海外スポーツの視聴なら動画配信サイト？それともBS/CS？
海外スポーツを視聴する2つの方法とは
サッカーや野球、モータースポーツなどは日本でも盛り上がりを見せており、世界的にも見ても有数の環境が整っていると言えるでしょう。
しかし、スポーツの本場は海外です。特に海外のサッカーやモータースポーツは日本と比べると競技レベルが高く、規模も非常に大きくなっています。
そんな海外スポーツですが、残念ながら日本の地上波テレビではなかなか放映される機会がありません。海外スポーツを視聴するには大きく分けると以下の2通りがあります。
BS/CS110度放送
BSやCS110度放送は、海外スポーツをリアルタイムで視聴するための方法としては、数十年前から定着しているものです。
自宅にアンテナを設置して、テレビ専用機で視聴するのが一般的です。15年ほど前までは海外スポーツを視聴するには、BS/CS放送が事実上唯一の方法となっていました。他に選択肢がなかったわけです。
動画配信サイト(インターネット)
動画配信サイト(インターネット)は最近人気の海外スポーツの視聴方法です。
huluやU-NEXTなどの動画配信サイトに月額料金を支払うことで、テレビはもちろんパソコン(PC)やスマホ、タブレットを使って、自分の好きな時間にいつでも視聴できる利便性が支持されています。
動画配信サイトは国内/海外のドラマや映画、ドキュメンタリーなどがコンテンツの中心ですが、サッカーや2輪系のモータースポーツも充実しています。
BS/CS放送では決して放送されないようなニッチな海外スポーツを取り扱っている動画配信サイトも多いです。
BS/CSと動画配信サイトはどちらが海外スポーツの視聴に適しているのか
「BS/CS」と「動画配信サイト」の両方を契約すれば、より多くの海外スポーツを視聴できるでしょう。しかしどちらも利用するとなると、それだけ費用が多くかかってしまいます。
動画配信サイトとBS/CSにはそれぞれメリットやデメリットがありますので、この記事でしっかり確認したうえで、より自分に適した方法で海外スポーツを視聴してみてください。
- 月額費用が安い
- 利用開始のハードルが低い
- いつでも視聴したいときに視聴できる
- テレビだけでなくスマホやタブレットでも視聴可能
なお当サイトでは上記のような理由でhuluやU-NEXTなどの「動画配信サイト」をおすすめしています。
BS/CS放送で海外スポーツを視聴するデメリットとは？
月額費用が高い
BS/CSで海外スポーツを視聴するにはいくつかのデメリットがあります。もっとも大きなデメリットが費用の高さです。BS/CS放送を両方とも契約すると、プランにもよりますが月額5000円をすぐに超えてしまいます。
とくに、CS放送はスポーツごとにプランが分かれていることが。国内のプロ野球に加えて、海外のサッカーリーグを生で視聴できるプランを契約すれば、月額料金は1万円にも迫ります。
初期費用が高い
BS/CS放送は月額費用だけでなく、初期費用も高額になってしまいます。
とくに、一軒家でこれからBS/CS放送を開通させる場合は、その傾向がより顕著になってしまいます。数千円するアンテナを購入した上で、アンテナ工事費用などが必要になってしまうのです。
すでにBS/CS放送が開通しているマンションなどの集合住宅であれば、初期費用はほとんどかからないでしょう。しかし未開通のマンション・アパートに住んでいると、一軒家と同じくアンテナなどの初期費用がかかってしまいます。
BS/CSアンテナの保守が大変
BS/CSアンテナの保守も大変です。
きちんとアンテナを設置していないと、台風などの悪天候で破損してしまうことがあるのです。最悪の場合、強風で飛ばされたアンテナが隣近所の家屋や車を傷つけてしまい、損害賠償を要求されてしまうケースもあります。
また北海道や東北、北陸などの積雪地域は、雪がアンテナにかぶさってしまい視聴できなくなることもあります。雪の重みでアンテナが破損するケースも珍しくありません。
賃貸の集合住宅でアンテナを設置する前には、必ず管理会社・大家に設置してもいいかどうか確認しておきましょう。
集合住宅の場合はベランダに設置することになりますが、隣の部屋の住人とトラブルになることがあるため、設置自体を禁止している物件も存在します。
オンデマンドではないので見逃すことがある
BS/CS放送は海外スポーツを生中継してくれるというメリットがありますが、裏を返せば放送を見逃せば取り返しがつかないということでもあります。
海外スポーツ配信サイトと違って、自分が視聴したいときにいつでも視聴できるわけではありません。
地上波のテレビと同様に、決まった時間に放送されており、それを過ぎてしまうともう視聴することができなくなってしまうのです。
もちろん録画することは可能です。しかし、スポーツ中継が放送されていることに気づかなければ、録画のしようがありません。忙しい人にとっては、決まった時間に必ず視聴しなければいけないBS/CS放送は向いていないでしょう。
動画配信サイトで海外スポーツを視聴するメリット
テレビ・スマホ・タブレットと多様な視聴環境
動画配信サイトのメリットとして、視聴できるデバイスが豊富な点があげられます。テレビだけでなくスマホやタブレットでも視聴可能なので、自分の好きなシチュエーションで海外スポーツを楽しみやすいでしょう。
例えば、視聴中にトイレに行きたくなったら、タブレットを持ってそのままトイレの中でも視聴を続けるといったことが可能です。
また、防水対応のスマホであれば、お風呂場で湯船に浸かりながらゆっくりと海外スポーツ動画を楽しめます。同じことをBS/CS放送で実現するのは、なかなか難しいです。
視聴環境の自由さ、多彩さという点では、動画配信サイトに並ぶものはありません。
外出中でもスマホで視聴できる
外出中にWi-Fi環境があれば、スマホやタブレットで海外スポーツ動画を視聴することもできます。
仕事の合間の昼休みや通勤通学の電車の中など、ちょっとした隙間の時間を活用して海外スポーツ動画を視聴できるのは魅力的です。
手軽に始められる
BS/CSと違って動画配信サイトを利用し始めるのは非常に手軽です。インターネット回線とスマホ、クレジットカードがあればすぐにでも利用できます。手続きには15分もかからないでしょう。
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月額費用や初期費用が安い
海外スポーツ配信サイトは、月額費用や初期費用が安いという大きなメリットもあります。
人気サイト「hulu」では月額1,007円(税込)という手軽なコストで、海外スポーツ動画だけでなく数万にも及ぶコンテンツを視聴できます。このお得感はBS/CS放送では決して味わえません。BS/CS放送のように初期費用がかかることもありません。
また無料お試し期間が設けられているのも、動画配信サイトの魅力です。
huluでは14日間の無料期間、U-NEXTでは31日間も無料で視聴可能です。クレジットカード番号の登録は必要になりますが、無料期間が終了前に解約すれば1円も支払う必要はありません。
視聴したいときにいつでも見られる「オンデマンド」
動画配信サイトは、決まった時間に決まったコンテンツが放送されているわけではありません。自分が見たいコンテンツを選べば、いつでも最初から視聴可能な「オンデマンド型」です。
オンデマンドであれば見逃すこともなく、自分の生活スタイルに合わせて無理なく視聴できるでしょう。
例えば、忙しくて深夜にしか海外スポーツを視聴できないという人は、オンデマンド形式の海外スポーツサイトが向いています。
動画配信サイトのデメリット
ネット回線が混む時間帯は画質が悪くなる
動画配信サイトは、インターネットを介して視聴します。
もしインターネット回線が混んでいると、画質が悪くなってしまいます。インターネット回線は一般的に平日夜間や土日など、多くの人がインターネットを利用する時間は混雑してしまいがちです。
BS/CS放送は「電波」を使って映像データを受信します。そのため、いくら視聴者が多くなっても回線が混むという概念がありません。画質は視聴者数に関わらず一定で、常にクリアな高画質で海外スポーツを視聴できるでしょう。
とはいえ最近ではインターネット回線が混雑しないように、回線インフラ各社も対策を練っています。よほどのことがなければ、回線が混雑して海外スポーツ動画が視聴できなくなることはめったなことではありません。
自宅のインターネット回線が動画配信サイトの視聴に耐えうるかどうか心配な人は、huluの14日無料期間やU-NEXTの31日無料期間を最大限活用して、画質をチェックしてみてください。
土曜日の夜でも快適に視聴できるようであればまず問題はありません。
テレビ単体では視聴できない場合が多い
高機能なテレビであれば、huluやU-NEXTが最初から視聴できるようなアプリケーションが組み込まれています。インターネット回線とテレビをつなげば海外スポーツ動画がすぐに視聴できるので便利です。
もしテレビにhuluなどのアプリケーションが組み込まれていない場合は、ChromecastやAppleTV、PS4などの端末が必要になります。
hulu
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huluとは
huluは日本で早くから動画配信サービスを提供している老舗的な存在です。海外ドラマを中心に、日テレと提携している強みを生かして日テレ系ドラマの独占配信も行っています。
海外スポーツではありませんが、国内プロ野球の人気球団「巨人」の試合を中継しているのもhuluならではの強みです。
海外のモータースポーツに強い
huluではロードレース世界選手権の最高峰である「MotoGP」を配信しています。MotoGPは2輪ロードレースの最高峰で、4輪モータースポーツ最高峰のF1とも並び称される格式の高いカテゴリーです。
huluではMotoGPの第1戦から最終戦までのすべての予選と決勝をリアルタイムで視聴可能となっています。
「EWC世界耐久ロードレース選手権シリーズ」も、huluで視聴可能な人気の海外スポーツ動画です。MotoGPが速さを競うものなら、こちらのEWC世界耐久ロードレース選手権シリーズは「速さ＋タフさ」を競う過酷なスポーツです。
海外の主要なコースを転戦して、最後は日本の「鈴鹿8時間耐久ロードレース」で締めることで知られています。
8時間や24時間という長丁場の耐久レースがメインなので、タイヤ交換や給油のピットタイミングなど、モータースポーツならではの駆け引きが楽しめるでしょう。海外のモータースポーツ好きには、たまらないコンテンツの1つです。
他にも海外スポーツ関係のドキュメンタリーが多数
スポーツに限らずドキュメンタリーが豊富なのも動画配信サイトの魅力です。huluでは海外のサッカー後進国が徐々に強くなっていく過程を描いた硬質なドキュメンタリーが人気になっています。
海外スポーツ中継だけでなく、ドキュメンタリーにも目を向けることで、さらに海外スポーツへの興味や知識、理解が深まるでしょう。
huluを利用するには？月額費用はいくら？
huluの月額費用は1,007円(税込)です。この金額で海外スポーツだけでなくhuluに登録されたすべてのコンテンツが視聴可能です。
huluの登録にはクレジットカードが必要です。最初の14日間は無料お試しできますので、クレジットカード番号を登録しても料金は引き落とされません。14日間の無料期間が終わる前に解約することも可能です。
U-NEXT
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U-NEXTとは
U-NEXTとは有線放送大手の「USEN」が運営する動画配信サイトです。日本の企業が運営しているだけあって、日本国内で作られたコンテンツが多数配信されています。
huluと比べると少し動画数は少なくなってしまいますが、海外スポーツ動画もいくつか視聴可能です。
海外サッカーの中心のハイライトを視聴可能
日本ではJリーグが盛り上がりを見せているサッカーですが、やはり本場はヨーロッパです。アメリカメジャーリーグと並んで、海外スポーツの中心的な存在と言えるでしょう。
特にヨーロッパの4大リーグと呼ばれる「イングランド・プレミアリーグ」「ドイツ・ブンデスリーグ」「イタリア・セリエA」「スペイン・リーガエスパニョール」はサッカーのレベルや人気の面で、世界をリードする存在です。
U-NEXTではこの4大ヨーロッパリーグのうち、「イングランド・プレミアリーグ」「ドイツ・ブンデスリーグ」のハイライトを毎週放送しています。日本人が所属するチームが中心とはなりますが、上位争いの動向もしっかりと抑えてくれています。
U-NEXTの月額費用は？
U-NEXTは2,149円(税込)とhuluに比べると少し月額料金が高くなっています。こちらもhuluと同様に登録にはクレジットカードが必要で、お試し期間の間は料金がかからず無料となっています。お試し期間は31日間です。
U-NEXTは月額費用に1,200ポイント(1ポイント=1円換算)が含まれています。ポイントを使うことで新作映画などを一定期間レンタルしたり、漫画などの電子書籍を購入したりできる仕組みとなっています。
海外スポーツ動画に加えて漫画や最新の映画に興味がある人は、U-NEXTが向いているかもしれません。
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