今回はブスケツ二世と言われ、スペイン代表の中盤の将来を担うと見られているロドリゴ・エルナンデス選手について紹介していきます。
グアルディオラがその才能を認め、マンチェスターシティが大金払って獲得した大型ボランチについてまとめてみましたので最後までご覧ください。
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ロドリの基本情報
マンC加入のロドリが“スライディングしない”理由「一度、地面に倒れると…」 https://t.co/AJKHtmXWFb #gekisaka pic.twitter.com/ZzUt4mb0OB
— ゲキサカ (@gekisaka) 2019年7月24日
- 選手名:ロドリゴ・エルナンデス
- 所属クラブ:マンチェスターシティ
- 背番号:16
- ポジション:ボランチ
- 身長:191㎝
- 体重:82kg
- 利き足:右
23歳のスペイン人ボランチでマンチェスターシティが今夏85億円の移籍金で獲得しています。
マドリード出身でアトレティコ・マドリードの下部組織で育ち、2013年には「体力の欠如」を理由にアトレティコ・マドリードの下部組織を放出され、ビジャレアルの下部組織に移籍。
ビジャレアルで活躍すると2018年アトレティコ・マドリードが再び獲得。2019年にはマンチェスターシティに移籍しています。
身長は191㎝でポジションはボランチ。センターバックでもプレーできます。
ワンボランチ、ダブルボランチの両方でプレーしますが、個人的にはワンボランチの方が合っていると思いますね。
空中戦、パス、タックル、ブロック、集中力が特徴的。
ロドリのプレースタイル【パス】
それではロドリ選手のプレイ動画を見ていきましょう。
ロドリ選手の最大の特徴がパス。
左右両足を器用に使って中盤の底から確実にボールを前進させて行きます。
展開力があり左右のサイドにボールを散らすシーンが多いですね。
ボールの置き所が体の真下に近いため、相手としてはパスコースが読みにくい、足の裏での切り返しで食いついてきた相手をかわしやすいという利点が生まれますね。
このボールの置き方の弱点はパススピードが出にくいところですが、ロドリ選手の場合はパススピードも早く内転筋が強いこととボールの中心をしっかりと捉えていることがわかります。
またドリブルも得意でパスコース起きられるとドリブルで自分で持ち運ぶことによって相手の守備陣形を引きつけたりずらしておいてからパスを出すので、ロドリ選手のパスを受ける選手は時間とスペースに余裕が生まれるわけですね。
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このあたりがポゼッションサッカーを志向するグアルディオラ監督が評価しているのではないかと思います。
あえて課題を挙げるとすると中央でのボールキープ、
いわゆるタメと呼ばれるプレイがあまり得意ではないので、 縦パスが少ないというところを改善しなければブスケツ選手には近づけないでしょう。
https://www.sofascore.comのデータでは2019年シーズン得点に繋がるパス(キーパス)を1回も出していません。
あくまでも後方でのボール回し役ですが、ここから、チャンスメイク、ラストパスの能力が上がってくるとさらに素晴らしい選手にマンチェスターシティの中盤を10年支えていくような存在となるのではないでしょうか?
ロドリのプレースタイル【守備力】
ロドリ選手は身長も191㎝と高く、昨シーズンの空中戦勝率は80%に上ります。
地上戦のデュエル勝率は64% ということを考えると、地上戦よりも空中戦に分がある選手と言えるでしょう。
空中戦でのバトルが多いプレミアリーグには合っているのではないでしょうか?
逆に体が大きくクイックネスがあまりないのでドリブルを仕掛けられた時に脆さを露呈する時もあります。
またロドリ選手はカウンタープレスがうまく、相手が守備から攻撃に切り替えるタイミングで適切なポジションを取り高い位置でボールを奪い返し、さらに攻撃に転じさせるプレイが得意です。
これらの特徴からブスケツ二世と呼ばれています。
パス成功率が高くポゼッションに貢献しなおかつボールをすぐに奪い返してくれるので踊り前潮が中盤に入ることによって、敵陣でのボールポゼッションが高まることが予想されます。
ロドリのプレースタイル【シュート】
ロドリ選手は、ミドルシュートも非常に得意な選手で右足でも左足でも強烈なシュートを放てます。
これはブスケツ選手にはない特徴で、アタッキングサードに入った時に相手ディフェンダーはシュートコースに入らないといけないので、パスコースが空いてくるという好循環が生まれていますね。
移籍先のマンチェスターシティでは、アトレチコマドリード時代とは違いボールポゼッションが高く攻撃的な試合を展開するチームなので、ミドルシュートの特徴は、これまで以上に生きてくるでしょう。
ロドリの成績情報
トランスファーマーケットドットコムによると市場価値は2016年には50万ユーロ(6000万円)程度でしたが、3年で8000万ユーロ(85億円)に急成長。
https://www.whoscored.com/のデータでは、これまで通算42試合2774分に出場していて、得点3、アシスト1、イエローカード5、レッドカード0、パス成功率は91,4%、3度のマンオブザマッチを受賞しています。
最後に
今回はマンチェスターシティに移籍したロドリ選手について特集しました。
85億円とマンチェスターシティ史上最高の移籍金で移籍し、大きな注目を集める選手。
おそらく34歳のフェルナンジーニョ選手に代わってレギュラーポジションを奪うことが予想されます。
マンチェスターシティにおいてここ数シーズン弱点になっていたポジションだったので、ロドリ選手のパフォーマンス次第ではマンチェスターシティの中で選手本人も大きな飛躍を遂げるでしょう。
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