こんにちは!
中島翔哉選手や乾貴士選手のように、小柄でもスピードとテクニックを活かして海外で活躍する日本人選手が増えてきましたね。
J2アルビレックス新潟の本間至恩選手も、似たようなプレースタイルで、注目すべき選手です。
まだ出場時間は少ないものの、目を引くプレーが多く、いつでも見ていて期待感を持たせてくれますね。
今回は、本間至恩選手のプレースタイルを3つの観点から徹底的に解説したいと思います。
この記事を読めば、本間至恩選手のプレーの魅力がわかること請け合いです。ぜひ最後までご覧ください!
※最終更新日:2019年10月6日
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- 選手名:本間至恩(ほんましおん)
- 所属クラブ:アルビレックス新潟(J2)
- 背番号:20
- ポジション:ミッドフィルダー
- 身長:164センチ
- 体重:59キロ
- 利き足:右
高校2年、3年のシーズンには2種登録され、試合出場もありました。今シーズンU-18からトップチームに昇格しています。
開幕当初は、なかなか出番が回って来ませんでしたが、同じ高卒1年目の岡本將成選手が先にスタメンに抜擢されて、少し焦りを感じていたようです。
現在は試合の途中から投入され、流れを変える役目を要求される機会が増えています。
10月5日の鹿児島戦で、初めて先発出場しました。
本間至恩選手のプレースタイル【巧みなドリブル】
本間選手が後半から投入されるのは、もちろん彼のプレーが相手にとって脅威となるからです。
早いターンやシザースなどのフェイントを入れるドリブルは、スタミナが落ちてくる試合終盤には止めるのが難しくなります。
2019年の第34節水戸戦のドリブル突破は、実に効果的でした。
後半ロスタイム、新潟は1-0でリードしていましたが、水戸の反撃もあって、勝ち切れるかまだ怪しいところでした。
4:05辺りからです。
左サイドでボールを受けた本間選手は、ドリブルでゴールに近づきます。またぎのフェイントなどを入れて、細かいステップで1対1を仕掛けました。
突破を許したディフェンダーは、たまらずペナルティエリア内で後ろから倒してしまい、新潟にPKが与えられたのです。
このPKが決まり、さらに加点した新潟が、3-0で勝利。PKの判定が出た瞬間、本間選手が両手でガッツポーズをしたのが印象的でしたね。
本間至恩選手のプレースタイル【ミドルシュート】
本間選手は利き足が右ですが、ほとんどが左のサイドハーフで起用されています。カットインしてからのシュートを期待されてますよね。
公式戦初ゴールも、まさにこの形でした。2018年のJ2第33節金沢戦、当時本間選手はまだ高校生で、2種登録の選手としてベンチ入りしています。
この試合、1-1の場面で後半35分に交代出場し、これがリーグ戦初出場。
アディショナルタイムを1分過ぎた時、ハイボールの競り合いに勝ったカウエ選手から、ペナルティエリア手前の左サイドでパスを受けます。
ここからドリブルで中央へと切れ込み、ペナルティエリアの外からシュート!
これがゴール右隅へと突き刺さり、貴重な決勝点となりました。さらにはJ3降格から免れる、シーズンの中でも大事なゴールとなったのです。
このプレーが翌年のトップチーム昇格につながったのは、言うまでもありませんね。
本間至恩選手のプレースタイル【積極性】
これまで紹介したプレーが発揮できるのも、積極性があるからに他なりません。
ガンガンドリブルを仕掛けて、ドンドンシュートを打っていきます。まだプロになって1年経っていませんが、その積極性は、プロ選手としてふさわしいものですね。
今年の第26節徳島戦も、残り時間少ない場面で出場しました。
すでに3-0で新潟はリードしていましたので、無難に終わらせることもできた場面です。
しかしカウンターのチャンスになり、本間選手は後方から一気にゴール近くまでダッシュ。
右サイドのレオナルド選手からパスを受け、ディフェンスを1枚はがした後、迷うことなくシュートを放ちました。
見事にゴールが決まり、これが本間選手にとってプロ入り後初得点となったのです。
「俺が絶対に決めてやる」という気迫があふれんばかりのプレーでした。こういう見ていて気持ちのいいプレーが期待できて、とてもワクワクしますよね。
本間至恩選手の成績データ
- 新潟U-15→新潟U-18→新潟(2019~)
- 2017、18年新潟2種登録
- J2通算21試合2得点
- ルヴァンカップ5試合0得点
- U-15、U-18元日本代表
(2019年10月5日現在)
徳島戦終了直後のインタビューで、吉永監督が本間選手のプロ入り初ゴールを聞かれて、「まだまだやってくれないと(困る)」
という趣旨のコメントを、DAZNの中継内で出していました。
初ゴールですし、よく頑張ったというようなコメントが出てくると思っていたので、ちょっと厳しいだろとは感じましたね。
しかしこれは、ものすごく期待されている現れだと思い返したものです。
まとめ
今回は、本間至恩選手のプレースタイルとして、
- 巧みなドリブル
- ミドルシュート
- 積極性
を挙げました。
ここまで見ていただけたら、本間選手がいかに「ちっちゃいけど止めるのがやっかい」か、分かっていただけましたよね。
中島選手や乾選手と系列が似ている、とカテゴリー分け出来そうな選手です。
こういう自力で突破できる選手は、ベンチにいても、いつ出場するのか楽しみになります。もっとスタメンで活躍して、もっと高いステージでプレーする本間選手を見たいものですね。
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