遠い方の足でドリブルできるので右サイドから左利きドリブラーのカットインは有効な攻撃手段です。
バルセロナもメッシ選手は右サイドに配置していますね。
ハリルホジッチ監督も本田圭佑選手を右サイドに置いていました。
堂安律選手は右サイドハーフを主戦場としていますし、本田圭佑選手引退後はより重宝されると思いますね。
日本代表選出は時間の問題といえるでしょう。
また、スピード、運動量、守備での貢献力を兼ね備えている左利きのドリブラーという特徴を考えると左サイドのウイングバックにコンバートする可能性も考えられます。
東京オリンピック世代は左利きの攻撃的なポジションの選手は多く、北海道コンサドーレ札幌の三好康児選手、FC東京の久保建英選手がいます。
一方でウイングバックの左利きのドリブラーは人材不足ですから、堂安律選手をコンバートするかもしれませんし、うまくハマればプレーの幅が広がり日本代表の常連となる可能性も高まるでしょう。
最後に
いかがでしたか?
今回はオランダリーグ・フローニンゲンで活躍中の堂安律選手の特集でした。
ロシアワールドカップで本職ではない原口元気選手が右サイドでプレーしていましたし日本代表は現在右サイドハーフの人材難といえるでしょう。
堂安律選手はその問題を解決できそうな人材ですし期待せざるを得ないですね。
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